手相とは?
手相は、紀元前の頃から研究されつづける統計学をもとにした占いです。脳で考えているその人の思考が身体に現れているものが、手相です。
手相を見れば、その人の取扱説明書が書いてあるようなものです。そして、その思考のもと進んでいく未来予測が現れています。
手相は変化するので、あくまでも、その時点での未来予測となります。思考や行動によって変化していくので、いまある運命がすべてだと思わず、常に、自分の進む道を確認するために、手相を確認してください。
左右どっちを見たらいいの?
左右は、基本的にどちらも見ます。どちらかしか見ないのは、あなたの半分しか見ないということです。
利き手側が、今現在近未来を表します。利き手の反対側が、持って生まれた資質や才能を表します。
左右の手相が同じかどうかで、持って生まれた才能を活かして生きてきたか、後天的な才能を産みだして生きてきたかなど、見比べていくことも出来ます。
(例:右利きの場合は、右手が今現在近未来、左手が持って生まれたもの。両利きの場合は、両方を見比べながら確認を。どちらかしか見られない場合は、利き手を優先)
出会いが訪れるときに出る手相4選
出会いが間近かどうかを手相で確認するには、日ごろから自分の手相をよくチェックしておくことが必要です。手相は人生の中長期的な縮図を見ることに長けたもの。日々変化していますが、直近のことは、日々の変化を見比べなければ見逃してしまいます。
いつもと濃さが違う、長さが違うなど小さな変化が手のひらの中で起こっていても気づかなければもったいない! なにか違う気がする…と感じたらぜひチェックを! 出会いは、自分の意思とは関係なく起るものであり、手相では無意識の世界を現す左手を重視します(利き手が左の人は逆になります。また、左右にこだわり過ぎず、どちらかに出ていれば前兆とも見れます)。
結婚線がいつもよりも赤みを帯びている
小指の下に出る横向きの線が結婚線です。1本ないし数本あったとしても、どの線でも良いです。いつもよりも赤みを帯びて見える結婚線があれば、出会いが訪れようとしている可能性があります。自分の年齢に適した場所にある結婚線の場合は、より間近なものなるでしょう。また、手のひら全体を見た時に、4大基本線(生命線・知能線・感情線・運命線)よりも結婚線がやたらと目に付く、目立つという場合も、恋人との出会いが近づいているサインと言えます。
金星帯がきれいに現れている
中指と薬指の下に出る半円の線が金星帯と言い、別名モテ線です。人差し指と中指の間から薬指と小指の間を途切れることなくきれいな線で出ている状態が、モテ期絶頂で恋人が現れる可能性が高いです。普段は、〇印の中央部分が欠けていたり途切れているのに、うっすらでも繋がってきているなど変化があれば、前兆です。普段からつながった金星帯がある人は、濃さがいつもよりも濃かったり赤みを帯びているかがサインとなります。
小指側から薬指に向って伸びる太陽線
太陽線の一種ですが、感情線の下に親指の爪の大きさ分を空けたあたりから、薬指の方へ向かう線があれば、それは思いがけない出会いから幸せな結婚をするという出会いの線です。この線のポイントは、現在では想像もできないような思いがけない出会いであること。知らない場所、知らない人、出会うつもりで行動していなかった時に限って出会います。この線が目立つときには、とにかく外へ出て行動範囲は狭めないこと。声を掛けられたらなんでも顔を出してみるなどのフットワークの軽さが大切です。
恋愛線がいつもよりも赤みを帯びている
感情線の周辺から生命線に向けて斜めに伸びる線で、生命線を横切るものになります。感情線を横切っているかどうかは問いません。自分の運命や生活を変える大きな出会いの可能性があります。運命線のあるなしは、恋愛線に関わりませんが、運命線がある人の方が、劇的な変化となる可能性が大きくなります。新たな恋愛の始まりを表すもので、現状恋人がいる場合は、乗り換える可能性もあります。
出会うタイプが分かる手相3選
自分が引き寄せる相手と言うのは、好みの傾向でもあり顕在意識が働いているので、利き手となる右手を重視します(利き手が左の人は逆になります。また、左右にこだわり過ぎず、どちらかに出ていれば参考にします)。
年上と出会うパトロン線
生命線の下で親指の爪の大きさの範囲の中から出発した線が、中指や薬指の方へ向かう線です。太陽線の一種ですが、パトロン線と言われます。年上の異性から好意を向けられ、幸せになるというものです。年上受けしやすいポテンシャルを持った自身に、出会う時期が近づいてくれば、線は目立つようになってきます。
年下と出会う世話好きな感情線
感情線の先端にたくさんの細かい枝分かれが付いている人は、とても世話好きな人です。面倒見がよく、その性格に魅かれ年下男性が近づいてきます。自分自身も頼られることが嬉しく、世話を焼くのが苦ではありません。枝分かれ部分だけでなく、感情線全体が赤みを帯びて濃くなっているかどうかが、出会いが間近かどうかのサインになります。
ステータスの高い人に出会う寵愛(ちょうあい)線
まず、運命線があることが前提となります。その運命線に、手のひらの小指側エリアの月丘から寄り添いにいくようにつながる斜めの線が、寵愛線となります。自分よりも社会的地位が高い人、全く住む世界の違う人、自分自身が関わったこともない業種の人など、なじみのない世界に関わる人となりますが、経済的社会的地位が高いことに変わりはなく、大いなる愛情を受け、大切にされるという寵愛線です。
この先の出会いの回数
出会いの回数は、結婚線の本数になります。人生で用意されている出会いの回数、持って生まれた運命となるので、左手を重視します。利き手になる右手の結婚線の本数は、実際の結婚のチャンスの回数と捉えます(利き手が左の人は逆になります)。ただ、手相の結婚線で見る出会いは、結婚へとつながる可能性のある恋愛と捉えますので、腰を据えてきちんとお付き合いをする回数となります。1ヵ月未満や2~3ヵ月などの突発的なお付き合いや、不倫や体の関係などの回数は含まれないものとお考えください。
恋愛に発展する可能性(濃さ&長さで診断)2選
その出会いが、恋愛に発展する可能性を見るのは、未来を示す右手を重視します(利き手が左の人は逆になります)。
自分の現在の年齢と恋愛線の年齢が一致する
感情線の周辺から生命線を突き抜けて斜めに伸びる恋愛線が、運命線を横切って交わる場所で、出会いのだいたいの年齢を判断できます。その年齢が今の自分の年齢と近いほど、出会いが恋愛に発展する可能性は高いです。運命線の流年法の年齢を目安に確認してください。もちろん、恋愛線自体が赤みを帯びて濃いことも必要です。
濃い結婚線の年齢が一致し、感情線も同様の濃さである
結婚線の位置でだいたいの年齢を判断できます。濃くなっている結婚線が現在の自分の年齢と近いこと。加えて、結婚線と感情線が同じくらい赤みを帯びて濃くなっているなら、その出会いは結婚へとつながる恋愛へと発展する可能性が高いでしょう。
【番外編】元さやにおさまるかも?復縁線
復縁の可能性は、左手を重視します(利き手が左の人は逆になります)。別れたはずの相手とのご縁がいまだに消えずにあるということを確認するので、新しいものや未来を示す右手ではなく、過去の軌跡を見る左手です。前述の恋愛に発展する可能性同様に、左手の恋愛線の年齢が今の年齢に近いかどうか。同時に、濃いめの結婚線の年齢は、だいたい今の年齢にあてはまるかどうか、を確認してください。復縁に限り、左右どちらかにあれば前兆や可能性とは取らず、利き手の反対側であることが必要です。
最後に
手相は日々変化するものです。いつもより濃いかどうか?という判断はなかなか難しいものですが、なにか気になる…という直感は気づきの可能性です。チャンスを逃がさないためにも、日々手を眺めてみてください。薄いけどある、という場合もがっかりせず、あるということはこれから起こる可能性がある。レールは用意されているということです。自分磨きを怠らず、人との関わりに優しさを持っておくことで、新しい出会いはあなたのもとへ舞い込んできます。