charmmy TOP夫婦/家族【育児マンガ】親「無痛分娩はダメ!」無痛で産んでみた体験記

【育児マンガ】親「無痛分娩はダメ!」無痛で産んでみた体験記

わかめです。マリア・マリオと名付けたまりもを飼っています。今回のテーマは無痛分娩について。それでは、はじまりはじまり~

無痛分娩を知ったきっかけ


今から10年程前、わたしはハチミツ屋さんでアルバイトをしていました。そこで知り合ったバイト仲間が結婚し、その後めでたく妊娠。彼女はわたしの人生で初めて身近に訪れた「妊婦さん」になったのです。

今思うと、わたしは“初めての妊婦さん”に特別な尊さを感じていたのかもしれません。彼女がくちにする「◯◯のニオイがつらい」「すっぱいものが食べたい」といった悩みですらなぜかカッコイイ言葉のように聞こえてしまい、わたしもいつか妊娠したら絶対そのセリフを言ってやろう!と変に意気込んでいたほどでした。

そんな彼女が退職する際「無痛分娩にする」と言ったもんだからもう大変!「なにそれ!なんか分かんないけどカッコイイ!」これがわたしが無痛分娩を知ったきっかけであり、決意した最初の理由でもありました。


非難されがちな無痛分娩…


当時はまだあまり知られていなかった無痛分娩ですが、10年経った現在ではメジャーになりつつあるように思います。対応している産院も増えていますし、ネットや書物などで簡単に情報を得ることもできます。

一方で反対意見を耳にすることもしばしば。実際、無痛分娩を決めたわたしに向けられたそのほとんどは

「自分たちも苦しんで産んできたんだから陣痛に耐えるのは当然」
「出産は自然に任せるのが当たり前、それをしないのは甘えだ」

など、“お腹を痛めて産むことが赤ちゃんへの愛情に結び付いている”といった内容でした。

だけどもし、こういった“陣痛信仰”によって妊娠や出産を懸念されてる方がいたとしたら、安心してください! 無痛分娩で産まれてきた娘を、わたしはめちゃくちゃ愛していますから!


無痛分娩のメリットも無視しないで


無痛分娩には陣痛のつらさを緩和する以外にも、さまざまなメリットがあります。

わたしが産院の先生から聞いたのは、母体の身体的な負担が減らせること。それによって陣痛中も赤ちゃんに十分な酸素を送ることができること。また、出産中も意識がはっきりしているので、我が子が出てくる瞬間をこの目でしっかり見ることもできるんです。

そんな無痛分娩の良さを知ることで、出産の選択の幅がもっと広がればいいなと思います。

わかめ
フリーライター/占い師/ストリートミュージシャン
主に子育て関係の記事を書いています。アコーディオンとジプシーギターのユニット「わかめとミュゼット」でも活動中!人前に出るとすぐにお腹が痛くなります。