心のデトックスしていますか?
脚や顔がむくんでいるなぁというときは、自分でリンパマッサージをしたりストレッチをしたり、マッサージに行ったりして体内の老廃物を取り除く、そうすると体はものすごく軽くなります。 体と同じように、時には心のデトックスも必要です。
心に溜まった老廃物、どうやって排出していますか?
涙を流すことがデトックスになる
心のデトックスに効果的なのは、泣くこと、涙を流すことだそうです。
涙は涙でも種類があって──
・埃や細菌から目を守るための“基礎分泌の涙”
・玉ねぎを切った時に流れる“反射性の涙”
・感情が高まることで流れる“情動性の涙”
このなかで、心のデトックスができるのは“情動性の涙”。悲しいとき、悔しいとき、感動したときに人は涙を流しますが、どうせ泣くなら感動の涙がいいですよね。
絶対に泣けるMY号泣映画を見つける
泣いてデトックスしたいなというときに、絶対に泣ける映画を用意しておくのもひとつの方法です。
人それぞれ感動ポイントは異なると思いますが、私の“泣ける映画”は──
『マイ・ドッグ・スキップ』
『死ぬまでにしたい10のこと』
『ゴースト/ニューヨークの幻』
『オールウェイズ』
『P.S. アイラヴユー』
『タイタニック』
『アンカーウーマン』
『アルマゲドン』
『チョコレートドーナツ』
『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』
“4回泣ける”と話題の本が映画化
新作映画『コーヒーが冷めないうちに』も泣ける映画です。
主演は有村架純さん。彼女の演じる数(かず)は、従兄と一緒に喫茶店〈フニクリフニクラ〉を切り盛りしています。
レトロな雰囲気のこの喫茶店には都市伝説があり──
店内の【ある席】に座ると自分が望む過去に戻ることができる。ただし、戻れるのはコーヒーをカップに注いでからそのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ……など、いくつもルールがあります。
過去に戻っても現実は変わらない
過去に戻ることで未来が変わってしまうことを描いた映画もありますが、この映画の特徴は、たとえ過去に戻っても現実を変えることができないということです。
それでも、もう一度あの人に会いたい、あの時あの人が何を考えていたのか知りたい、あの人に言えなかったことを伝えたい、その気持ちに心が揺さぶられる。恋人、夫婦、親子、姉妹それぞれのエピソードに共感する。そして涙が流れる──
この映画がデトックス映画としてぴったりなのは、登場人物に自分自身を重ね合わせて泣けることはもちろん、「もしも、あの時に戻ることができたら……」という後悔をどう消化するのか、そのヒントをもらうことができるのです。
映画を見て心のデトックスをしたあとは、〈フニクリフニクラ〉のようなレトロな喫茶店で美味しいコーヒーを飲んでリラックス…という1日を過ごしてみるのもいいですね。
『コーヒーが冷めないうちに』
9月21日(金)公開
監督 塚原あゆ子
出演 有村架純、伊藤健太郎、波瑠、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子 ほか
http://coffee-movie.jp/
ⓒ 2018「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会