世の中には、涙を“結果的”に武器にしてしまう女性と、「ここで泣いておけばOKでしょw」と武器として使いこなしているつもりで男性に萎えられている女性が存在します。この違いは、
彼を責めるために使っているかどうか。男性は女性から責められることがガチで大っ嫌いなんです! これをされてしまうと、どんなに好きでも恋心がシュルシュル〜と鎮火してしまいます。
これからお伝えする感じで涙を流すと、彼を冷めさせてしまっている可能性、特大! やらかしていないか至急ご確認くださいませ!
まずはじめに、彼の気持ちを幻滅させる涙がどんなものかをご紹介します。こんな風に泣かれたら、100年の恋も一気に冷めてしまいますよ!
喧嘩で不利になったらとりあえず泣く!
彼と喧嘩になったとき、自分に不利な流れになったらとりあえず泣いておけばいいと思っているアナタ、それ見透かされていますよー! 彼は“まともに話ができない感情的な子だな……”とアナタのことを内心、小馬鹿にしてしまうかも(自分も感情的に喧嘩していることは棚に上げておいてw)。
罪悪感を刺激するために泣く!
世の中には自分の要求を通すために涙を使う女性が存在します。例えば彼が「月末、同窓会行ってくる」と言ったとき、勝手に不安に陥る。でも口で「行かないでよ!」と言いたくないし、彼が正論で返してくるのが目に見えるので「いいよ……」と言いつつボロボロと泣いて見せる。そして「なんでも……ないの……ううん、ちょっと不安になっただけ……」と彼の罪悪感を刺激し、「だったら行かないよ(何もやましいことないけど)」と言わせるように持っていくのです。自己設定、あくまで我慢強い健気な私なのが厄介……。
どちらも自分本位な涙で、彼の気持ちを全無視。思い通りにさせようとする、こずるい涙ですよね。逆に、彼を惚れさせる、武器になる涙とはこういう涙のことを言います。
これは効く!意図せずに流す自然な涙!
男性は、女性の感動の涙、感激の涙、映画を見ているときの涙、何かに胸を痛めて流す慈悲の涙に「この子、ホントに心がキレイだわ……」と惚れッ惚れします。喧嘩のときに“ワザと”涙を流す女性は嫌いですが、“自然と”流れる涙に対しては嫌悪しません。
男性は心がキレイな女性が大好き。だからこそ、涙を武器にして被害者ポジを取ろうとする女性のことを「ズルくて汚い」と嫌悪するのです。自分が不利な展開(私の方が悪いかも〜)となったら、涙で罪悪感を煽って攻撃するよりも、素直に「ごめんね」と伝えてください。
彼との喧嘩で勝つことよりも、心のキレイさで彼に溺愛されるのが本当の意味で勝ちですよ。彼を責めるための涙なんてやめましょうね。喧嘩に勝って愛に負けますから!
コラム/神崎メリ(恋愛コラムニスト)