【MBTI】16タイプ別!幸せを感じること、苦手なこと
分析家グループ
分析家グループは、直感型(N)と思考型(T)の性格タイプで、合理性、公平性、知的卓越性を持っています。
Ⅼ INTJ(建築家)
◆幸せを感じることINTJにとっての幸せとは、自分の最大の目標を想像し、達成する自由があること。
静寂の中で自分の人生の方向性について考え、分析することが喜びとなり、哲学書を読んだり、一人で戦略ゲームをしたりと、自身の好奇心や興味に火をつけることを好みます。一人で過ごす静かな時間はINTJにとって神聖なものであり、その気持ちを周囲にも尊重してほしいと願っています。
◆苦手なこと
INTJは、社交的でいなければいけない状況が突然発生したり、静かに過ごしていた時間が中断されることほど苦手なことはありません。社交的なイベントにも対応することは可能ですが、事前に十分な情報を得て準備をしたいと考えています。
サプライズの誕生日パーティー、混雑した場所へ行くことを始めとし、詮索、決まり文句、騒音、偽善、他者からのコントロールなどは、全てINTJを快適ゾーンから引きずり出すものとなります。
Ⅼ INTP(論理学者)
◆幸せを感じることINTPにとって幸せとは、自身の心を楽しませ、好奇心をかき立てるような責任感を持つこと。また、仕事やプライベートが忙しくとも、健康的なライフスタイルとのバランスもINTPの幸福には必要な条件となってきます。思考に没頭するあまり、肉体への意識が疎かになりがちなタイプですが、疲労やエネルギー不足に陥りやすいため、定期的に運動することを心がけています。
◆苦手なこと
苦手なのは、論理や理性よりも権威を信頼する人や状況。INTPにとって、肩書きや地位はほとんど意味を持たないものです。例えば、大企業のCEOから何かを学ぶのと同じように、ファストフードのアルバイト店員からも何かを学ぶことができると考えているのです。
また、“私がそう言うんだから正しい”等と言う人には我慢ができません。威圧的な人、無能、器の小さい人、パーソナルスペースを尊重しない人もINTPが苦手とするタイプとなります。
Ⅼ ENTJ(指揮官)
◆幸せを感じることENTJは、自身が掲げた目標を達成した時に満足感と幸福感で満たされます。自分が成⾧し、人間として深みを増したと実感できた時にも幸せを感じるでしょう。とはいえ、成⾧に固執するあまり、今いる環境への感謝を忘れてしまうこともあるので、時には自分が持っている恵みに感謝するために立ち止まることも必要です。
◆苦手なこと
苦手なことは、厚かましく同情してくる人や環境。誰しも辛い思いをしている時は、多少の同情は嬉しいものです。しかし、必要以上に悲しそうな表情をされたり、肩に手を回されたり、自分の気持ちを話すように強要されると、イライラしてしまうのがENTJ。何度も繰り返し気持ちを聞かれるのも、決まり文句で励まされることも苦手です。そのような状況に陥ると、人との接触を避けたり、私生活や感情を詮索してこない相手とだけ過ごしていきたいと強く望んでしまいます。
Ⅼ ENTP(討論者)
◆幸せを感じることENTPにとっての幸せとは、何かの可能性を発見すること。
自身が興味深いと感じた人たちと意見交換をしたり、誰もがつまずいた複雑な問題を徹夜してでも解決しようと取り組むことで、心の境界線が少しずつ広がっていくのを感じ、この上ない充足を覚えます。このような瞬間を経験するには、挑戦する必要があると本能で理解しているため、自分でも思いがけない事柄に挑戦して、自分自身を驚かせることもあるでしょう。
◆苦手なこと
ENTPは理性的がゆえに、誰かが自分の感情から目を避けたり何かをごまかそうとしていることに気づくとイライラしてしまいます。真実が隠されていたり、誰かがENTPとの問題を避けていることを知ると、侮辱されているとも感じてしまうのです。視野の狭さ、限界、同じことの繰り返し、極端な正論、論理の誤り、感情の大幅な揺れ動きもENTPにとっては苦手なものとなります。
外交官グループ
外交官グループは、直感型(N)と感情型(F)で、共感力、外交能力、情熱的な理想主義者のグループです。
Ⅼ INFJ(提唱者)
◆幸せを感じることINFJの幸福は、物事に意味や目的、方向性を見つけることです。しかし、それを見つけるのは難しいとも理解しています。そのため、目的に向かう道へ進む時は、“成功しないかもしれないが、まずは挑戦することで見えてくることもあるはず”と考えます。
INFJは「自分は人と違うから誰にも理解されない」と感じることが多々あります。その思考に陥ると、自分を信じられなくなるので、ありのままの自分を愛する許可を自分に与えることが重要となってくるのです。
◆苦手なこと
INFJには、他人の裏の動機を見抜く才能があります。それゆえに、誰かが「正直さ」を自慢しても、大抵の場合は自分に都合の良い口実を探しているだけだと感じてしまうのです。そして、そのように感じる状況をとても苦手としています。
その他、こだわりが強い人、無作法や威張り散らす人、人を見下す人と関わると極度のストレスを感じてしまうでしょう。
Ⅼ INFP(仲介者)
◆幸せを感じることINFPの幸福は、クリエイティブな企画で自分だけの刻印を押すことにあります。絵を描いたり、ユニークなものを作る等、今までに存在しないものを生みだすことで幸せを感じるのです。
この喜びを芸術的なことに見出すINFPもいれば、料理や教育、起業、あるいは家のリフォームに見出すINFPもいます。充実感を得るためには、創造力と想像力を活用することが不可欠なタイプなのです。
◆苦手なこと
誠実さと共感を非常に重視するINFPは、隠された意図や動機を素早く察知することができるため、賞賛を得るためだけに謙虚さを装う人がいると苛立ちを感じてしまいます。普段は物腰が柔らかいINFPですが、人の注目を集めようとするだけの人を前にすると、驚くほど皮肉っぽい言動をすることもあるでしょう。
その他、自己顕示欲からくる行動、誰かをコントロールしようとする人、マイクロマネジメント等も苦手としています。
Ⅼ ENFJ(主人公)
◆幸せを感じることENFJの幸せとは、人の可能性を見いだし、その可能性を実現させることです。ユニークな能力や才能を持っている人と繋がることで、満足感と充足感を覚えます。
友人とジョギングをしたり、好きな人とコメディ映画を観たりと、人との触れ合いを、幸福度を高める他の活動と組み合わせることも好きなことの一つ。また、インスピレーションを与えてくれる曲を聴いたり、人生に深みを与えてくれる本を読むことでも幸福を感じます。
◆苦手なこと
ENFJは、仕事等で細かい性格の人と接しなければいけない時にイライラしてしまいます。ENFJのことを背後から観察していたり、細かいところを突いて批判をしてくる人にうんざりしてしまうのです。
さらに、ENFJ本人について知ったかぶりの言動をしてくる人はとても苦手。自分勝手、乱暴な言動、心が狭い人、秘密主義な人のこともあまり好きではありません。
L ENFP(運動家)
◆幸せを感じることENFPは、人の期待に縛られずに、チャレンジと新たな発見の機会を自分に与えることが自分を愛することに繋がると考えています。新たな可能性を胸に抱き、自身の信念に触れる時間を持つことに生きがいを感じているのです。
瞑想したり、旅に出かけたり、詩や自伝、ファンタジーの本を読むことも好きなことの一つ。様々な立場の人と話し、いろいろな仕事に挑戦する中で、自分の魂を「満たすもの」と「消耗するもの」に区別していきます。
◆苦手なこと
苦手なのは、ENFPが自身のアイディアや何かの可能性について熱弁している時に、横やりを入れられること。細かいことを気にする人を苦手とし、「でも、そんなことはありえない」「現実を直視した方がいい」といったフレーズはENFPのモチベーションを吹き飛ばしてしまいます。その他にも、反復、執着、相手を馬鹿にしたり攻撃的な言動をする人も苦手としています。
番人グループ
番人グループは、観察型(S)と判断型(J)の性格で、現実的で秩序、安全、安定を重視しています。
Ⅼ ISTJ(管理者)
◆幸せを感じることISTJは、自分が好意を寄せている人たちに頼られることで喜びを感じます。また、図書館でのんびりと本を読んだり、興味のある趣味(ガーデニング、音楽、最新技術等)について学んだりと、自分の興味を探求する時間も充足感を覚えるでしょう。
さらに、十分な休息を取り、健康な体を保つことに加えて、自分らしくいられる親しい友人が1人か2人、傍にいることも幸せの条件に不可欠です。
◆苦手なこと
ISTJは自分の考えを冷静かつ正確に表現できる人を高く評価するタイプのため、会話の中で乱暴で感情的な表現が多い人に対しては、その人の知性を疑う傾向があります。
文法や漢字表現が稚拙な人、地位や名声を得ているのに実力が伴っていないと感じる人が特に苦手なようです。その他、大きな音を立てる人、神経質、見栄っ張り、常識の欠如、おしゃべり、時間にルーズな人もあまり好きではありません。
L ISFJ(擁護者)
◆幸せを感じることISFJは、人生を有意義かつ安定させることに意欲を燃やしています。一貫性と安心感がベースにあるからこそ、自分の考えや活動を追求することができると考えているのです。全てのものが定位置にあり、秩序があり、ルーティンのある平穏な日々を幸せだと感じます。
また、クラシック音楽を聴きながら温かいお茶を飲むことや、日の出とともにヨガをする等、自分の感覚を大切にする時間を持つことも幸福の条件として重要となってくるでしょう。
◆苦手なこと
ISFJは、他人を見下したり、侮辱の言葉をぶつけた後に「冗談に決まってるじゃん!」という言動をする人を苦手としています。冗談めいた侮辱はその人のプライドと意地悪さと臆病さからくるものだと感じて、拒絶反応が出てしまうのです。
また、虚勢を張る人、無神経な人、傲慢な人、威張り散らす人、パーソナルスペースを尊重しない人もあまり好きではありません。
Ⅼ ESTJ(幹部)
◆幸せを感じること人生における規則、仕組み、成功を意識することで、幸せを感じるのがESTJです。目標に向かって日々前進しながらも、生活の細部(金銭、健康管理、家族との生活)まできちんと整えられている状況を好んでいます。
日常的なユーモアや笑いも大切にしているため、大切な友人と過ごしたり、コメディ映画を観たり、というようなリラックスしたひと時は、ESTJにとってとても充実感が高まる時間となるのです。
◆苦手なこと
苦手なのは、重要な仕事の締め切りが迫っているのに、目の前の問題とは無関係なことで人が議論しているような状況。ESTJは、素早く行動を起こし、目標に向かって整然と進むことを好むため、先延ばしをされたり、極端な完璧主義な人がいると不安になります。
その他、愛想のない行動、策略、気まぐれ、神経質、非現実的な人も苦手なタイプと言えるでしょう。
Ⅼ ESFJ(領事)
◆幸せを感じることESFJは、誰かと本音で通じ合えた時に幸福と喜びを感じます。また、生活の中に居場所と時間と規則性があることで安心する傾向があるため、整理整頓された環境や明確なルーティンに加えて、心を満たすひと時を一日の中に組み込むことも重要視しています。
人生にリズムや流れを作り、その過程で他者との調和を好きに味わえる感覚を好んでいるのでしょう。
◆苦手なこと
ESFJは生産性の高い人なので、思いついたことがあったらすぐに実行に向けて計画を練るタイプです。野心的でありながらも地に足のついた感覚を持っているので、口だけで理想を語るような人が周りにいると苛立ちを覚えます。ESFJにとって、何かを信じるということは、目に見える形でそれに貢献することを意味するのです。
その他、いじめ、先延ばし、誤解を招く表現、暗黙のルール、利己主義、矛盾も苦手とするものとなります。
探検家グループ
探検家グループは、観察型(S)と探検型(P)の性格タイプで、自発性、創意工夫、柔軟性があるグループです。
Ⅼ ISTP(巨匠)
◆幸せを感じることISTPは、自分の趣味や興味を自由に追求できる瞬間に幸福を感じます。そのため、“自由を求める自分”を理解してくれる人との関係を好む傾向にあります。他にも、好きな音楽を聴きながらドライブしたり、人々が寝静まった夜に川沿いをジョギングしたりと、一人で自由に過ごす時間を求めています。
とはいえ、親友や恋人と有意義な関係を築くことも嫌いではなく、好きな人が困っている時に手助けをしたりと、具体的な形で誰かの役に立つことができると生きがいを感じるでしょう。
◆苦手なこと
苦手なタイプは「あなたが何を考えているかわかるよ」という関わり方をしてくる人。自分の考えを推測してくる人には、沈黙か、あるいは「違う!」と答えたくなります。なぜなら、ISTPの思考が他人に推測できることはめったにないからです。
その他、無能、非効率、細かい管理、距離感の欠如を感じさせる人、不平不満も苦手なものとなります。
Ⅼ ISFP(冒険家)
◆幸せを感じることISFPは、自分の価値観に従って生きていることを実感したいと願うため、自由と無限の可能性を感じる瞬間に充実感を覚えるでしょう。例えば、金曜の夜に週末の予定が何もなく、自分の行き当たりばったりの欲望や追求ができるような状況が目の前にある時に高揚感に包まれます。
また、ボランティアや自分の感情を芸術的に表現するような、重要な大義のために明確な成果を上げられる事にも意義を感じるでしょう。
◆苦手なこと
誠実さと率直さを重んじるISFPが苦手なことは、権力や影響力のある人物に媚びへつらう人の傍にいる状況。上司の前では笑顔なのに陰では悪口を言っている同僚のように、権力の前でゴマをするような人々はISFPのモラルに反すると強く感じるのです。
その他にも強引な人、厳格さ、締め切り、いじめっ子、傲慢さ、注目を集めたいだけの行動、退屈さも苦手とするものとなります。
Ⅼ ESTP(起業家)
◆幸せを感じることESTPは、しがらみや規則がゆるみ、自由を感じる何かを経験した時に幸せを感じます。自由奔放さやワクワク感、そして行動力を大切にしているESTPは、無計画に電車を乗り継いでどこかに出かけたり、親しい友人たちと突然パーティーを開いたりすることで、自分の人生は価値あるものだという実感を得るのです。
また、山登りのように外で運動し、新鮮な空気で肺を満たすことも充足感を高めることの一つとなります。
◆苦手なこと
ESTPはとても行動的でエネルギッシュな人です。自分の考えを素早くまとめる方法を知っており、要点を迅速につかむことに誇りを持っています。そのため、30秒で説明できることを15分もかけて説明するような人には「要点を言え!」と叫びたくなります。
その他にも否定的な人や、思い込みが強い人、相手をコントロールしようとする人を苦手としています。
Ⅼ ESFP(エンターテイナー)
◆幸せを感じること
ESFPの幸福は、自由に冒険できる環境があること。
人生においての出会いを楽しみ、どんなチャンスも逃さないという熱意を持っているため、思いつきの旅行や真夜中のパンケーキ作り、土砂降りの雨の中のキス等、予期せぬことや、驚くような状況に出くわすと喜びを得るのです。楽しいことが大好きで現実的かつ野心的なタイプでもあります。
◆苦手なこと
ESFPは、最悪のシナリオに思いを馳せている人を見るとイライラしてしまいます。「今楽しめることがあるのに、なぜ明日起こるかどうかもわからないことで悩むのか?」、「問題を防ぐためにできることがあるのに、なぜ問題を口にすることに時間を費やすのか?」と考えるのです。悲観的なことばかり考えるのは時間とエネルギーの無駄遣いと感じます。
その他、堅苦しいルーティンや非現実的な考え、孤立、人通りの多い道の真ん中で歩みを止める人等も苦手としています。
パピヨン麻衣 先生心理カウンセラー。恋愛・キャリア相談・人間関係のエキスパートとして、高い分析力と素早いレスで相談者の心に寄り添う。現実的な解決策、対応策の提案をしており、相談者からもカウンセリング後は「心が楽になった」との高評価を得ている。