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ウザさ全開!マウンティング女子の生態と5つの悪癖

何かにつけて人より上であることをアピールしてくる女性っていませんか? 絡まれたら最後、実はあなたも陰でウザがられるマウンティング女子に豹変しているかも!? この記事では、心理カウンセラーのLO美有紀先生がマウンティング女子の生態と5つの悪癖を徹底解説しちゃいます!

笑顔で殴り合いがデフォルト!
マウンティング女子の基本を学ぼう

「マウンティング」は、かつて「別に…」発言が話題となった某女優の主演ドラマの中で注目された言葉。ファッション雑誌の編集部を舞台に描かれたのが女同士の壮絶すぎる格付けバトルですが、その衝撃の内容に戦慄した人もいるのでは。

今や誰もが知っている言葉「マウンティング(女子)」が流行語大賞にノミネートされたのが2014年のこと。あなたがマウンティング女子の仲間かは置いておいて、ここでじっくり「マウンティング女子」の生態を振り返ります。

いわゆる一般的な
「マウンティング女子」とは?

人より優位に立つために、相手より自分が優れている部分をアピールする女性のことを指します。それは本来、動物社会における順位確認の行動の一つ。例えば、サルは相手の背中に乗りかかることで自分の方が優位であることを誇示しています。

「あなたより私のほうが幸せだし、女として上だから!」本能的行動であるからこそ、簡単に抑止できるものではないのかもしれませんね。(こわいこわい)

ちなみに、謝らなくていいことでさえつい謝ってしまう「逆マウンティング女子」というのも生息しているそう。確かに、何もしてないのにすぐ謝ってくる人って意外といませんか?

心理カウンセラーから見た
「マウンティング女子」とは?

相談者の幸せを絶対に諦めずにサポートしてくれるLO美有紀先生。

人格構造論をベースとした最先端の心理学『HITキャラクトロジー心理学』をもとに多くの悩みを解決してきた心理カウンセラーだからこそ、「マウンティング女子」のリアルな正体を語ってくれました!

Q.マウンティング女子のリアルな正体を一言で表すと?
A.「見た目はライオン・毛皮の中身はチワワ女子」
一見とても自信があるようなのに、実は劣等感や自信のなさに苛まれています。

本当に自信がある人は「自分はあなたより優れています」とか「自分はこんなに素晴らしい!」って、いちいち周りに言わないですよね? 真の自信がないからこそ「私は特別」と、周囲に『マウンティング』という形でアピールしてしまう生き物なのです。

※ちなみに、マウンティング女子とは、キャラクトロジー心理学で5つに分類される基本性質の1つである『サイコパス』女子のことです。

Q.笑顔で殴り合わないために気を付ける悪癖はある?
A.はい。女性には少し耳の痛い話となりますが、解説していきますね。

その1「私を褒めて認めて」
『特別な私』が好きなナルシストなので、「私えらい」「私すごい」をアピール。もちろん、人から称賛を得ようとするためです。これをあまりにもやってしまうので、人からウザく感じられてしまいがちです。

※でもこの基本性質があるために、褒める、おだてる、にとても弱いという可愛らしい側面も(笑)物事を頼みたいときなどは、褒めておだてながら、頼ってお願いすると「任せておいて!」と張り切ってやってくれるタイプだったりします。

その2「私、絶対負けないので」
心の奥底の無意識の領域に「負けて屈辱を感じたくない」があるため、頭の中が臨戦態勢で好戦的。なので、いらぬ喧嘩やトラブルを起こしてしまったりも…。

勝つために、欲しい結果を得るために、スルっと嘘をつくのも得意です。負けず嫌いでプライドが高いので、自分に非があったときもそれを認めて素直に謝るのが苦手。けれど、逆に(ここは先に謝っておいた方が賢いな)と判断したときは、自分の本心に嘘をついて巧妙に謝罪をしてみせたり…。とっても計算高いです!


その3「つい仕切ってしまう」
頭の回転が速いので、周りの状況を見渡して観察し、なおかつイメージ力も使いながら、棋士のように物事を考え進めていけます。
そうやって皆を引っ張っていくことができるのですが、「私が正しい」という信念があるので『コントロール』に入りがちで、自分の言うことを聞かない相手に勝手にイライラしてしまったりも。

※ちなみに…そのイライラが自分の身体を燃やしているので、気を付けないと『〇〇炎』的な病気になってしまいますよ。特に胃炎はあるあるです。

その4「〇〇に違いない!」
気づけば「あれはああで、こうで、だからこうなって…」という、自分のイメージの中に入ってしまっています。イメージってあくまでも頭の中の想像でしかなくて、真実でも現実でもありませんよね。

でも「自分が正しい」を強く持っているので、頭の中でぐるぐると勝手に考えたことを「きっとあの人は(あなたは)こう思っているんでしょ?」と決めつけがち。見当違いな言動や発言をして、周りが混乱を起こしたりすることも。

その5「実は、お金ケチりがち」
自分を『特別』に飾るためのブランド品を買って持つのは大好きですが、「損をする」=「負ける」なので、結果、お金にセコいところが結構あります…。

誰だって、
マウンティング女子になりたいわけじゃない!

マウンティング女子の全貌を理解できたのはいいけれど、やっぱり自分も当てはまるかも…と不安になったあなた、大丈夫です!
 LO美有紀先生が、マウンティング女子から抜け出すための解決法も教えてくれました!

まずは相手が仕掛けてきている『戦い』に乗らないこと。マウンティング女子は『敵認定』した相手に「絶対負けない」が発動して、さらにマウンティング攻撃を繰り出してきます。
実はマウンティング女子に狙われてしまう人は、自分側も相手に『転移(※無意識に、似ている過去の誰かを投影して見てしまっていること)』を起こしていることが多いんです。

この『転移』を起こしていることで、実は自分もマウンティング女子に狙われやすいエネルギーを発してしまっている(!)ので、自分側が『転移』に気づくだけでも、落ち着きを取り戻して少し冷静になることができます。それは、マウンティングされても以前のように気にならなくなる思考の切り替えです。自分の態度や発するエネルギーが変われば、自然に狙われにくくなるという変化が現実に起こっていきます。

また、LO美有紀先生が言うには、マウンティング女子に変身しないようにするために、悪癖その3「つい仕切ってしまう」をやっている、または、やろうとしてしまっている自分自身に気づくことが大切だそう。

悪癖は「つい」「どうしても」で、無意識に起こってしまう『反応』です。実はこの『反応』が起きてしまうのは、幼少期の経験が影響しています。それは、親だったり、その他身近にいた人たちとの関係性でついてしまった自分の心の傷が作用しているのです。

本人のつらい体験を経て、マウンティング女子に変身していると思うと、そうなってしまう気持ちも少しだけ理解できるはず…。誰だって、人にウザがられるマウンティング女子になりたいわけじゃないんです。

笑顔で殴り合う人間関係のままでいるかはあなた次第。楽しく会話できる時間が増えるだけで、本当の幸せが生まれますよ。

【協力してくれたカウンセラー】
LO美有紀先生
愛媛県松山市在住の心理カウンセラー。専門分野は、恋愛・人間関係。LINE上でのカウンセリングで、全国から悩み相談が寄せられている。
charmmy編集部
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