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彼を好きになった頃のことを思い出せてくれる!クラシック恋愛映画5選

喧嘩するほど仲がいいといっても、できることなら喧嘩せずに恋人との仲を深めていきたいものです。

どんなに好きな相手でも、通じ合っていると思っていても、意見が違うことだってあるし、仕事でイヤなことがあってつい八つ当たりしてしまうことだってある。些細なことが大きな喧嘩になってしまうことだって……。

以前、結婚生活30年にもなるのに一度も大きな喧嘩をしたことがない!というご夫婦に「夫婦円満の秘訣は何ですか?」って聞いたら、旦那さんからこんな答えが返ってきました。



愛する人と大喧嘩をしない秘訣って?

「どんな理由であっても自分が折れる、僕が先に謝ることにしているんだ」

相手に原因があったとしてもこちらから謝るって、なんだか理不尽な気がする……と思ってしまった私はまだまだお子ちゃまで、彼の言う「先に謝る」とは、こちらから仲直りのきっかけを作るということ。喧嘩になる前に手を打つということです。

いったん喧嘩を始めてしまうと、引くに引けなくて悪化していくものですが、たしかに相手が歩み寄って来てくれたら、私も悪かったのに……ってなる。ステキな旦那さんだなーと思いました。



大切なのは時間を置いて話し合うこと

2人のルールを決めておくのもひとつです。

過去に“喧嘩は翌日まで持ち越さない”というルールを決めたこともありますが、時間を置いただけでは解決しない、何が原因だったのかを2人それぞれが考えないと、また同じことを繰り返してしまいます。

これは海外の心理学者がコメントしている記事を読んで学んだことですが、喧嘩になりそうになったら少し時間を置いて、数時間後に話し合うのが効果的というものでした。時間を置くことで感情が落ち着き、自分の気持ちを整理できるからだそうです。



ピュアな恋愛映画で「好き」を再確認!

仲直りをした後は、2人の関係をより良いものにするために、純粋な気持ちを取り戻す=その人を好きになったときの気持ちを思い出して、再確認することも効果的なのではないかと思うんです。

2人で初めて一緒に見た思い出の映画を見て、当時の感情を引き出すのもいいですし、ピュアなラブロマンスが描かれている映画もいい。

ただ、そういう時の作品選びはけっこう大切で……相手への想いを再確認したいのに、裏切りとか復讐とかが描かれたラブストーリーは選びたくないですよね。



クラシック恋愛映画の良さって?

というわけで、初々しい恋愛にして大人顔負けの本気の恋愛が描かれた映画を5本ピックアップしました!

『小さな恋のメロディ』(’71)
『ある愛の詩』(’70)
『ロミオとジュリエット』(’68)
『リトル・ロマンス』(’79)
『フレンズ ポールとミシェル』(’71)

どれも1960年代〜70年代に作られたものですが、名作と言われる映画は時代を経ても色褪せないもの。たとえば『フレンズ ポールとミシェル』は14歳の少女と15歳の少年のピュアな恋愛物語ですが、なんとその恋愛には妊娠と出産も含まれています。



恋愛映画におけるクラシック映画の良さって、今のように携帯やネットで簡単に連絡が取れない時代の恋愛だからこそ、どうやって想いを伝えるか、一緒にいる時間がどれだけ大切か、より強く伝わってくると思っていて。

たまにはこういうクラシック映画で愛について考えてみる、語り合ってみるのはいかがでしょう。
新谷里映
映画ライター、コラムニスト
雑誌編集者を経て現在はフリーの映画ライター、コラムニスト。雑誌・ウェブ・TV・ラジオ、各メディアで映画の紹介をするほか、コラムの執筆、映画のオフィシャルライター、トークイベントのMCなど幅広く活躍。