「未練」とは「思いの残骸」
忘れられない恋のことを「未練がある」と言ったりします。
「未練」とは去っていった彼に対して遂げられなかった思いが残っていると思われがちですが、実は消化しきれていない自分の気持ちが残っているのです。
消化しきれていない気持ちって何?
彼に対して本当は言いたかったのに言えなかったこと、本当はしたかったのにできなかったことはありませんか? まずはそれが何なのか、自分で理解することが大切です。
彼とお付き合いをする中で我慢したこと、遠慮したこと、勇気がなくてできなかったことに、心当たりがない人の方が少ないと思いますが、出来なかった自分への反省や後悔する必要はありません。自分の気持ちを自分で受け止めるだけでいいのです。
自分の本当の気持ちを受け止める
例えば「私のこと本当に好きなの?」と聞けなかったとか。「あなたが大好き」と伝えられなかったとか。「出会えてよかった」「大切に思っているよ」と言いそびれてしまったとか。
怒りや恨みがあったとしても、その奥に本心の心残りがあると思うのです。
それを相手に伝えられるなら今から伝えてもいいのですが、伝えられない状況にあっても、自分の気持ちをわかってあげるだけで未練は消えていきます。
女の子の柔らかくて繊細な気持ちも自分の一部なので「そうだったんだね」と受け止めてあげましょう。
気持ちは伝えましょう
「男性は追いかけたい性質」「安心させると浮気する」などの“恋愛の常識”に縛られて、安心させないために自分から「好き」と言ってはいけない、なんて思っていませんか? だとしたら、恋愛の常識を気にしてあなたの気持ちは押しつぶされてきたのかもしれません。
自分の気持ちには正直に、好きな人には「好き」と言っていいのです。
好きな人に気持ちを伝えられて嬉しいのは男性も同じです。そして、本気で自分を好きになってくれた人は「かけがえのない存在だ」とあなたの運命の人なら気づくと思いませんか?
もしもあなたに「好き」と言われて逃げていくような人なら、本気であなたと向き合う覚悟のない人。だから、去ってくれてよかったという結論になります。あなたの本当の気持ちを伝えて損することはないのです。
次の恋では勇気を出すことを誓う
自分の気持ちを伝えると、相手がどう受け止めるか? どう思うか?が気になりますよね。でも、伝えてみると、相手がどう思うかは実はどうでもよくて想像している以上に自分が喜ぶことがわかります。
なぜなら、相手に伝えた時点で自分の気持ちを誰よりも優先できていることになるからです。他の誰より自分の気持ちを大事にし、優先できたということは「世界中で一番自分の味方でいる」ということ。それが嬉しくて、自分が喜ぶのです。
そして「自分に正直でいると愛される法則」をご存知ですか?例えば「そんなこともできないの?」と人に責められたとします。
なんでそんなことを言われなければいけないの!と憤るかもしれませんが、実は自分自身が「そんなこともできない自分」を否定していて、いつも心の中で自分を責めていると、相手を通して自分に返ってくるという法則が心理学にあるのです。
自分を責めていると、人からも責められる。自分を否定していると、人からも否定される。では自分を大事にすると、どうなると思いますか?そうです、人からも大事にされるのです。
自分に正直でいるということは、自分の気持ちを大事にすることになります。正直な気持ちを伝える人は人から大事にされ、愛されるようになるのです。次の恋愛では勇気を出して自分の気持ちを伝えてみてください。
どうしても勇気が出せない場合は、恋愛カウンセラーのサポートを受けながらチャレンジするという方法もあります。
同じパターンから抜け出して恋愛を楽しみたいなら、やってみたいけどしてこなかったことにチャレンジしてみましょう。きっと明るい未来へと転換していきますよ。
幸せを諦めないあなたをいつも応援しています。