1人で食事をする、1人で飲みに行く、それってそんなに寂しいこと?
今回のコラムテーマが「出逢いのチャンスがグッとアップ!週末おひとり飲み」だったので、「女性」「ひとり」「食事」のキーワードで検索してみました。
私自身は1人でご飯もお酒も平気なタイプなので、このキーワードで検索することは今までなかった(と思う)のですが……
女性1人で食事に世間が抱いているのは、「寂しい」「恥ずかしい」というマイナス的意見から、「優雅」「格好いい」というプラス的意見までいろいろ。
1人時間って実はすごく贅沢な時間
食事は、誰かと食べると美味しいというのは分かりますし、その通りだと思います。
ですが、親元を離れてひとり暮らしをするようになれば、自炊をして1人で食事をするのは当たり前。なのに、どうして外食となると問題視されるのか不思議です。
ビールのCMで満島ひかりさんが“ひとり焼肉”をしていたり、漫画の「ワカコ酒」がドラマ化されたり、「孤独のグルメ」の松重豊さんの食べっぷりが素敵すぎて、1人で味わうって贅沢な時間だなぁなと憧れたり……ひとり時間を大切にできることは豊かなことです。
周りの目なんて気にしなくていい!
でも、思い返してみると最初は抵抗があったように思います。
カフェやファーストフード、ファミレス、洋食屋は全然平気だけれど、ラーメン屋とか牛丼屋のような、どこかサラリーマンの聖地的なジャンルは踏み込めずにいました(今はぜんぜん平気)。
心のどこかで、寂しい女って思われたらどうしよう、周りの目が気になっていのかもしれません。
ある時、友人と餃子を食べに行ったときのことです。女性がひとり颯爽と入ってきて、ササッと注文して、美味しそうに餃子を食べて帰っていきました。それを見て、何て格好いいんだろうと。
バーのカウンターにある出会い
男性の意見としては、女性のおひとりさまについて、ここまではOK、これ以上はNGというような何とも曖昧なラインもあるようです。1人でバーに飲みに行くと言うと驚く男性もいます。
さて本題です。週末のひとり飲みには出会いのチャンスはあるのかどうか──。
もちろん、あります。私が1人で飲みに行く理由は、その日の偶然を楽しみたいというのもひとつ。行き慣れたバーでも、初めて訪れるバーでも、カウンターには1人で飲みに来ている人たちがいて。そこで自然と始まる会話が好き。
最初の一歩を踏み出して1人デビュー
恋が芽生えることもあれば、ただその時に上がった話題について話しているだけのことも。でも、その日、その時間に、その店で出会うという小さな運命にドキドキするって、とてもロマンチックです。
ひとり飲みには興味あるけど勇気がないという人は、一度、友だちでも彼氏でも同僚でもいいので、誰かと一緒に行って、1人でも来られそうなお店を探してみるのはどうでしょう。
また、気になる男性がいたとしたら、ひとり飲みに興味があるんだけれど、いいお店知りませんかとか聞いてみるのも会話のきっかけになります。
興味があるならとにかく行動あるのみです!
Q.どんな服装で行けばいい?
A.そこまで気にしなくてOKです
Q.何を注文したらいい?
A.分からなければマスターにオススメを聞きましょう
Q.1人だと手持ち無沙汰にならない?
A.たまには、ぼうっとしてみるのもいいものです。カウンターの後ろに並ぶグラスやお酒の種類を眺めて、気になるお酒があったら聞いてみるなど、分からないことがあったら聞いてみる、会話のきっかけにもなります。