優しい人だと思ったのに…男女のクズエピソード4選
更新 : 2020.04.04 18:00 / 作成 : 2020.04.04 18:00
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「人は見かけによらぬもの」と言いますが、実際、世の中で信じられないような立ち振る舞いをしている人は少なくありません。最初はいい人かもと思って近づいてみると、相手のクズすぎる性格を知ってしまい、関係が決裂してしまうことも。今回はそんな仲良くなってはじめて気づいた、男女のクズすぎるエピソードを紹介します。
目次
「付き合ってるの? 友だちなの?」何もはっきりさせない男「あいつ同伴でもいいからさ?」衝撃的すぎた口説きゼリフ「復讐の仕方が怖すぎるから!」彼女が明かしたドン引きの仕返し「せっかくの誕生日がこれ!?」自分大好き彼氏のプレゼントに激クズとのうまい付き合い方は? 逃げたほうが無難?「付き合ってるの? 友だちなの?」何もはっきりさせない男
大学時代に私が交際していたかもしれない(?)男性の話です。同じゼミに所属していた彼は、とにかく人当たりが良くて、誰とでもすぐに打ち解けてしまう性格でした。話し方も柔らかく、見た目もこざっぱりとしたイケメンだったので、周囲からの評判も良くて。
それで私から交際してほしいと迫ったのですが、「あーそうだったんだね」「気持ちはうれしいよ」とはっきりしない返事ばかり。デートしてくれることもありましたが、その間も妙に関係を濁すというか、絶妙に距離を取られていたんです。「私たち付き合っているんだよね?」と確認しても「一緒にいる時間は楽しいよ」といった具合にはぐらかされてしまって…。結局、私のほうから離れてしまいました。
後から知ったのですが、彼は他の女性に対してもそういった思わせぶりな態度をとっては、仲間内からひんしゅくを買っていたようです。卒業直前には彼が原因で仲の良かったゼミの間にも亀裂が走り、険悪なムードになってしまいました。彼はただ誰にでも優しい自分をアピールしたかっただけなのかもしれませんが、そういう態度って無責任ですよね。
(20代前半女性/事務職)
クズエピソードNo.2
「あいつ同伴でもいいからさ?」衝撃的すぎた口説きゼリフ
3年くらい前の話です。当時付き合っていた彼氏はお酒が好きで、私も一緒に居酒屋で深夜まで飲み明かすような日々を送っていました。ある日、彼氏の友人のS氏を含めてとある小さなバーで飲むことに。S氏とは初対面だったのですが、どことなく優しそうな顔立ちだったし、彼氏とは長年の友人だそうで、私も安心して3人でお酒を楽しんでいたんです。
ところが彼氏がトイレで席を離れた途端「この後もっと仲良くしない?」と、私を誘ってきました。彼と恋人であることが伝わっていなかったのかな? と思って、あらためて関係を伝えてやんわり断ろうとしたんですけど「あいつと同伴でもいいよ? 何なら3人で楽しんじゃおうよ。ね? 何事も経験だと思ってさ」と、とんでもないことを口にしたのです。私は怒っていいやら呆れていいやら分からず、トイレから帰ってきた彼氏にお金だけ渡してその場を去りました。
今思うと、どれだけ肝が据わっている男なんだと笑ってしまいますよね。結局、彼氏とは別の理由で破局したので、S氏とも会うことはなかったですが。ただ、もしあの時、彼氏がノリ気になって、断れないような雰囲気になっていたらと思うと…。いえ、やっぱりあんまり考えたくないですね(笑)
(30代前半女性/学校事務)
クズエピソードNo.3
「復讐の仕方が怖すぎるから!」彼女が明かしたドン引きの仕返し
1年前まで、ごく普通のよく気の利くお嬢さんと付き合っていました。私生活でも特に問題を起こすタイプではなく、むしろ波風を立てないよう、感情をあまり表に出したがらない性格だったように思います。
彼女は一般的な中小企業で会計事務をしていたのですが、古いタイプの会社らしく、事務の女性は男性社員にお茶を入れたり、掃除をしたりと色々気を使わなければならなかったようで…。中でも、特にいけ好かない男性上司がおり、彼の発言には温厚な彼女もイライラしていたそうです。
ある日、彼女から仕事帰りにメールがきました。内容は、その嫌いな上司のお茶に雑巾の絞り汁を入れてやったという衝撃的なもの。他にも、タバコの灰をバレないように机にふりかけたり、上司のマグカップだけわざと洗わなかったりといった嫌がらせをしてウサを晴らしていたことを、サラッと書いてきたのです。
僕は彼女がそんな恐ろしい手を使う人間だった事実にがく然として「それはダメだよ」とキツめの注意文を送ったのですが「何をそんなに怒っているの?」と、気にも留めない様子。「あ、これは僕とは全く違う倫理観なんだな」と思ってしまい、もう話すことはないと、自分としては最短の約半年で、そのままメールで一方的に別れました。
(30代前半男性/デザイナー)
クズエピソードNo.4
「せっかくの誕生日がこれ!?」自分大好き彼氏のプレゼントに激怒
去年はじめて彼氏ができたのですが、彼はちょっと自分のことが好きすぎる人間で…。食事に行くにも、買い物に行くにも、全部自分のことを優先して、全然私の用事に付き合ってくれなかったんです。私がちょっと高価な買い物をしようとしても「それが僕の何になるの?」や「僕ら2人ともが得するものじゃないと嫌だよ」といった説教をしてくる感じで、簡単に言うと超ワガママでした。
それで私の誕生日に彼氏がプレゼントしてきたのが、SM用グッズの数々。しかもほとんどが男性向けで、あくまで自分が気持ちよくなるために購入されたもの…。あまりのプレゼントに怒ったのですが、「いや、お互い得するじゃん」という意味不明な返答だったので、その日で関係を終わらせました。
付き合う前はとてもそんな感じの人とは思わなかったんですけどね…。ちょっと気弱な自己主張しないタイプだと勘違いしていました。多分、相手との距離があるときは遠慮できるのですが、一旦、気を許すと思い切り自分を出してしまうんでしょうね。そこが可愛らしいと思う人もいるかもしれませんが、私は本当にダメでした。
(20代前半女性/学生)
クズとのうまい付き合い方は? 逃げたほうが無難?
この記事の趣旨とは若干ズレますが、「外回りの営業職になったので、仕事と偽ってそのまま帰宅してゲームして過ごしている」や「親にお金をもらって、就活もせずにゲームセンターで遊んでいた」といった自身のクズエピソードを告白してくれた方も見られました。一言でクズといっても、恋愛や仕事、生活などさまざまな場面によって、そのパターンは大きく変わるようです。
実際そういった方々に出会ったときはどうすれば良いのでしょうか? 今回、取材に協力してくれた方に話を聞くと、圧倒的に多かった意見が「距離を置いたほうがいい」というもの。「クズなところが可愛らしく、魅力的に思えることはありますが、自分や周囲に迷惑が及んでいると思ったら縁を切ったほうがいいです。気がつくと自分もクズに染まって人を傷つけたり、人間関係がこじれたりするので」といった意見がありました。
一方で「誰しもクズな一面はあるもの。自分が許せる程度なら許すことも大切」といった声も。相手の振る舞いをどれだけ許容できるかも大事なポイントと言えそうです。あなたは今回のようなクズエピソードを受け入れられますか?
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ゆりいか
ライター
1989年生まれ、ライター。書籍やネットカルチャー、住まいなどをテーマに記事を書いています。主な執筆に『百合写真集』(一迅社)、『平成まとめクイズ』(永岡書店)『ゆりいかの文学住散歩』(日本住宅新聞)など。また、毎週月曜日に新宿ゴールデン街の文壇バー『月に吠える』でバーテンをしています。