こんにちは。えむふじんです。
今回は映画『インターステラー』を観て“伝えること”の大切さを感じたので、小学四年生の娘えむこと、その友達ねねこちゃんのラブレター話をお送りします。
喜んでもらえたかどうかは分からなかったそうです。笑。
天才クリストファー・ノーランが描く
時空を超えた家族との絆
~あらすじ~
“近未来。地球規模の異常気象により植物は枯死し、人類は滅亡の危機に晒されていた。
元宇宙飛行士クーパーは、義父と15歳の息子トム、10歳の娘マーフとともにトウモロコシ農場を営んでいる。
マーフは自分の部屋の本棚から本が勝手に落ちる現象を幽霊のせいだと信じていたが、ある日クーパーはそれが何者かによる重力波を使った二進数のメッセージではないかと気付く──。”
クリストファー・ノーラン監督作で、私がすぐに思い出せるものといえば『メメント』『インセプション』。
どちらの作品も「時」と「愛」の扱い方の面白い映画でした。
記憶障害の男の復讐劇『メメント』は、物語の終わりから描くことによって「物語が何故このような結末を迎えたのか」を主役の視点で体感できましたし、『インセプション』では夢の世界と現実世界の時の流れの違いを利用し、それらを同時に描くことで、現実と夢の境を曖昧にした傑作でした。
両作品とも、「愛」に囚われた男性の話と言えます。
今回ご紹介する『インターステラー』も、先に挙げた二作と同じように「時空」と「家族愛」がテーマの映画。
絶滅へのカウントダウンが始まっている地球から人類を移住させるため、太陽系外へ人類の新天地を求め惑星探査へ行く元宇宙飛行士のクーパー。
重力や宇宙船の移動速度の関係で、地球にいる人類とクーパーの時間差はどんどん広がり続けます。
例えば数時間のミッションでも、地球では23年もの時間が経過──。
過酷なミッションをこなしていく中、地球に残してきたクーパーの息子トムと娘のマーフとの年齢は、どんどん自分の年齢に近づいてきます。
新天地を見つけるために残酷な選択を迫られるクーパーと仲間のクルー。そして父クーパーが何十年も地球に帰還しないことに疲弊し、彼の帰還を絶望視する家族と人類…。
『インターステラー』の上映時間は169分にも及び、前半部分はやや退屈です。相対性理論からくる重力や時の早さの違いが生まれる概念など、物語の理解も簡単ではないと思います。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、できれば一度観た後にもう一度観て欲しい作品です。前半部分も違って見えてくるはず。
天才クリストファー・ノーランが描く、時空を超えた家族の結末をぜひご自身の目で確かめてみてください。
きっと、深い感動を覚えるはずですよ!
インターステラー
上映時間:169分
監督:クリストファー・ノーラン
クーパー(マシュー・マコノヒー)
アメリア(アン・ハサウェイ)
マーフ(ジェシカ・チャステイン)