もうすぐ30歳という年齢は【サーティブルー:理由なくモヤモヤした気持ちになること】という言葉があるように、「これから先の仕事が不安」「わたし結婚できるかな」「なんか思っていた30歳と違う」など漠然とした不安を抱いてしまう年齢でもあります。
不安に駆られると「結婚したら何か変わるかもしれない」「彼氏がいれば」と、気持ちばかりが先走って形になる何かを求めすぎてしまい、「こんなはずじゃなかった……」ということにもなりかねません。とにかく焦りは禁物です。
焦らずに相手を知るための方法として、ランチデートがあります。
デートは仕事が終わった後の夜というイメージが強いですが、結婚相手を探すのであれば、まずはランチデートから始めるのがいいと聞きます。
お酒が入ると気持ちが解放されて、つい勢いで……なんてことにもなりかねないですが、ランチデートなら(男性側も)誘いやすい、警戒心を持たれない、お酒の力を借りずに会話ができる、といったメリットが。また、相手の人間性を見るのにも、昼間の方がいいそうです。
GWには結婚した友人たちに会う機会もあるかもしれません。家族を持った人たちと接していると「私も早く結婚しなくちゃ……」って、焦っちゃダメだと思っても焦りは増します。どんなに仕事がうまくいっていたとしても「私、取り残されているんじゃ……」と不安になってしまう。
アラサー当時、次々と結婚していく友人たちに片っ端から聞いたことがあります。
「どうして結婚したの?」
「なぜ彼だったの?」
素朴にして究極な質問に、こう答えた女性がいました──
「愛情ってね、愛が50%、情が50%だと思っていて……だから100%の好きじゃなくても、50%の愛を感じられたら、残りは一緒に生活していくうえで育てていけると思うんだ」
彼女は、大失恋をした後に出会った人と時間を置かずに結婚したので、思い切って聞いてみたのです。その言葉を聞いたとき、とても正直だなって思いつつも、100%の好きじゃないなら一緒に生きる意味なんてあるの? という疑問もありました。
今、少し分かるようになったのは、多少は成長できたってことでしょうか(笑)。
サーティーブルーとうまく付き合っていくにはどうしたらいいんだろう……と、自身の30歳前後をふり返ってみて思うのは、いろいろ悩んで失敗したからこそ気づけたこと、見えてきたこともある。悩むことで成長できたのではないかと思うのです。
アラフォーになった今も私自身は未婚のお一人さまですが、自分で決めてきた結果なので、後悔はしていません。そう言えるのは、恋愛でも仕事でも自分で決断してきたから。他人任せにしなかったからだと思います。もちろん、これらかも恋はしたいですし、恋人も欲しいですけどね(笑)。