看護師になって7年。夜勤も多く、思うように彼と会えないこともあり一緒に住むことに。引っ越し当日、両隣と下の階の住人には挨拶しましたが、上の階の住人には会えずにいたので、基本在宅勤務の彼に挨拶を頼んだんです。仕事から帰ると彼は「挨拶してきたよ。感じの良い女の人だった」と喜々として報告してきました。やけに嬉しそうだな…と思ったけど、その時は好みのタイプだったのかな…くらいの軽い気持ちでいたんです。
ある日彼が「今日って夜勤だよね?」と確認してきました。家事を当番制にしていたのでスケジュールは伝えていたのですが、それから何度も夜勤の確認をしてくる彼。そのたびに「そうだよ」と答えていましたが、その日は勤務変更があったことを伝え忘れていたんです。久しぶりに友達と飲みにいくことにした私は、夜中に突然帰ってきて彼を脅かしてやろうと思っていました。0時過ぎに家に着き玄関の前に立つと、中から彼と女性の声。「あれ?彼の妹が来てるのかな?」と玄関を開けてリビングに入ると、彼と女性の濃厚なイチャイチャが目に飛び込んできました。慌てふためく彼。その横にはなぜか見慣れた顔が…。私と同じ病院に勤める看護師の▲▲でした。話を聞くと私が会えずにいた上の階の女性は▲▲で、私のいない間に彼と会っていたというんです。病院から近いマンションに同僚が住んでいてもおかしくはないけど、同じマンションに住む同僚に彼を寝取られるなんて…。その後彼とは別れることになったけど、▲▲とは病院で会う度に今でも怒りがこみ上げてきます。
(27歳/女性/看護師)
年収1000万円以上の人との結婚を夢見ていた私。足しげく通った婚活パーティーで年収も顔もドンピシャの人に出会い、逃してなるものかと必死で彼好みの女を演じ無事に結婚までこぎつけました。私よりも7歳年上で事業をいくつも抱える彼は、お金は稼ぐけど女関係が激しく疑わしいことがかなりあった。そのたびに私が我慢すればいいだけの話、この生活は捨てられない…と自分に言い聞かせてました。
その日は珍しくドライブにでも行こうと誘ってきた彼。一緒に旅行や食事には行くけど、ドライブにはめったに誘われることはなかったから嬉しくて、精いっぱいめかしこんで助手席に座ったんです。途中、彼がよく行くガソリンスタンドに寄ると、店員が私の顔を見て「今日はどこに行かれるんですか?前は鎌倉の方まで行くって言ってましたよね」と言ってきて、この人は何を言っているんだろう…そう思った矢先、絶望的な思いが頭の中に浮かびました。私と同じ顔で同じ話し方をする人物…。私には双子の妹がいて、同じく金持ちの男が大好き。私の結婚を心底羨んでいたんです。今までの浮気は見て見ぬふりをしてきたけど、さすがに妹が相手なんてありえない…。興信所で彼の身辺を調査してもらい隠し撮りした写真を見せてもらうと、私と同じ顔の女が我が物顔で写っていました。さすがに我慢ができず彼と妹に証拠を突き付けると、二人揃って「出来心だった」と言い放ったんです。お金に目がくらみ色々我慢してきたけど、さすがにこれは許せない。彼からは慰謝料とマンションをもらい離婚。妹とは二度と会いたくないので絶縁しました。やっぱりお金より愛が大事ですね…。
(30歳/女性/家事手伝い)
3年付き合った彼と結婚してすぐに妊娠が発覚し出産。すぐに仕事に復帰したいと思っていましたが、保育所の壁は厚く入所できずにいました。そんな中世界でコロナが蔓延。販売員の私にはあまり関係がなかったけど、会社務めの彼は在宅勤務が可能に。ただ毎日乳幼児を見ながら仕事はできないので、週2回だけベビーシッターを頼むことにしたんです。1時間2500円以上して1日8時間とすると、月に16万円以上かかる。月々の支払やら子供の貯蓄やらでお金がかかる私たち夫婦は、もちろんそんな金額出せません。そこで個人で保育士の資格があるベビーシッターを探すことに。運よく個人でやりはじめたばかりのシッターさんが見つかりました。年齢は30代後半で保育士の資格もある真面目そうな女性。優しそうな方で安心して任せることにしたんです。
ほどなくして、私たちが住む部屋の隣に女性が引っ越してきました。目鼻立ちがハッキリとしたかなりの美人で、挨拶にきたときには旦那は鼻の下をのばしっぱなし。彼女も仕事柄在宅が可能とのことでした。こんな美人が隣の部屋にいて在宅か…変なことにならないよね…と女の勘というか心配で気が気じゃありませんでした。
ある朝、仕事に行こうとエレベーターの前で待っていると、隣の美人さんがゴミ袋を持ってこちらに向かってきました。「おはようございます」滞りなく挨拶を済ませると、彼女は「あ…おはようございます」と何やら気まずそうな感じで挨拶をしてきました。(なんだろう…)変な違和感がありましたが、その日はそのまま仕事に向かったんです。その後も、美人さんと会う度に何やら言いたそうな感じを出してきては、言葉を飲み込んでいました。そんなやり取りが続いたある日、美人さんが「あの…」と話しかけてきました。(嫌な予感がする…)私の中の女の勘がそう訴えてきましたが、平静を装い「何でしょう」と答えたんです。美人さんは意を決して「こんなこと言うのどうかと思ったんですが…、旦那さん…シッターさんと浮気してませんか?」と一言。「はい?」聞き間違いかな、今旦那が浮気してるって言った?しかもシッターさんと? 美人さんとの浮気を疑っていた私は寝耳に水。何が起こっているか訳が分からなくなっていました。
冷静を取り戻し、美人さんに「どういうことが詳しく教えて…」と切り出しました。どうやらベランダで二人の声が聞こえ、そのやりとりがどうやら男女の関係である内容であったと。そういったやりとりが何度か聞こえ、彼女はいてもたってもいられなくなったそうです。あの真面目そうなシッターさんがまさか…。寝室に見つからないようにビデオカメラを置き確認すると…そこには子供の横であられもない姿をする旦那とシッターさんが映っていました。もちろんシッターはクビ。旦那は「一生何でも言うこと聞くから許して欲しい…」と永久下僕宣言。その後私に頭の上がらない旦那は、死に物狂いで働き育児も愚痴を言わずに手伝ってくれました。ただ今回の件で、唯一救われたことがあります。それは、私に告白してくれた隣の美人さんとあの一件後、何でも話し合える友達になれたこと。それだけはまぁ感謝しています。笑。
(33歳/女性/販売員)