口を開けば「再婚だし…」とつぶやく私にN姐さんから愛の鞭が炸裂します。
「そんなことで引き目を感じるなんて何の意味もないことだよ!!」
その言葉は、私に張りついていた再婚の呪縛をバッサリと切りさってくれたのです。それはまるで除霊のようでした…。笑
考えてみれば地元の友人達に祝福されないことが私の幸せに影響することなんて全くなかったのです。
再婚だし、もう二度とウェディングドレスを着ることはないと思っていた私。正直、そんな選択をする資格なんてないとさえ思っていました。
しかしN姐さんが言うように写真に残せば私の両親にも見てもらうことができます。いつか、和解できる日が来たら…。
自分にはないと思っていた選択肢を与えてくれたN姐さんに感謝してもしきれませんでした。