頼みごとをしているときの自分を想像してみてください。どんな顔をしていますか?
お願いする内容にもよりますが、不機嫌な顔で頼みごとをしたのでは、相手だって気分はよくありません。「○○してくれない?」と甘える感じで、「お願い♡(ニコッと笑顔)」って頼まれたら、しょうがないなぁって、引き受けてくれると思うんです。
これは恋人同士に限らず言えることで、甘え上手だなぁと思う女友だちの頼みかたは、大抵このパターン。つい「いいよ」ってなってしまいます(笑)。笑顔の威力ってスゴいんです!
頼みごとをするときは、目線を相手より上にしないというのが効果的だそうです。これはビジネスの場においてもよく言われていること。
たとえば、座っている人に向かって立った状態で頼みごとをすると威圧感、ありますよね。それはプライベートでも同じ。目を見てお願いする、同じ目線を意識する──それだけでも、お願いされる側の印象は随分と変わるものです。
自分だったら、どんなふうに頼まれれば「仕方ないなぁ、やってあげるか」って引き受けてしまうか、頭のなかでシミュレーションしてみるのもひとつの方法です。
頼みごとと言っても、簡単なものから面倒なものまで色々ありますよね。これはちょっと頼みにくいな……という場合に使えるテクニック、ありました!
まずは、あらかじめ2つお願いを用意して、どちらか選んでもらう方法です。
たとえば「お皿を洗ってもらえないかな?」だと、その時見ているテレビを優先されちゃうかもしれないですが、「皿洗いと洗濯、どっちかお願いできる?」だと、引き受けてもらえる可能性がグッとあがります。
これを続けることで、知らず知らずに相手が家事上手になってくれたら……嬉しいですよね。
頼んだのに何もしてくれない……というときは、言葉を変えてみると効果があるかも知れません。
というのも、頼みごとが曖昧だったりすると、男性は何をしていいのか戸惑ってしまうことがあるそうなんです。
なので「○○だから、○○してもらえるかな?」というように、理由をつけて伝えることで何をお願いされているのかがきちんと伝わる。これは「カチッサー効果」と言うそうです。
また、いきなり本題に入るのではなく、「悪いんだけど……」などのクッション(前置き)言葉を入れるのも効果的です。
頼んだのにやってくれないと、「いったい、いつになったらやってくれるの?」と不満がたまり、やがてケンカになってしまう……。
恋人や家族とのケンカの原因って、ほんと些細なことだったりするものです。頼み上手になることでケンカが減ったら嬉しいですよね。
そして、頼みごとの後には「ありがとう」を忘れずに。どんなに小さな頼みごとでも「○○してくれて、ありがとう」と言われると、人は嬉しいものですから。