手相は、紀元前の頃から研究されつづける統計学をもとにした占いです。脳で考えているその人の思考が身体に現れているものが、手相です。
手相を見れば、その人の取扱説明書が書いてあるようなものです。そして、その思考のもと進んでいく未来予測が現れています。
手相は変化するので、あくまでも、その時点での未来予測となります。思考や行動によって変化していくので、いまある運命がすべてだと思わず、常に、自分の進む道を確認するために、手相を確認してください。
左右は、基本的にどちらも見ます。どちらかしか見ないのは、あなたの半分しか見ないということです。
利き手側が、今現在近未来を表します。利き手の反対側が、持って生まれた資質や才能を表します。
左右の手相が同じかどうかで、持って生まれた才能を活かして生きてきたか、後天的な才能を産みだして生きてきたかなど、見比べていくことも出来ます。
(例:右利きの場合は、右手が今現在近未来、左手が持って生まれたもの。
両利きの場合は、両方を見比べながら確認を。どちらかしか見られない場合は、利き手を優先。)
それでは、手相を見ていきましょう。
手のひらの中央を中指の方向に向かってタテに伸びる線が運命線です。この運命線が、知能線あたりから出て感情線を突き抜けて出ていれば、中年期(35~55歳ぐらい)で開運します。
運命線が表すものは、社会の中での自分の存在感や仕事での成功です。
20代で芽が出なくても、35歳以降自分が主役!といった気分で生きていけますよ。
線の濃さは、ブレずに自分を貫ける強さでもあり、濃いほど強い開運となります。
運命線が感情線あたりから出て、中指のつけ根に向って伸びていれば、晩年期(55歳ぐらい〜)で 開運します。
こちらの手相がある方は、大器晩成タイプ。中年期は下積みのような期間、または思うようにやりたいことを出来ないかもしれませんが、55歳以降に目の前が広がるように開運します。
遅咲きと嘆くことなかれ。人生100年時代の後半を充実して過ごすことができます。知識やお金をストックしておくことで、晩年の自由度が大きく広がりますよ。
まずは、手のひらの中央を中指の方向に向かってタテに伸びる運命線があることが前提となります。知能線または感情線より上で、中指方向に伸びている運命線があれば十分です。
その運命線から枝分かれした線が、薬指の方へ伸びていれば、人生後半からさらに開運します。運命線があるだけでも十分開運ですが、さらに幸福度が高くなりますよ。
枝線が、知能線に近い場所から出ていれば中年期から、感情線に近い場所から出ていれば晩年期から、その幸福度を実感できるでしょう。
知能線または感情線のあたりから出ている運命線の先端が、三又に分かれている線をトライデントと言い、素晴らしい開運・幸運のマークとなります。茎の先に咲くお花のようなイメージの線です。
先端だけが小さく三又なので、枝線として大きく長く分かれているものとは異なります。
お花のサイズ感としては5mm以下くらい。若い時に色々と苦労があっても、晩年には幸せで恵まれた人生を送れます。
生命線は流年法という見方で、ある程度の年齢時期を定められます。
線の出だしが0歳、中央あたりで45歳、手首近くで90歳くらい。まず基本の生命線が一本しっかりと出ていることが前提です。その基本の生命線の内側(親指根元側)に並行するもう一本があれば、二重生命線となります。
生命線の中央あたりから手首に向かう下半分で寄り添う線があれば十分です。
この線がある方は、年齢を重ねても体力が衰えるどころか増していき、気力と体力が充実した元気な晩年となります。もちろんその元気のおかげで、やりたいことができる楽しい晩年となりますよ。
感情線の出だしの下に親指を乗せ、その下あたりから、薬指に向って伸びる線になります。思いがけない人との出会いで幸せになるという線です。
感情線を突き抜けるまで伸びていないといけません。晩婚とはいえ、ひょんな出会いからトントン拍子に進み幸せな結婚となります。
これまでに繋がりのあった人間関係の人ではなく、思いがけない出会いになるというのがポイント。人のご縁によりもたらされるものなので、家に居るよりも外へ出て活動することが必要です。
薬指の下に出るタテの線を太陽線と言い、これは幸せ運を表します。
薬指と中指の間で、薬指側に寄って出ている太陽線は、晩年に名声を得ます。幸せ度を計る太陽線が、仕事運を表す運命線の中指寄りに出ることから、幸せの内容が仕事や社会で人気を博すことに特化している状態です。
人気商売や芸術活動などに携わる人にとっては、名を残すことが出来るかもしれません。指の付け根から出発して下に伸びていくほど、結果がついてくる時期が早くなります。
手相は変化していくので、今線がなくても、今を見直して行動することで、未来は変わっていき線が出てきます。
自分の夢や目標、将来のビジョンを常に見定めながら、日々を過ごしてくださいね。