有楽町駅に直結する、しょうゆメーカーのキッコーマンが運営する、食文化の国際交流が体感できるレストラン〈KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO〉。
ここは、目の前で、料理実演やトークを楽しみながら、世界の料理の「融合」をテーマにした料理が味わえる新しいスタイルの体感型レストランです。
有名料理人が開発したコース料理を目の前で調理し、ゲストはそれを眺めながら食べるというライブ感を楽しめます。
レストランに入ると、中央には大きなキッチンがあります。
基本的には、2名の料理人がこちらのキッチンステージで、当日のメニューに沿って食材や料理方法、美味しさを生み出す工夫などを説明してくれながら作ってくださいます。
メニューはコース料理1種類のみ。和食、洋食、中華などのジャンルを問わず、国内外で活躍する料理人2~3人が共同で開発したコース料理がいただけます。
私が訪れた月は、〈クイーン・アリス〉の石鍋裕氏、〈うかいグループ〉の紺野俊也氏がコラボレーションしたメニューでした。
通常は、ライブキッチン専任のシェフが実演してくださいますが、月に2~3度、メニューを監修したシェフが自らゲスト出演する日もあります。
シェフたちのお話が一区切りしたら、奥のキッチンからお料理が運ばれ、みなで一斉に食べ始めます。
この奥にあるキッチンもオープンになっているので、近くのお席の方はこちらの様子も同時に楽しむことができます。
また、中央のキッチンが見えづらいお席でも、すぐ近くにテレビモニターが完備されているので、心配無用です。
特筆すべきは、単にエンターテイメントとして楽しめるだけではなく、お料理自体も美味いこと。
これだけの派手な演出があれば、ショーを見に行ったような気分になり、お料理がそこそこであっても「まあ、仕方ないかな」と思えますよね。
でも、ここのすごいところは、食材のクオリティも高く、お料理そのものが美味しいので、満足度が高いのです。
巨匠のお料理を目で舌で鼻で!五感をフル活用して楽しめるライブキッチンレストラン。ぜひ気になる方と訪れてみてはいかがでしょう。