クソバイス炸裂!?突然の母乳マウンティングに遭遇【子育て漫画】

そして「これ、ツイッターで予習してたやつぅぅ〜〜！」とかなり興奮しました。笑

ちなみに、「クソバイス」というのは、「クソみたいなアドバイス」のことで、イラストエッセイストの犬山紙子さんによって作られた言葉です。

クソバイスは、「早く結婚したほうがいいよ」のように、良かれと思って発言した言葉や持論が、相手にはどうでもいいこと、あるいは、余計なお世話、事情も知らずにと捉われてしまうようなアドバイスを指すそうです。育児界隈、めっちゃこういうの頻発してますよね…。

私はたまたま完全母乳育児だっただけでして（息子が哺乳瓶を嫌がって一度もミルクを飲んでくれなかった。毎晩夜中に起こされてフラフラしてたので、夫にミルク授乳を頼めたらどんなにいいか…と思っていた）、普通に母乳・ミルクどっちも使ってるお母さんや、ミルク育児のお母さんだったらどうなってただろう。突然のことに、「はい、母乳です」って答えちゃって、それからずっとミルク育児をディスられながら心で泣くことになるんだろうか…。

なんて、いろいろと想像してしまって、心がどんよりしました。誰も幸せにしないクソバイス…もはやテロ行為…なんて罪深い…。

その後もクソバイスを食らいそうになったことは幾度となくありますが、その度に役立ったのは「事前に仕入れていたエビデンス」。つまり根拠のあるデータや事実に基づいている育児情報です。これらをお守り代わりにし、科学的なエビデンスと無縁の助言や主観に基づいた口出しは“華麗にスルーする”というのを徹底しておりました。

実父に「何歳まででも母乳をあげるべきだ」と長期の母乳育児をゴリ押しされた時も、「そうやね〜でもWHOはこんな風に言ってるけどね」「母乳育児の知能発達と肥満防止の効果はないって東大の教授が本に書いてたからな〜」などと、やんわりとスルーいたしました。

特に年配の男性は、こういった「権威的なもの」や「数値データ」を提示するとスッとおとなしくなることが多いので、周囲の殿方がやんややんや言うてきた時は「なるほどですね。それについては昨年のハーバード大学の調査で…」などとそれっぽいエビデンスを提示しながらメガネをクイっとすることをおすすめいたします〜( ´ ▽ ` )

とはいえ、世の中がクソバイスだらけということもございません。同時期にスーパーで遭遇した、全く別の体験。あれはなんか良かった…！！

他人に、「絶対に幸せになるよね〜〜うんうん♡♡」って全力肯定されるのって、後からじんわりくるんですよ。すごいポジティブな呪い。その時、心が荒んでたので、なおさら嬉しかったです。

ゆきずりの「マウンティング」にノックアウトされることもあれば

ゆきずりの「温かさ」に癒されることもあるんだなあ…

特にクソバイスって、多分気づかないうちにやっちゃうから、簡単に「する側」にもなりうるんですよね。私自身、気をつけねば…と思いながら、乳児育児中の友人に相談されたら、なるべく新しいデータや信用できる育児情報を連携して、後は本人の選択を尊重するように心がけております。ぜひ己の立ち位置を、あのスーパーの女性に寄せたいものです〜〜！

最後までお読みくださりありがとうございました！