【恋愛心理テスト】どの資格をとる？あなたの恋がはじまるきっかけと恋愛のヒントが詰まった映画が分かる

恋が始まるきっかけは千差万別で、これが正解ですという答えはなくて、だからこそ「こういう始まり方でいいの？」「これって付き合ってるってことなの？」「私たちの関係って何なの？」……と疑問を抱いてしまいます。そして、今回の相談は「体の関係から付き合いが始まってしまう」ことに対して「これでいいの？」というお悩みです。きっかけは千差万別ですから、体の関係から始まるのもひとつのきっかけではありますが、大事なのは、自分の気持ちはどうなのかということ。ワンナイトラブから始まったとしても、そこに「好き」という気持ちが芽生えたのであれば、それは恋の始まりだと思いますが、肉体がもたらす錯覚の場合もあります。というわけで、自分にあった恋の始まり方の傾向を知ることもひとつの方法。まずは心理テストで「恋がはじまるきっかけ」をチェック！

あなたはどれを選びましたか？　さっそく結果を見てみましょう。

深層心理において“資格”は、あなたが自分をアピールする上で武器にしたいと感じるもの、つまり強みにしたいものを意味します。そして挑戦したいという思いは、あなたが自分をどのように勇気づけるかと密接です。そのため、挑戦したい資格によって、あなたの恋がはじまるきっかけが分かるのです。

「事務系」を選んだあなた……相手の父性本能をくすぐって声を掛けられる

「相手の父性本能をくすぐって声を掛けられる」そんなあなたに処方したいのは『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』。年上の人から可愛がれる傾向があるということで、この映画を選んでみました。主人公は、老舗出版エージェンシーで“サリンジャーへの熱烈なファンレターを処理する仕事”を任されたジョアンナ。恋愛とは遠い映画のように見えますが、年上の上司のもとでいかに才能を開花させるかというヒントを得られる、文芸版『プラダを着た悪魔』。自分らしくあることで恋愛も輝くと思うのです！

「IT系」を選んだあなた……相手がかけて欲しい言葉を投げる褒め上手さ

「相手がかけて欲しい言葉を投げる褒め上手さ」そんなあなたに処方したいのは『カモン カモン』。診断結果によると、あなた自身は「聞き上手で褒め上手」ということで、そのスキルをさらに高めるために、聞くこと、耳を傾けることをテーマにした感動作をセレクト。主演はホアキン・フェニックス。ラジオジャーナリストのジョニーは、数日間、9歳の甥ジェシーの面倒を見ることになり、2人が過ごした日々を通して、コミュニケーションとは何か、信頼を得るにはどうすればいいのかを描いています。

「語学系」を選んだあなた……わずかな変化を褒めてグッとさせる

「わずかな変化を褒めてグッとさせる」そんなあなたに処方したいのは、日本映画『恋は光』。恋する女性が光って視える特異な体質ゆえに恋を遠ざけて生きてきた大学生・西条を中心に、幼なじみという立場でもがく人、恋とは何なのかを探求する人、人の彼氏を奪いたくなる人、それぞれの恋を紐解いていくラブストーリーです。語学系を選んだということは、きっと文学にも興味があるはずですし、観察眼に優れているということは、この映画の奥深さを楽しめると思います！

「医療系」を選んだあなた……相手を気遣うことでハートを掴む

「相手を気遣うことでハートを掴む」そんなあなたに処方したいのは『コーダ あいのうた』。この映画は、まさに“相手のことを気遣う”ことを描いた感動作です。家族のなかで1人だけ耳が聞こえる高校生のルビーは、幼い頃から家族の“通訳”となって、家業の漁業も手伝っていました。ある日、彼女の歌の才能に気づいた合唱クラブの顧問から名門音楽大学の受験を勧められ……。家族を想うルビーはどんな選択をするのか、またルビーの選択を家族はどう受け止めるか。本当の思いやりを学べる映画です。

挑戦したい資格によって分かる「恋がはじまるきっかけ」、みなさん結果はいかがでしたか。今回のお題は、体の関係から付き合いが始まることに対してのお悩みでしたが、選んだ4本の映画──『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』『カモン カモン』『恋は光』『コーダ あいのうた』は、必ずしも恋愛映画というわけではなく、むしろ相手を思い遣ることや、信頼できる関係になるための方法などが描かれています。誰かに恋をする、誰かを愛する、それってとても素晴らしいことですが、そこに相手を思いやる気持ちがなくては本物と言えません。自分自身を愛する、自分自身を大切にすることも忘れてほしくないなと思い、この4本を選びました。素敵な恋は、思いやりであふれていると思うのです。

映画セレクト・紹介文／新谷里映（映画コラムニスト）