2/14直前!何処へ行っても“Happy Valentine's Day!!!”の文字とハートマーク♡、テンションの高めのプロモーションだらけで、渡す相手がいないことをチクリチクリと突かれているようで、さすがに少し焦ります。
寝ても覚めても彼のことしか考えられない〜という恋をしていないなぁと、気分は崖っぷち。まあ、恋というより年齢的にとっくに崖っぷちですが……。
リアルな恋にドキッとしなくても、映画でもドラマでも漫画でも、とにかくキュンくらいは反応しないとさすがにやばいなと思っていたとき、キュンときちゃいました!とあるドラマと漫画に──
アラフォー女もハマる!“はじこい”
キュン!とさせてもらったのは、放送中&連載中の『初めて恋をした日に読む話』(=はじこい)です。仕事柄、洋画や海外ドラマばかりで、漫画はドラマ化や映画化で知ることが多く、はじこいもドラマで原作漫画を知り、絶賛ハマり中。
主人公・春見順子役の深田恭子は、同性からみても「深キョン、可愛いな〜」とつぶやいちゃうくらい可愛いですし、横浜流星・中村倫也・永山絢斗!順子に恋をするこの3人の配役もいい!というわけで、ドラマの第1話を見た後に、原作漫画1〜7巻を大人買い!癒されております。
負け続けても頑張る姿が心を打つ!
なぜ、アラフォーの心をも掴むのか。イケメン3人の魅力はもちろんですが、ヒロインの順子の一生懸命さが響くんだと思うんですよね。
入試・就職・婚活、すべてにおいて負けてきたアラサーの塾講師が、ピンク頭の高校生を東大に合格させるために頑張る姿に、なんだか自分自身の報われない努力を重ねちゃって、応援したくなっちゃっている。
そして順子の超絶鈍感なところが、逆に恋愛から遠ざかっている人を刺激しているような気がするのです。どういうことかというと──
傷つきたくないし、臆病になってるけど…
恋愛って、恋愛経験があったとしても、一度遠ざかってしまうとその経験を活かすどころか経験が足枷になってしまうこともあるからです。こんなこと言って嫌われないかなとか、余計なことをあれこれ考えてしまう。もう傷つきたくないって防御するクセもついてしまいます。
恋愛にマニュアルなんてなくて、過去の恋人がこうだったらというのはこじつけだって分かっていても、臆病になってしまう……。
でも、超鈍感な順子に気持ちを伝えようとする3人の男性を見ていると、私も!って、勇気や刺激をもらえるんですよね。
恋の年齢差なんてもう気にしない!
あと年齢問題!年の差なんて関係ないって思っても、うんと年下となるとやっぱり躊躇します。この人のこと好きかもって心が動いても、でも待って、私もうオバサンだし……禁句が頭をよぎってしまいます。
だから高校生の由利匡平(横浜流星)が、順子のことを好きになる、一回り以上年上の女性を好きになる、年齢とか肩書きとかそういうことではなく好きになる、その設定もキュンとしてしまうわけです。そうだよね、年齢は関係ないよねって(高校性はダメですけどね……)。
キュン!とさせてもらったことで、自分自身の恋でもキュンとしたい!って恋のスイッチ入りました(笑)。
恋愛から遠ざかっている人がやるべきことは、とにかくキュン!とすること、トキメクこと。そのトキメキは今回の私のように、ドラマや漫画のキャラクターでもいいと思うんです。キュン!を確かめられさえすれば、きっかけは何でもいい。
ただ、キュンとしただけでそこに留まっているだけでは恋は始まらない、妄想で終わってしまいます。キュンとしたときは心が前向きになっている時ですから、とにかく出会いの場に行かなくては!レッツゴー!