相性占いってなに？種類と根拠を占い師が解説【星座・血液型・姓名判断】

相性占いとは、主にふたりの人間の生まれ持った結びつき、彼らが深く交わったときに起こることについて占うものです。相談者の視点では、男女の関係を築こうとした場合、またはすでにパートナーである場合に、今後うまくいくか、そうでないかということを気にしていることが多いようですね。相性診断ともいい、判断材料はふたりの星座、血液型、姓名などです。

生年月日、または12星座による占いは、全体的にみてもっともポピュラーなものかもしれません。Akari先生は「私たちが使っている暦は、太陽の動きをもとに定められた太陽暦で、私たちの生活には太陽が密接に結びついています。生年月日があれば、生まれたときの太陽、星の位置がすぐにわかりますよね。西洋占星術では、“星の動きが人に影響を与える”と言われているので、星占いで運勢や人間同士の相性が占うことができるのです。天文学は天体と宇宙を研究する学問ですが、科学で証明できない“人にかかわる部分”の領域が、西洋占星術だと言えますね」と言います。

血液型占いも、星座占いに負けず劣らず根強い人気を誇りますよね。蜜花先生は「血液型は、男性、女性という分類と同じようなものだと考えるとわかりやすいでしょう」と教えてくださいました。人の性格はもちろんひとりひとり違いますから、性別（血液型）だけで完全に分類できるものではありません。ただ、男性に共通する気質、女性により多い気質というものは確かにあって、それは生まれ持ったものでもあるし、環境によって形作られていくものでもあります。血液型も同じで、先天的にしろ、後天的にしろ、「〇型の性格の傾向」というものがみられ、それに基づいて相性を占うことができるということでしょう。

名前による占い……姓名判断は、生まれてくる前、芸名をつけるときなど、重要な場面で出会う占いですね。山内堂翠先生は、姓名判断を使った相性占いについて、詳細に説明してくださいました。

占いが好きな人はもちろんのこと、朝の情報番組で12星座占いに触れる程度の人も、相性占いは身近なものですよね。でも意外と知らないその根拠について解説していただきましたが、いかがでしたでしょうか。先生方が端々でおっしゃっているように、生まれ持った相性が良くても、うまくいかないこともあれば、逆もあります。大切な人と改めて向き合うため、人生を豊かにするための、ひとつの判断材料にしてみてくださいね。