どこへ行ってもクリスマスを感じさせるこの季節。恋人と、友だちと、家族と……過ごし方はそれぞれですが、予定が決まっていないと、何だかひとり置いてきぼりな気分になって、あれこれ予定を立てようとしがちです(私もその1人……)。
でも、そんな時こそ自分を磨くチャンス!
無理して出会いを求めて街に繰り出すのもいいですが、前向きになれる映画を見てエネルギーをチャージするのはどうでしょう。
女子力アップの映画の常連『プラダを着た悪魔』のような作品は敢えて外してみました。
夢に向かって頑張りたい人はこの映画
『コヨーテ・アグリー』
ソングライターになるためにニューヨークへやって来たヴァイオレットは、とある出会いからコヨーテ・アグリーというクラブ・バーで働くことに。そこには弁護士やモデル、女優になる夢を持った女性たちが働いていた。格好いい女性たちに惚れます!
『ヘアスプレー』
ダンスとお洒落が大好きな、ぽっちゃり体型のトレイシーが「人気ダンス番組に出て憧れのダンサーと踊る!」という夢に向かう姿を描いたハイテンションなミュージカル映画。どんな夢を持つのも自由、自分らしく頑張るヒロインに元気をもらいます。
女性らしさを習得したい人はこの映画
『麗しのサブリナ』
大富豪の兄弟とその家の運転手の娘サブリナ、恋の三角関係を描いたロマンチックコメディー。『ローマの休日』と並ぶオードリー・ヘプバーンの代表作です。こんな淑女になりたいとうっとりしてしまうサブリナの立ち居振る舞いに、刺激を受けること間違いナシ。
『デンジャラス・ビューティー』
地味な女子が実は美人だった!という王道の変身もの。服装も髪もメイクもまったく気にしない、女子力ゼロのFBI捜査官グレイシーが、捜査でミス・アメリカ・コンテストに潜入することになり、女性として磨かれていくコメディです。
人生を見つめ直したい人はこの映画
『私がクマにキレた理由』
大学を卒業したものの、自分はどんな人間でどんな仕事をしたいのか将来がまったく見えないアニーは、偶然出会ったセレブの勘違いからベビーシッターに! そこからアニーが学んだことは……。スカーレット・ヨハンソン主演作。
『ホリデイ』
男に傷つけられ仕事に疲れ、休暇が必要だと感じたロサンゼルス在住のアマンダとロンドン郊外に住むアイリスは、ホーム・エクスチェンジを使って2週間お互いの家を交換して過ごすことにします。キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック共演。
仕事を頑張りたい人はこの映画
『ドリーム』
1961年、NASAのロケットの打ち上げの背景には天才的な女性数学者がいた! 女性だから、黒人だから……という理不尽な周りの対応に屈することなく、仕事と家庭を両立させ夢を追い続けた女性たちの姿に感動! 実話をもとにしたサクセスストーリー。
『エリン・ブロコビッチ』
巨大企業を相手に集団訴訟を起こし勝利したエリン・ブロコビッチの物語。これも実話です。ジュリア・ロバーツの演じるエリンは3人の子供を育てるシングルマザー。資格もキャリアもないけれど、熱意と粘り強さで環境汚染の実態を暴いていきます。
今回は、むやみに彼氏をつくるより自分磨き! おひとりさまのクリスマスを有意義に過ごそう! ということで、悩みながらも逞しく生きているヒロインの映画をピックアップしてみました。どれも「私も頑張ろう!」「私もこんな女性になりたい!」と思える、元気をもらえる映画ばかりです。
この映画、見たことある〜という場合でも、2回目だからこその発見があったり、見るときの年齢が違えば感じ方も違うはずです。暇だなぁ、何しようかなぁ……というときに思い出してみてください。