あっという間に2018年も後半に突入!今年も1年過ぎ去るのが早そうです。
毎日忙しく過ごしていると、改めて日々を振り返る時間もなかなかありませんが、少し立ち止まって確認するのが、今の私に必要な時期らしいのです。
走りっぱなしではなく、少し落ち着いて振り返ってみる。
全てにおいて必要なことですよね。さて、そんな気分も思考も落ち着いたときに、少し刺激を感じてみようと話題のお店に行ってみました。
痺れる辛さがクセになる!札幌の人気店が東京に進出
銀座の中央通りから1本裏手に入ったビルの地下にある175°DENO。
北海道札幌市に本店を構え「札幌で痺れたいならここに行け!」と、言われるほど有名な担担麺専門店。
札幌では、2013年4月にオープンするやいなや人気を博し、食べログ ベストレストラン&ベストランチで2013、2014年と連続で北海道1位に選出されるほど。東京でも、痺れ系担担麺は人気が高まってきていますよね。
目立たないビルの地下にあるので、初めてだと入店するには少し勇気が必要ですが、チャレンジしてみたいと思います!
店内はそれほど広くはないものの、カウンターの他にテーブル席も用意されており、落ち着いた雰囲気です。
平日の19時頃に訪問したのですが、男性客よりも女性のひとり客の方が多かったのは意外でした。私もひとりで訪問したので心強い気分で着席し、担担麺を待つことにします。
「とことんこだわり抜いた担担麺」を求めて、四川省成都をはじめ日本の有名店を食べ歩き、 担担麺に通じる様々な業態の繁盛店で修行した店主オリジナルの担担麺。
辛さだけではなく、痺れる感覚がクセになると評判の担担麺にはこだわり抜かれた秘密があります。
旨さの決め手は自家製辣油
店名の「175°」は、辣油を作る時の温度に由来しています。八角やシナモンなどスパイスの味・香り・風味を2時間かけてじっくりと低温の油移し、175°に達したら唐辛子を加えて仕上げるのだそう。
少しだけ味見してみると、まず感じるのは複雑なスパイスの風味と旨味。そして、後から舌がピリリとする刺激がやって来ます。
この辣油は瓶入りのテイクアウト商品も用意されているので、自宅でも痺れたい!という方は是非どうぞ。
身体にいいことづくめな本場の四川花椒
店主自らが担担麺発祥の四川省成都市近郊の山奥まで出向き、直接買い付けた『四川花椒』。香りも痺れっぷりも市販の山椒とは比べ物にならないそう。
『四川花椒』は、本場中国では高級な漢方薬として使用されているのだとか。
その効能は、
・精神安定
・血圧降下
・消化器官の改善
・ホルモンバランスを整える
・皮膚表面のばい菌抑制
と、思わず「たくさんかけなくっちゃ!」と、つぶやいてしまうほどなのです。
メニューは汁あり、汁なしの担担麺のみ!
担担麺専門店と謳うだけあってメニューは<担担麺汁あり・汁なし>、<黒ごま担担麺汁あり・汁なし>の4種類のみ。
汁あり・汁なしいずれも<シビれない><シビれる><すごくシビれる>の3種類から選択します。
カシューナッツ、パクチー、温泉玉子などのトッピングも用意されており、自分好みの担担麺にすることも可能です。
お店のおすすめは汁あり・汁なし共に<シビれる>ですが、辛いものが苦手な私は<汁なし担担麺シビれない>をオーダーしてみました。
え?辛いものが苦手なのに担担麺?と、思われましたか?
実は今の私には定番の激辛料理がラッキーフードなのです。せっかく辛いものに挑戦するなら、四川料理の定番であり、話題に痺れ系担担麺に挑戦してみようかと!
モチモチ太麺に絡む濃厚なごまダレと辣油の旨味はやみつきになる美味しさ!
一番人気の<汁なし担担麺>は、自家製調味料で炒めたひき肉、香ばしい風味のカシューナッツ、旨味が凝縮された干しエビ、水菜が盛りつけられています。
ごまダレと辣油が乳化すると旨味がアップするので、下の方からよく混ぜてからいただきます。
モチモチとした食感の麺に濃厚なごまダレと辛さの中に旨味を感じる辣油が絡んでクセになる味わい。激辛は苦手な私ですが、ついついもっと辛くしたくなる魅力的な美味しさです。
「もし挑戦できるようであれば」と、お店の方が別添えで用意してくださった『四川花椒』を少しだけ加えてみると・・・一気に華やかな香りが立ち上ります。
『四川花椒』を加えたことで確かに舌にピリリとした痺れを感じますが、不思議と心地よい痺れ方。これはやみつきになってしまいますね。ほんのりと身体の中が熱くなり、外の暑さに負けない気分になってきました。
辛いものがお好きな方は『四川花椒』を30振り振りかける<すごくシビれる>に挑戦されるそうです。
激辛は身体に悪そうなイメージがありましたが、『四川花椒』の効能を拝見する限り<すごくシビれる担担麺>は健康促進できそうですよね。私もいつかは<すごくシビれる>に挑戦してみたいと思います。
まだまだ続く夏の暑さ。
皆さんもラッキーフードをチェックして暑さに負けない楽しい夏を過ごしてくださいね。
【175°DENO担担麺】
住所:東京都 中央区 銀座 2-6-16 銀座第2吉田ビル B1F
営業時間:11:30~22:00
定休日: なし
電話番号:03-6264-4044
https://www.175.co.jp/