2歳年上の夫とは結婚して3年め。つき合ってるときはめちゃくちゃマメでやさしくて、一度もケンカしたことがなかったんです。だから安心して結婚したのに、いざ一緒に暮らし始めた途端にモラハラ化! 時間も約束も守らないし、結婚前は率先してやってくれてた家事もほぼやらなくなったし。おまけに自分が言ったこともすぐ忘れちゃうんです。理由は全部「仕事が忙しいから」。
それでも最初は仕方ないと思っていたんです。でもその残業って9割が飲み会なんですよ。本人はいつも「取引先が~」と言い張ってるけど、ほぼウソでしょうね。だって毎回、先輩や後輩に送り届けられるくらいベロベロに酔ってるから。ガチの取引先と一緒なら、基本的に酔うほど飲まないですよね。相手がアルハラ的な感じだったら話は別ですが、ただの飲み会続きで「忙しい!!」ってドヤられたら本当にやってられませんよ。
何より文句を言えば、私の仕事をバカにしてくるし。なんだかんだでガマンを続けてきたけど、毎回似たようなことでケンカになるからすっかり気持ちが冷めちゃいました。ほら、アイツって忙しいことを理由に自分の言ったことをすぐ忘れるから。
だから今回はすっぱり縁を切れるように、夫の職場の人も巻き込んじゃいました(てへ☆)。覚えてる人が多ければ言い逃れはできないし、何より離婚届をゲットできたので私としては万々歳! その後の彼の立場とか、そーゆーのはもうどうでもいいんで!
まだギリ20代なので、第二の人生を楽しみます! 次こそはちゃんと向き合える人と出会えますように……!!
(N/29歳)
事あるごとに「忙しい」と言い訳するヤツに、仕事のできる人はいません。というのも、本当に仕事ができる人は忙しいことを“できない理由”にしないからです。
仕事に限らず、ある程度大人になって責任のある立場になれば、「忙しい」で投げ出せない物事が増えていく。みんなそれぞれ忙しい中で、仕事や家庭、人間関係をうまく回す努力をしているわけです。だからこそ「自分ばかりが忙しい」と謎の特別感や大変さを大げさにアピールしてくる人ほど、小物感が際立ってしまうというか。
今回のエピソードに登場する「夫」さんは忙しさを言い訳にNさんと向き合うことから逃げているわけですが……。ちょっとした約束を守れない時点で“しごでき感(仕事ができる感)”も信頼性もゼロですよね。
本当に忙しくても、誠実な人は相手へのフォローを欠かしません。もし、「忙しい」という言葉を理由に雑に扱われたら、関係性の見直しを考えることをおすすめします。