ハロウィンが終わり、次のイベントはクリスマス!いつにも増してワクワクするシーズンの到来です!
楽しみなイベントが多い反面、少し改まった贈り物を用意する機会も増える時期でもありますよね。そんなときに頼りになるのは、やはり代々続く老舗の和菓子!
今回は、3年がかりのリニューアルを終えた<とらや赤坂店>をご紹介します。
居心地の良さを第一に考えた新店舗
2018年10月1日にリニューアルオープンした<とらや赤坂店>。
お客様の居心地の良さを第一に考えたという新店舗は、全面の窓ガラスから自然光がふんだんに差し込み、吉野の檜を使った温かみのある空間になっています。
1階には受付、2階は売場、3階は茶寮。そして、地下にはギャラリーも。
どのフロアも、モダンでありながら自然の癒しを感じる佇まいで、伝統的な技法と現代的なデザインが素敵です。
美術館のような広々とした売場
私が特に注目したのは、2階の売場。
まるで和菓子の美術館のよう!
広々とした空間に、羊羹や最中などの定番商品から、その方だけの特別なお菓子を承るオートクチュール品のコーナーなど、さまざまなお菓子が並んでいます。
赤坂店限定のギフトラッピング
<とらや>といえば、『ようかん』。
国内の厳選素材で作られた羊羹は、しっかりした甘さでありながら潔い後味が特徴。お茶だけではなくコーヒーにもよく合うので、ご年配の方にはもちろん、若い方への贈り物にもおすすめです。
特に気軽な贈り物として人気の高い『小形羊羹5本入』は、とらやを代表的する羊羹『夜の梅』や、紅茶やクローバーハチミツを使用した羊羹がセットになっており、今までにない羊羹の美味しさに出合えます。
赤坂店限定で、5種類の水引を添えた『おこのみ包み』も用意されています。リボンラッピングとは一味違うかわいらしい演出は、手土産にも喜ばれそう。
目にも楽しい限定品
ギフトラッピング以外にも、赤坂店では限定商品が用意されています。
屋号の虎にちなんだ特製羊羹の『千里の風』は、黄色く色付けされた白あんの羊羹と、こし餡を使用した黒い羊羹を手作業で虎斑(とらふ)模様に作り上げたもの。
味だけではなく見た目も楽しい一品です。
季節商品にも限定パッケージが
その年に採れる新栗のみを使用した小形羊羹『新栗』は、裏ごしした新栗と白あんを混ぜて作られた羊羹。素朴な栗の香りとまろやかな甘さが味わえる一品です。
赤坂店では、リニューアルを記念して店舗設計を手掛けた建築家・内藤廣氏のイラスト入りパッケージが販売されています。
小型サイズの羊羹はひとりでも食べ切りやすい大きさなので、贈り物として購入する前に、自分で美味しさを確認してもいいですね。
地下のギャラリーでは、12月30日(日)まで『とらやの羊羹のデザイン展』が開催されています。
大正7年の菓子見本帳に描かれた約450点に及ぶ羊羹デザイン画と羊羹づくりの原材料や道具などが展示され、とても見応えのある内容になっています。
私も実際に見たのですが、モダンな羊羹のデザインには驚きました!ぜひ地下のギャラリーにも足を運んでみて下さいね。
【とらや赤坂店】
住所:東京都港区赤坂4-9-22
営業時間:
売場 8:30〜19:00(平日)、 9:30〜18:00(土日祝)
茶寮 11:00〜18:30(平日)、 11:00〜17:30(土日祝)
ギャラリー:10:00〜17:30
定休日:毎月6日