体調不良が長引く中、私は心のバランスも崩しはじめてしまいます。
医者に行こうにも気力が起きず、気がつけば夕方になっている…
そんな日々を送っていました。
「寝込んでるわけじゃないし…まだ大丈夫」
医者に行ったら何か病名がついてしまうかもしれない。
そうなったら今よりも、夫婦関係が悪くなってしまうかもしれない…。
そんな風に自分を放っておいた結果、事態は悪い方向へとどんどん転がり落ちていきました。
夜になると、この先が不安で震えと涙が止まらないようになっていました。
そんな状態を隠し切れるわけもなく…ある日、Uに気づかれてしまいます。
しかし、私を見たUは「チッ」と舌打ちをしてまた眠ってしまいました。
張り詰めていた糸がプツリと切れた瞬間でした。
もうこの人とは一緒に生きては行けないと思い…離婚を決意したのです。