【恋愛心理テスト】好きなサンドウィッチは？異性を惹きつけるファッションとセンスを磨くヒントが詰まった映画が分かる

ひと昔前は、季節ごとの流行りのアイテムを取り入れることがお洒落な人の条件だったように思います。けれど今は、時代に左右されず、自分らしいファッションを貫いている人がお洒落な人として注目を浴び、その人が身に着けているものが流行りのアイテムになっていく一面も。とはいっても、自分の“好み”が明確であれば、こういう時代も乗りこなせますが、自分の“好み”が分からないとなると、ファッション迷子になってしまいます。でも、好きな人に「かわいい」とか「お洒落だね」って言われたい……。というわけで、心理テストでは異性を惹きつけるファッションを、処方箋シネマではファッションセンスを磨くヒントを用意しました！

あなたはどれを選びましたか？　さっそく結果を見てみましょう。

深層心理において“サンドウィッチ”は、同じバンズを用いながら具材で味や美味しさを変化させることができる、つまりファッション性を暗示する食べ物。そして、どれが好きかは、あなた自身が持つ自己イメージと密接です。そのため、食べたいサンドウィッチの種類によって、あなたの異性を惹きつけるファッションが分かるのです。

「ツナ&コーン」を選んだあなた……ブルゾンでカジュアルな印象に

「ブルゾンでカジュアルな印象」が最適のあなたに処方したいのは『アイリス・アプフェル！94歳のニューヨーカー』。格式ばらない気軽なファッションのなかに、どうやって自分らしさを取り入れるか、悩みますよね。お手本にしてほしいのは、アイリス・アプフェルというファッショニスタ。色の組み合わせや柄ものの取り入れ方など、とにかく彼女のコーディネイトは刺激的で真似してみたくなります。特に大ぶりのアクセサリーの使い方が素敵すぎるのです！

「トマトサラダ」を選んだあなた……ロングワンピースでエレガントな印象に

「ロングワンピースでエレガントな印象」が最適のあなたに処方したいのは『ディオールと私』。老舗のメゾンの裏側を見ることができる貴重な作品です。ディオールのワンピースを着る機会なんて滅多にないですが、デザイナーと職人たちのお仕事ぶりを目にすることで、服選びはきっと変わります。ワンシーズンのみのプチブラもいいけれど、できるなら作り手が見える服を選びたい、何年も着ることのできる服を選びたい、それって実はお洒落の第一歩だと思うんです。

「ハムマヨ」を選んだあなた……スキニーパンツで“抜け感”のある印象に

「スキニーパンツで“抜け感”のある印象」が最適のあなたに処方したいのは『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』。2016年ロンドン・ファッション・ウィーク秋冬ショー前夜のアトリエをベースに、英国を代表するデザイナーの誕生から現在に至るまでをまとめたドキュメンタリー。王冠と地球をモチーフのロゴは有名ですが、デザイナー自身の経歴まではなかなか知らないもの。パンクでロックでエレガントでカワイイ、何よりパワフルな生き方に刺激を受けます。

「いちごジャム」を選んだあなた……ダブルジャケットでハイセンスかつ知的な印象に

「ダブルジャケットでハイセンスかつ知的な印象」が最適のあなたに処方したいのは『We Margiela マルジェラと私たち』。いろいろなデザイナーがいますが、メディアに一切露出しなかったデザイナーは珍しいのではないでしょうか。この映画は、ファッションの一時代を築きながらも2009年に表舞台から突然姿を消したマルタン・マルジェラのドキュメンタリー。マルジェラ本人は登場しませんが、マルジェラ自身が語る貴重な一本。白いタグと白いステッチの誕生秘話も語られます。

食べたいサンドウィッチの種類によって分かる「異性を惹きつけるファッション」、みなさん結果はいかがでしたか。男性から魅力的に見えるという視点も、ひとつのファッションだと思いますが、自分らしいファッションとは、その洋服を身に着けている自分自身が心地いいこと、気分がいいことではないでしょうか。今回ピックアップした4本の映画には、コーディネイトのヒントがたくさん詰まっています。また、デザイナーたちの洋服への情熱を知ることで、自分自身の洋服に対する向き合い方も変わってくると思います。

映画セレクト・紹介文／新谷里映（映画コラムニスト）