こんにちは、食べ台湾のAiwanです。
夏も真っ盛り。暑い日が続き、疲れやすくなったり食欲がなくなったりすると、免疫力も低下し、風邪を引きやすくなるので注意が必要です。
病は気からと昔から言われるように、そんな夏を乗り切るために、視覚でエネルギーを取り込んではいかがでしょうか。
赤色は太陽や炎などの活発なイメージが浮かぶように、アクティブな色です。
視覚から得られる心理効果として、活力向上や食欲増進、アドレナリンを分泌させるというエネルギッシュな色でもあるので、今回は夏を乗り切るために必要なラッキーカラーの「赤色」を取り入れた台湾料理をご紹介致します。
リコピンたっぷりの牛肉麺
台湾の代表的な麺料理として有名なのは牛肉麺です。
一般的な牛肉麺は、醤油をベースに豆板醤など濃い目味付けをされた牛肉を煮込んだスープを使っていますが、女性を中心に人気の高い牛肉麺があります。
それがトマト牛肉麺です。中でもおすすめしたいのが、大きな小麦粉の塊を特殊な包丁で削ぎながら作る刀削麺を使ったもの。
トマトにはリコピンが含まれているため、強い抗酸化力を持ち、活性酸素を抑える成分も入っているので、最強の赤い野菜とも言えます。
トマト牛肉麺のスープには、トマトが豊富に使われていて、一般的な牛肉麺よりもあっさり目。不揃いで歯ごたえのあるモチモチとした刀削麺とトマトベースのスープの相性は抜群です。
紅糟という発酵食材
赤麹にもち米に砂糖などを入れ1ヵ月程発酵させた「紅糟」(ホンザオ)という調味料があります。
紅糟は血中脂肪や血糖値を正常にする働きや肝臓の強化、免疫力の向上など様々な効能がある発酵食材のため、健康に良いとされ、台湾では豚のバラ肉にこの紅糟を擦り込み、さつまいも粉をつけて揚げた紅糟肉(ホンザオロウ)という昔ながらの料理が有名です。
お粥や米粉の麺を出している昔ながらのお店で食べることができ、発酵食品の独特の味がしますが、サクサクとした食感も美味しく、一度この美味しさを知ると病みつきになります。
一部ではありますが、赤い台湾料理をご紹介いたしました。
ラッキーカラーは、自分の「気」を高めてくれる相性の良い開運色です。身につけるだけでなく、視覚から、そして体内にも取り込んで、暑い夏を乗りきっていきましょう。