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アートもシンプルが一番?ニューヨークで出合った前衛アートとは!?

こんにちは、えむふじんです。

今回は旦那のニューヨークのアートな思い出のお話を。
旦那が観た前衛アートは企画展。

常設展では、ピカソやモンドリアンなどの有名な絵画が展示されていたようですが、そちらはあまり覚えてないようです。

これだけ印象に残るってことは、やっぱりすごいアートなのかも!?


映画『バスキア』で知る
エゴイスティックな栄光と孤独の闇

〜あらすじ〜
舞台は1979年のニューヨーク。中流家庭で育ちながらもホームレス生活をしていたバスキアは、スプレーペインティングや音楽などの芸術活動をしながら成功を夢見ていた。

ある日、バスキアはアンディ・ウォーホルを見かけて作品を売り込みにいく。アンディはバスキアの絵を褒め、それがきっかけとなり、美術評論家と知り合いグループ展で成功するなど、画廊からのサポートも受けるようになっていった。

成功を納めると古くからの友人は疎遠になり、成功のきっかけにもなった画廊を裏切ってしまう。さらに、ある記者から「ホームレス生活をしていたのは、貧困層の黒人アーティストというイメージを作りたかったからか?」と言われ強い憤りを感じ、精神的にも不安定になっていきヘロインに溺れていく。孤独感を深めるバスキアはアンディ・ウォーホルとだけを親交を深めるのだった──。


『バスキア』はバスキアの伝記としても面白い映画なのですが、故デヴィッド・ボウイ演じるアンディ・ウォーホルの存在感も注目ポイントです!

強烈なエゴと才能の持ち主であるがゆえに、自ら孤独に陥ってゆくバスキア。彼を真に理解してくれるのは、同じアーティストのアンディ・ウォーホルだけ。彼にとっては救世主も同然だったはずです。

しかし、その唯一無二であるアンディ・ウォーホルも物語の後半で急死してしまい、バスキアは孤独の闇に支配されていくのです。

その後彼がどのような道を歩んだのかは、ぜひ映画で確かめてみてください! バスキアと実際にバンドを組んでいたヴィンセント・ギャロもこの作品に本人役で登場していますよ。

没後30年を記念した映画がこの冬公開


ジャン=ミシェル・バスキアの映画としては、この『バスキア』(1996年)の他にドキュメンタリー映画『バスキアのすべて』(2010年)があります。今年はバスキアの没後30年という事で、『バスキア、10代最後のとき』がこの12月に公開されます!

この秋は、バスキアの孤独と情熱にドップリ浸ってみては?



『バスキア』
監督:ジュリアン・シュナーベル
バスキア(ジェフリー・ライト)
アンディ・ウォーホル(デヴィッド・ボウイ)
上映時間:107分
えむふじん
ライブドア公式ブロガー
映画やゲーム、漫画とアニメが好きな主婦ブロガーです。旦那と3人の子供が居ます。