自分の殻を破りたくて訪れたクラブ。
しかし案の定、楽しみ方が分からない。そんな私を尻目にAちゃんは即フロアに馴染み、さすがのコミュ力を発揮していました。
そんなAちゃんを眺めながら
「私にもあんな人懐っこさがあれば…」
と、暗い気持ちになってしまい…本末転倒な私。
一旦、バーカウンターに逃げることにしました。
逃げて来たバーカウンターにはKさんが座っていました。
話してみるとKさんはとてもフレンドリーで話しやすく、私は初対面の人に話す内容じゃないことまで口にしていました。
その時にKさんが言った言葉、
「結婚生活って我慢して続けるものかな?」
「時間の長さは関係ないと俺は思うよ?」
それは、私がずっと誰かに言って欲しかった言葉でした。その時に、もっとこの人を知りたい! と思いました。
しかし…
Aちゃんがとんでもないトラブルを持って来たのです。