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結婚せずとも幸せ!おひとりさまの充実人生5選

更新 : 2020.02.16 08:00 / 作成 : 2020.02.16 08:00
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結婚して新居を構えて子供をつくる…そういった人生こそが幸せという価値観も、最近では崩れつつあります。しかし、そうは言っても自分なりに納得できる人生を考えるのもなかなか難しいもの。今回は、1人で生活しながら充実した生き方を送っていると実感している人たちを調査。これまでどのような歩みをたどってきたのか、お聞きしました。
おひとりさまエピソード No.1

仕事さえ満足するものであれば、
正直あとはなんでもいい


インテリア系雑誌のライターをやっています。私はアジア系の家具担当なので、タイやインドの家具店を直接訪ねて撮影したり、職人の方にインタビューしたりしています。高校時代から雑誌の仕事に憧れていたので、この仕事に就けたのは本当に嬉しくて。海外の方と話していると、日本にはないような価値観にも触れられて刺激的です。

ライターって不安定な仕事だし、忙しいときは本当に大変なのですが、この仕事でしか味わえないような貴重な体験があるので続けられているんだと思います。正直、仕事が楽しすぎて、結婚という考えまで頭が回っていなかったという感じです(笑)

もし結婚するとしても、いわゆる一般的な夫婦生活みたいなものは絶対無理でしょうね。1人で何でもやりたくなるタイプなので、誰かの生活に合わせられなさそう。耐えられなくなったら取材と称してどこかへ飛んでいっちゃうでしょうね。

(30代後半女性:ライター)


おひとりさまエピソード No.2

1人暮らし最高!
自分の趣味に全力投球したい


1年前まで交際していた彼女とひどい別れ方をしてからは「もう二度と女とは付き合わねぇ!」という感じです(笑)。ちょうどその頃に広めのアパートに引っ越して、1部屋を完璧な趣味部屋にしています。

サバゲー用のモデルガンやクロスバイク自転車のパーツ、DJ機材、キャンプ用品、釣り道具など…、“漢の趣味”って感じのモノをとにかく揃えていますね。どれだけ好きなものにお金を突っ込んでも誰も文句いわないから最高です。週末は飲み屋で独身の友人たちと一緒に騒いだり、おいしいと評判のレストランに1人で入ったりして過ごしています。

以前はどこへ行くにも何を買うにも彼女に確認されていたのですが、今は束縛のなさが最高です。このまま自由に生きていければ文句なしだと思います。

(30代前半男性:プログラマー)


おひとりさまエピソード No.3

男女関係もコストダウン!
とにかく消費を抑えたい


もともとミニマリストのような質素でつつましく生活することに憧れて、大学時代から古い木造アパートに10年くらい住んでいます。

実は…これまで冷蔵庫やガスコンロなどは購入したことがなくて、ご飯は全部外食かお弁当で済ませています。恥ずかしい話ですけど、照明器具には電球のまわりにアルミホイルを貼って、それで部屋の光量を足しています。おかげで電気料金は最低料金で抑えられています。服もそんなに持っておらず、基本的には着回しばかり…。とにかく無駄なことが嫌いで、消費に振り回されたくないんです。 

こんな暮らし方なので、結婚については考えていません。ドイツにボーイフレンドがいるのですが、彼も私のスタイルを理解してくれているので、お互い干渉はしません。このまま、自分らしく生きていければ、それでいいかなと考えています。

(30代前半女性:翻訳家)


おひとりさまエピソード No.4

なんでも期間限定で
付き合うくらいがちょうどいい


飲食系チェーン店の新店舗立ち上げをサポートする仕事をしていて、全国各地を移動しながら暮らしています。新店舗への滞在期間はおおよそ半年~1年ほどで変わってしまうので、段違いに引っ越しが多いです。

よく職場の同僚たちからは「そんなに異動ばかりでつらくないの?」と聞かれるのですが、仕事は楽しいし、何より学生の頃から引っ越し癖があるというか、定住に向かない性分なので自分に合っていると思います。上層部には温泉地の近くの店をよく異動希望に出してみたり(笑)。

さすがにこの生活だと結婚は難しいでしょうが、住まいを構えても家に帰る機会が少なくなりそうですし…。本音をいうと、1人の女性と深く関わって嫌なところを見つけてしまうよりは、期間限定それなりの距離で付き合うほうが好きですね。その土地ごとのキャバクラのお姉ちゃんたちと仲良くしています。

(40代前半男性:飲食業)


おひとりさまエピソード No.5

大切なのは恋人よりも友人
いつまでも学校のサークルにいたい


毎日のように新宿の某飲み屋街で飲んだくれています。馴染みの店をハシゴしていると、どこかの店には必ず知り合いがいるので、その人たちとくだらない話でずっと盛り上がっているんですよ。飲んでいると1人の寂しさが紛れますし、店にいる人たちも優しい方ばかりなので若輩者の愚痴にも耳を傾けてくれて、日々の疲れも癒やされます。

大学時代も音楽系サークルの友人たちと朝まで飲む日々を続けていました。サークルの部屋で誰かと語り合ったり、ゲームしたりした日々が恋しくて、飲み屋街のお店に通うようになったんでしょうね。この街にはそうやって集まった大人たちがたくさんいるので、飲んでいる間は寂しくないんですよね。

僕にとっては1人だけの恋人よりも、気軽に話し合える友人たちのほうが大切な気がしているんです。多分、結婚なんてしたら、今までの友人関係も全く変わってしまう。それなら、僕は友人を大切にできる今の生活を選びたいですね。

(20代後半男性:公務員)


結婚しない理由はさまざま
重要なのは自分が楽しいかどうか


今回ピックアップした方以外にも、結婚しない理由についてはさまざまな声が寄せられました。振り返ると、趣味や仕事など没頭できる何かにハマっている人ほど、結婚せずとも充実した日々を過ごしているといえそうです。「結婚をするorしないの判断は、ゲームのソロプレイとマルチプレイのどちらが好きかという問いと同じ。僕はソロプレイ派です」といった意見も見られました。

ただ中には「今の生活状況では結婚を考えるのは厳しい」や「同性のパートナーがいるため、現在の制度的に結婚が難しい」といった回答もあり、自分の決断だけではどうにもならない状態にある方も多いことがうかがえました。結婚において「する/しない」の判断も重要ですが、そもそも「できる/できない」という問題に対しても深く考えていく必要がありそうです。

いずれにせよ生き方が多様化している現在、自分の納得できる道は自分で探っていく必要があるといえるでしょう。


ゆりいか
ライター
1989年生まれ、ライター。書籍やネットカルチャー、住まいなどをテーマに記事を書いています。主な執筆に『百合写真集』(一迅社)、『平成まとめクイズ』(永岡書店)『ゆりいかの文学住散歩』(日本住宅新聞)など。また、毎週月曜日に新宿ゴールデン街の文壇バー『月に吠える』でバーテンをしています。