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映画『グリーンブック』で思い出す、自転車一人旅と闇の衝撃!?

こんにちは、えむふじんです。おじさん二人の旅物語を描いた『グリーンブック』の試写会を観たあとに、旦那がポルトガル南西端にあるSagres(サグレス)という岬を、レンタサイクルで走破したという、一人旅の思い出を語ってくれました。

目次


コメディの鬼才ファレリー監督が描く
映画『グリーンブック』の世界

~あらすじ〜
“時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、黒人ピアニストのドクター・シャーリーの運転手としてスカウトされる。

カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才ピアニストは、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。

二人は、〈黒人用旅行ガイド=※グリーンブック〉を頼りに、出発する──。”


※グリーンブック:1936~1966年までヴィクター・H・グリーンにより毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブック。*ジム・クロウ法の適用が郡や州によって異なる南部で特に重宝された。

*ジム・クロウ法:主に黒人の、一般公共施設の利用を禁止制限した法律の総称。
1960年当時、アメリカ南部での有色人種の扱いは今とは全く別物。

当然、用心棒トニーとピアニストのドンが紡ぐ旅は楽しいことばかりではありません。

しかし、ファレリー監督が2人の友情を中心に描くことで、シリアスなテーマを扱う作品なのに、不思議と軽やかな雰囲気が漂うのです。

中学の頃の私にも、落ち込んだ時に助けてくれたり励ましてくれた親友がいました。今思えば些細な悩みだったのですが、彼女はそんな私の話を聞いて励ましてくれたものです。

映画『グリーンブック』は、そんな友人との記憶をふと思い出させてくれる映画。

鑑賞後はきっと、軽やかな幸福感に包まれると思いますよ!



『グリーンブック』
監督:ピーター・ファレリー
3月1日(金)公開
トニー・“リップ”・バレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)
ドクター・ドナルド・シャーリー(マハーシャラ・アリ)
えむふじん
ライブドア公式ブロガー
映画やゲーム、漫画とアニメが好きな主婦ブロガーです。旦那と3人の子供が居ます。