手相は見た目で占う相術のひとつで、その方の今の状態がよく現れるため、健康や心の状態をみるのにとても優れています。手のひらのシワは、いわばこれまでの人生の年輪のようなもの。ルーツは3000年から5000年前のインドというのが有力な説で、そこから全世界に広まるようになりました。
左手が先天的な運命(生まれたときに与えられたもの)、右手が後天的な運命(自分が努力して掴んだ運)となり、左手が内面だとすると、右手を外面として読んでいきます。
また、左手は気持ちを表し、右手は行動や結果を表します。両方出ているのが理想ですが、左手よりも右手に出ている方が現実化されやすくなります。左手だけに出ている場合は、その可能性を秘めていると読んでくださいね。
多くの方が気になる人気の「結婚線」。ほかの線はわからなくても、結婚線はわかる!という方も多いのではないでしょうか。
結婚線は、手の側面、小指の付け根から感情線までの間に入る横線のことです。手を握ってみると、よくわかりますね。
大まかな結婚の時期と、結婚の傾向(いい結婚をするか否か)を見ることができます。なお具体的な時期は、生命線や運命線を見ていきます。
本数は結婚の数とも言われ、
2本ある方は2回の結婚もしくは結婚後に恋愛、3本以上の細かい線が多く入っている方は恋多き人生となります。
ただしたくさんの恋愛をしながら、結婚しない可能性も。線が濃い方がその縁が強い、もしくは気持ちが強いでしょう。薄い場合は、結婚の話があってもしないままの場合もあります。
そのため、結婚線は1本だけしっかりと濃く刻まれているのが理想的。濃ければ濃いほど強い絆で結ばれ、最初のお相手と仲睦まじく、一生添い遂げることができるでしょう。
逆に0本の方は、まだ結婚に対する意識が薄い方、結婚願望があまりない方です。ただ、今結婚線が見えないからといって「結婚しない」ということではないので安心してくださいね。
結婚に対して前向きになったり、結婚を考えられる人に出会えたりしたときに、結婚線がすっと出てきたりしますよ。
同様に、複数本入っている方も「この人」という相手に出会えると、その中の1本だけ濃く目立つようになります。
結婚線が上に向かって伸びている方は、結婚した後に運気が向上する証。理想的な伴侶を見つけることができるでしょう。
逆に、下に向かって伸びている場合は要注意。お相手が病気になってしまったり、性の相性が悪かったりと、家庭内に不穏な運気が起きやすくなります。ほかにも、結婚線が二股に分かれていたり、鎖状になったりと、線が乱れている方は結婚後に心が離れてしまう暗示です。
そういった線が出ている方は、結婚前からしっかりとコミュニケーションをとり、相手のことを思いやり、また尊重しあえる関係を築いていかれると良いでしょう。
結婚線が長く伸び、小指の下に縦に入る金運線、または薬指の下に縦に入る太陽線と交わると、玉の輿線となります。交わるのが金運線なら資産の多い方、太陽線なら社会的成功者がお相手ですね。
占い師、占いサロン「NOI CAFE」オーナー、占術講師、占いライター。
外資系企業クリエイティブマネージャーから手相をみる世界一周の旅にでて、プロ占い師となる。現在は旅しながらトーク占いにて月200名以上を鑑定する。