風水において鏡には様々な役割が与えられています。
その中でも、今回は悪い気を跳ね返す力と自分自身の状態を確認することで運気改善を図ることを目的として、鏡についてお話させていただきます。
跳ね返す力、邪気を払う力で運気を上げながら、鏡に映る自分の運気を見つめていきましょう。
鏡にも様々な形がありますが、風水において特に吉とされているのが、八角鏡になります。
中華街や昔の香港映画などでもよく見かけるあの形の鏡です。東洋占術における八卦の思想とも相まって、その形が重宝されているのです。
鏡を置く際の注意点としては、斜めにならないよう真っ直ぐに置くこと。また、置き場所によっては窓の外を映さないようにしたり、水滴や湿気が強いところでは曇らせないようにしたりと、工夫も必要になります。
金運を司る方角は西です。リビングの西側の壁に鏡を吊り下げてみたり、西側の出窓から内側に向けて立てて置いたりなど、西側から内側に向かって気を強くしていく流れを作り出していきましょう。
鏡を外に向けてしまうと、良い運気を跳ね返してしまうので注意してくださいね。また、玄関から入ってきて左側の壁に鏡をかけることも金運アップに繋がると言われています。
恋愛運アップかつ対人関係を円滑にしたいのなら、メイク用の鏡は円形や八角形を選ぶことをおすすめします。
そして注意してほしいのが、洗面所ではメイクをしないこと。洗面所はメイクを落とす場所、外から持ってきた悪い気を落とす場所となるため、メイクをする際は自室などの部屋で行ってあげてください。
また、浴室の鏡が曇っているのもNGです。恋人・夫婦関係に悪い影響を及ぼしてしまうので、こまめに掃除をして浴室の鏡は輝かせていきましょう!
全体的に運気を下げないようにするためには、家の中の図面上や間取りの上で凸凹になっている場所に鏡をかけておくこと。
風水ではその部分のことを「欠け」と言っているのですが、ご自宅によっては間取り上、どうしてもいびつになる部分が発生してしまうのです。そしてそこに悪い気が溜まり、さらに悪い気を呼び寄せてしまうという考えが風水にはあります。そういった場所を浄化、安定させることで全体運を相対的に向上させていくことができるので、ぜひ一度チェックしてみてください。