電車やバスなどで移動中、1人でランチを食べるとき、1人バーで飲んでいるとき、仕事の休憩時間などは、スマホをいじっていても全く問題ないと思うんです。
ですが、デートのときも同じようにスマホをいじっているのは、どうなのかなぁと考えてしまいますし、そもそもレストランのテーブルにスマホを置いておくのもNGなのではないかと。
目の前の相手が頻繁にスマホを気にしていたら、「私との会話はつまらないのかな」「もう帰りたいのかな」と、悲しくなってしまいます。
忙しい人だと、大事な仕事の連絡があるかも……という理由も考えられますが、考えてみてください──デートの食事はせいぜい2〜3時間。わずかな時間なのにデートの相手に集中できないとしたら、その人のデート相手に対する気持ちは、その程度だということです。
デートの段階でスマホ以下の扱いであるということは、付き合うことになったとしたら、もっと雑な扱いになる可能性は大きいですし、常にスマホを手にしているのにメールやLINEの返信が遅いとしたら、本気じゃないということになります。
スマホをどう扱っているかによって、その人の誠実さを判断できるというわけです。
実際デートをしてきたなかで、素敵な人だな、紳士だなと思った人たちは、テーブルにスマホを置かなかったですし、たとえ電話がかかってきたとしても「後でかけ直しますから。失礼しました」という対応。ああ、私との時間を大事にしてくれているんだなと、嬉しさを感じますよね。
大人デートのスマホの心得としては──
私は仕事柄、それほど頻繁にメールチェックをしなくてもいい環境にいるので、外出先でメールチェックすることはあっても、メールを送るのは自宅のパソコンからと決めています。
ですが、LINEなどのアプリを仕事の連絡ツールとして使う会社も多く、常に新しい連絡がないかチェックするのが日常=クセになっている人もいます。
先日、仕事が一緒だった女性に「常にスマホをチェックするのって疲れませんか」と聞いたら「気が休まらなくて疲れるけれど、もうクセになってしまって、必要のないときもチェックしてしまうんです……」と、嘆いていました。
デートの心得として──お店に合わせた服装、待ち合わせの時間を守る、食事のマナーに気をつける、感謝の言葉を忘れない……など、アラサー世代には「そんなの言われなくたって分かってるわ!」と言われそうですが、スマホに関しては、あまりにも日常になりすぎて「えっ、それってダメなの?」という人もけっこういるのではないでしょうか。
デート中は鞄からスマホを出さない!それだけで好感度アップですから使わない手はないです!