手相は、紀元前の頃から研究されつづける統計学をもとにした占いです。脳で考えているその人の思考が身体に現れているものが、手相です。
手相を見れば、その人の取扱説明書が書いてあるようなものです。そして、その思考のもと進んでいく未来予測が現れています。
手相は変化するので、あくまでも、その時点での未来予測となります。思考や行動によって変化していくので、いまある運命がすべてだと思わず、常に、自分の進む道を確認するために、手相を確認してください。
左右は、基本的にどちらも見ます。どちらかしか見ないのは、あなたの半分しか見ないということです。利き手側が、今現在近未来を表します。利き手の反対側が、持って生まれた資質や才能を表します。
左右の手相が同じかどうかで、持って生まれた才能を活かして生きてきたか、後天的な才能を産みだして生きてきたかなど、見比べていくこともできます。
(例:右利きの場合は、右手が今現在近未来、左手が持って生まれたもの。両利きの場合は、両方を見比べながら確認を。どちらかしか見られない場合は、利き手を優先)
若いうちは苦労も多いかもしれませんが、この手相がある人は、人生後半にとんでもない幸せが訪れるかも。今回は、人生後半で成功・成長する人の手相10選ご紹介します。
知能線と感情線が一本化して、生命線とひらがらの「て」のような形になる線が、マスカケ線です。マスカケ線は「最後の勝利者」や「天下取りの相」とも呼ばれ、天下人だった徳川家康もマスカケ線だったと言われています。粘り強く物事にあたり、最後に勝利者となった徳川家康からも分かるように、マスカケ線は大器晩成。若い頃の結果が実を結ぶのは、人生の後半に入ってからです。しかし、粘った分、大きな成功を手に入れます。
幸せ運を表す太陽線は、薬指の下に縦に出ます。その太陽線が、薬指のつけ根から下に向かって伸びている状態であれば、人生後半(40歳以降)に成功・成長をとげます。自分の人生が最高だ!幸せだ!と実感できるようになるのが、50代半ばからと人生の後半になりますが、精神的な幸せ、経済的物質的な幸せのどちらも兼ね備えた安定した状態へとなります。
運命線は仕事運だけでなく、生き方そのものを見ることもできます。運命線が強く出ている人は、自分の思いを貫き、思うままに生きている状態です。その運命線が、知能線と感情線の中間からスタートし、中指の根元あたりまで伸びている人は、人生後半40歳以降に成功・成長をとげる人です。
知能線と感情線の間から伸びる運命線と同様に、運命線が感情線の上から中指の根元あたりまで伸びている人は、人生後半の50歳以降で成功・成長をとげる人です。下積み期間は長くなりますが、十分に成熟した精神のもと成功・成長を迎えるので、大きく花開きます。
赤ちゃんの手相は、2・3本くらいの線があるだけで線が少ない手相です。それは産まれたばかりの時は、単純で自分らしく貫ける状態にあるからです。成長に従い自我が育ち、苦労も知り、手相の線は増えていきます。40歳以降で、昔よりもどんどん手相の線が減っていき4大基本線のみの太い線だけが残っていく状態に近づくのは、吉兆です。悩みや障害がなく、思うままの人生へと人生後半で駆け上がっていきます。
生命線が長く、中指からまっすぐ下ろした線よりも張り出している場合、人生後半で成功・成長をとげるでしょう。これは、本来であれば人生後半で衰えてくる体力や生命力が衰えることなくキープされ、パフォーマンスが落ちません。粘り強く物事にチャレンジでき、人よりも長く挑戦できる人生は、より多くのチャンスを手に入れることができます。
生命線の長さの半分より下あたりからスタートして、薬指からまっすぐ下ろした線よりも長い旅行線が出ている場合、人生後半で成功・成長をとげるでしょう。また、その成功は、生まれ育った場所から離れた別の場所や海外などの異国の地の可能性もあります。人生後半になってもあちこち飛び回り、活躍します。
人差し指の下の木星丘(もくせいきゅう)に向かって、感情線がまっすぐ真横に伸びる人は、ひとつのことを貫き通します。頑固さも伴うので、若い時には遠回りをすることもあり苦労しますが、折れることなく貫いてきたことが、人生後半に実を結びます。自らの手で時間をかけて成功・成長するため、喜びはひとしおです。
生命線の内側に沿うように、もう1本の線がある場合、二重生命線となります。その中でも、生命線の長さの半分より下の部分がしっかりと二重になっているとより良いですね。体力・生命力が人の倍あり、人生後半になっても衰えることなく、パフォーマンスが発揮されます。人生の後半にこそ、精力的になり、カリスマ的存在となるでしょう。
知能線が二重にある人は、人の二倍の知性を持ち、変化を楽しみ同時にいくつものことをこなせる多才な人です。休むことを知らず忙しく活動する有能な人で、その能力は人生後半になっても衰えません。経験を積んだ人生後半にこそ、独立開業や起業で実力を発揮できるでしょう。