第3回ぱぷりこの勝手に応援所
就職・転職のお悩み

ぱぷりこ

恋愛ブログ『妖怪男ウォッチ』の中の人。妖怪男女にやたら遭遇するアラサー撒き餌女子。女子会では「ぱぷりこは私の占い師☆」という評価を得ることが多い。
Twitter:@papupapuriko。

天高く、筆圧高く、馬肥ゆる秋。こんにちは。寄せられた相談を筆圧高く応援するぱぷりこです。

今回、勝手に応援するのは「就職・転職」のご相談。相談者さんは30代女性のふさちゃんさん。「自分は何を目的として仕事をすればいいのかわからなくなってきた」とのこと。派遣で事務の仕事をしているけれど、職場の空気が悪くて転職を考えているそうです。これから結婚することも考えると派遣のままの方がいいのか、正社員になった方がいいのか?というご相談です。

結婚と切り離して考えられないのが「仕事」ですよね。うんうん。ふさちゃんさんの転職を心の底から応援します。理由は3つ。
・イヤな人間や環境は変わらない
・正社員でも結婚できる
・10年後に仕事が見つかる職業の方がいい

■イヤな人間や環境は変わらない
まず、他人や環境はほとんど変わりません。自分を変えることだって、結構大変ですよね。「ダイエットしなきゃ」「英語を勉強したい」と思っていても、実際に行動してスキルアップするまで、何年もかかると思います。自分でない他人を変えるのは、この100倍以上は難しいと思っていいです

他人を変えることはできないと覚悟を決めると、おのずと自分が変わるか動くかという選択になります。よって、職場の雰囲気が悪いなら、これを変えることはできないので、転職の方がいい。

■「結婚のために派遣のままがいい?」ノーノー
ふさちゃんさんはこうおっしゃっています。
「正社員を目指したいけど、今後に結婚するとなれば(相手はまだいません)派遣で働き続けた方がいいのかなと思って」

ノーノーノー。なぜ派遣の方がいいのでしょうか?ここのロジックが見えません。今や、男性の8割が「結婚後も共働きを希望」する時代(マッチアラーム調査、2014年)。しっかり働いて稼げるアピールは男性に刺さります

また、難易度の問題もあります。「正社員から派遣へ」のキャリアチェンジはいつでもできますが、「派遣から正社員へ」のキャリアチェンジはぐっと難しくなる。とすれば、時間がある独身時代にやっておく方がいいでしょう。

■「人と話す」仕事が、事務職よりオススメな理由
ふさちゃんさんは「しゃべらない仕事はつらい」「営業事務か話せる環境に行きたい」とおっしゃっていますが、この方向性、すごく応援します。
というのも、「事務」はこれから10年で失職する可能性がとても高く、逆に「人と話す仕事」はなくなりにくい、という調査結果があるから。

オックスフォード大学は2014年、「人工知能の発達によってあと10年で消える職業」を発表しました(詳しくは「オックスフォード 人工知能 10年 職業」あたりで調べてみてください)。人工知能はとても性能が高いコンピュータで、今後の10年で爆発的に広まると予想されている技術です。これまで人間が地道にしていたデータ入力などの仕事をあっという間にこなせるため、データ入力や計算などの仕事は人工知能にとって代わられるだろう、と予測されています。残念ながら、ふさちゃんさんが今なさっている事務職は、今後10年でずっと仕事が少なくなるでしょう。

一方で、人工知能は計算は得意ですが、人間とコミュニケーションすることはまだ劣っています。なので、人と話す職業、カウンセラーや教職、人を会話によってサポートする仕事は奪われないだろうと予測が出ています。

な、の、で!ふさちゃんさんが今、仕事を変えて経験を積んでおくことは、今だけでなく、今後10年をサバイブするためにとても重要です!もし「何を目的とすればいいのかわからない」というなら、「10年後に仕事に困らないようなスキルを身につける」なども検討してみてはいかがでしょうか。

■人と話す職場で職場婚もあるかも
人間は、顔を合わせて話す人間に好感度を抱く生き物です。なので、「人と話す」仕事になれば、職場婚もあり得るかも。結婚のうち、30%は職場婚と言われています。ふさちゃんさんは今、結婚を考えているお相手がいないとのことなので、ぜひ「人と話せる職場」でキャリアを磨き、「職場婚」のチャンスも探してみてください!ぱぷりこでした。

参考文献
山田 昌弘、白河桃子『婚活時代』、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2008年。