皆様、お子様は生き物が好きだったりしますか? 我が家の場合、息子がこの春くらいから生き物全般への愛に目覚めまして、やたらめったら育てようとするようになりました。その生き物好きの入り口が「ザリガニ」だったんです。
6月〜7月にかけては、寝ても覚めても「ザリガニ飼いたい…」「ザリガニどこにおるんやろ…」「は〜ザリガニおらんかな…」と呟いており、
挙句「これからは俺のこと、ザリって呼んで?」と言いながら、洗濯物を入れる大きなバケツから顔を覗かせて、両手ピースポーズをしておりました。幼児のあの熱はなんなんでしょうか…こちとら生き物&虫が苦手で出来るだけ避けて生きてきたというのに。子育てというのは、なぜこのような試練が降りかかってくるのであろうか…。
覚悟を決めてザリガニを探し始めるも、全然いない! 本当にどの川にもいやしない!!
「なんで! 私らの子供の頃、男子たちがやたらザリガニ釣ってなかった!?」「獲ってた! 俺獲ってたよ!?」と夫婦で半狂乱になりながら、平成の思い出を頼りに探しておりました。
ママ友、幼稚園の先生方、その辺を歩く見知らぬ小学生にすら聞き込んでリサーチするも、確実にいる場所が分からず。園の懇談会でギャルママが有力情報を教えてくれた時は「やっとフィナーレを迎えるで!」と勝利が見えたかと思ったのに、結局見つかりません…(いやでもほんま、ギャルってええ子ね…)。
「お金や知識ではどうにもできないこと、頑張ってもどうしても無理なこと、そういうことが子育てには確実にあるよね…」っていう話を夫としながら、虚ろな目で市内を練り歩いておりました。
幼少期は何かと生き物と触れ合う機会がありますよね。そういう触れ合い自体は情操教育に良さそうだし、命の大切さを学べるし、いいことよね、ふふふなんて昔は思っていましたが、いざ触れ合うとなると色々と大変…。
(帰宅時ポケットや手中から大量のダンゴムシが出てくるのは幼児あるあるかと)
幼稚園横の水路でゲットしたザリガニをこの夏ずっと育てていましたが、水槽の掃除とか本当に大変でした。
そして実は我が家、この夏は他にもたくさんの虫たちを飼育しておりました。子どもたちが大好きなあの夏の虫。あれは…本当に…親の苦悩を深めましたよね…!!
ということで、またじっくり漫画に描かせていただきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!