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思い出したくない悪夢!?クソ結婚式エピソード5選

作成 : 2019.11.04 09:00
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一生に一度の華々しいセレモニーである結婚式。親族はもちろん親友や会社の同僚、学生時代の同級生など多くの人たちが祝福してくれますが、なかには誰かの思わぬ行動がきっかけで、とても苦い思い出に変わってしまうことも。

今回はそんな結婚式で起こった“嫌すぎる”体験談を新郎新婦や親戚、ゲストなどにそれぞれ聞き込み調査。トラブルに至る一連の流れを詳しく紹介します。あなたはどのエピソードが一番イラッとしますか?


エントリーNo.1

ウェディングブーケふんだくり事件
男子寮の友人のガッツポーズに号泣


今でも思い出すだけで腹が立つのですが、私の夫の後輩が起こしたトラブルです。夫は学生時代に男子寮にいたので多くの友達がいます。そのため、結婚式にも一般の友人だけでなく、寮の友達が先輩後輩問わず、たくさん集まっていました。ここまでは、人望のある夫で良かったと思っていたのですが…。

式がはじまる前から、夫の友達はお酒を飲んでいたようで泥酔状態。スピーチや挨拶にも茶々を入れ、悪目立ちしていました。親族の手前、内心では不満を貯めながらも我慢…。式も終盤になり、私が友人にブーケトスをする展開になりました。

そのとき、夫の寮の後輩の一人が私の持っていたブーケを奪って、会場外のプールに放り投げてしまったんです。当人はガッツポーズを決めていましたが、場は完全に気まずいムード。慌てて、その人が私の前で土下座しましたが、何もかも台無しにされて…悔しくて、悲しくて、つい泣き崩れてしまいました。正直、あの場で思い切り暴れてやればよかったなと思います(笑)

(20代女性:新婦からのクソ結婚式エピソード)


エントリーNo.2

離婚した両親がまさかの同席!
ピリピリムードに耐えられず…


私の妹が結婚式を挙げたときのことです。うちの両親は1年前に父側の女性問題が原因で離婚したばかり。お祝い事とはいえ、とても一緒の席に着かせにくい状況にありました。しかし、妹は「せっかくだから」と両方を呼び出し、相手方の親族にも挨拶する段取りを独断で決めてしまったんです。(私が反対したときにはプランナーとの段取りが済んでいました)

当日、準備室で同席することになった父と母。一言も口を聞かず、目線も合わせず、連絡は全て私を通して行われます。さらに互いの親戚の紹介をする場で、父が母のことを「家内の◯◯です」と紹介したため、母が不機嫌MAXに。思わずヒヤリとしてしまいました…。

式の最中も一度もコミュニケーションをとらず、貼り付けたような笑顔のままだった両親のことが今でも忘れられません。

(20代女性:新婦家族からのクソ結婚式エピソード) 


エントリーNo.3

式の主役は会社の上司だっけ!?
仕事みたいな準備作業でヘトヘト


そもそも職場恋愛の私たち夫婦は結婚式に消極的で、親しい人だけを呼んだこじんまりとしたパーティーを想定していました。ところが、上司に結婚を報告したところ「資金の一部は会社で持ってやるから、関係者を呼んで派手にやるべき!」と返され…。途端に関係各所に話が広まって、無下に断れない流れになってしまいました。

そのうち、同僚はもちろん取引先まで巻き込んだ大規模な結婚式を行うほどに、話は膨らみました。なぜか当の上司が、席の配置からスピーチの段取りまで結婚式の流れをいちいちアドバイスしてくるようになったのも、今思えばつらかったです。普段の業務に上乗せして仕事が増えたように感じました。

当日も自分たちの儀式はそこそこに、上司や関連企業の重役への挨拶回りがメインになり、式の最中「こんなはずじゃなかったのにな…」と思っていました。また重役たちが「引っ越しするなら〇〇(勤務先近く)に住みなよ」や「旦那の赴任先を〇〇に変えてもらったらどうよ?」と、好き勝手言ってくるのもウンザリしましたね。できるなら、もう一度こじんまりした式を開きたいかも…。

(30代女性:新婦からのクソ結婚式エピソード)


エントリーNo.4

お母さん、一生のお願いだから!
妻より派手なドレスは止めてくれ


恥ずかしながら僕の母のことです。母は妻のことが結婚前から気に入らなかったらしく、表立っては婚姻に反対しないものの、メールでは妻のことをチクチクと突くような小言が送られてきていました。それでも無事、結婚までは話が進み、式の準備も順調だったんですよ。

ところが当日、母は親族用の留め袖ではなく新婦顔負けの豪華な赤いドレスで登場。僕が思わず「お母さん、もっと他に(衣装は)なかったの?」と聞いたのですが、母は「これの何がおかしいというの?」と突っぱねてきました…。いつもはのほほんとしている妻も流石に顔がこわばり、母には形式的な挨拶以外で話しかけることはありませんでした。

もちろん会場でも母の姿はかなり目立ってしまいました。友人の「お母さん、気合入ってるね…」というコメントに僕は苦笑でしか返せませんでしたね(笑)。しかも最後の挨拶の場でも母は妻に対して「よろしくお願いします」といった言葉をかけませんでした。妻はかなりショックを受けたようで、しばらく二人で実家に帰省するのは止めようと話してます。

(30代男性:新郎からのクソ結婚式エピソード)


エントリーNo.5

お色直しが5回以上の茶番劇!?
ほぼ会場にいなかった新郎新婦


私が経験した中でも「これは流石にちょっと…」と思ってしまった結婚式は、お色直しが5回以上も行われた同僚の披露宴です。どうやら新婦さんがファッションにこだわりの強い方だったようで、ウェディングドレスはもちろん、社交ダンスで着るようなスタイリッシュなものや、きらびやかな和装など、さまざまなパターンをお披露目していました。

しかし、衣装替えの準備に時間がかかるため、結婚式会場は終始、主役である二人の登場を待ち続けるのみ。結果的に親戚のスピーチや友人の出しものは短縮され、中途半端な待機時間に苦笑いするゲストが目につきました。とにかく退屈だったことが印象に残っています。

気軽に誰かと話せるようなムードでもなかったので沈黙が気まずかったですね。新郎には色々と話したいこともあったのですが、そうしたタイミングもなく…。ずっと誰も座っていない主役席を眺めていました。

(40代男性:新郎同僚からのクソ結婚式エピソード)


結婚式での人間関係のトラブル
どう回避できる?


今回さまざまな立場の人にインタビューをしてみると、結婚式のトラブルの多くは日頃の人間関係が原因となっているものが多い様子。特に親族関係は根が深く、結婚式後にも大小さまざまな問題があったとのことでした。

しかし、人間関係のトラブルは結婚式までに解決するのが難しいもの。そこで「今後、結婚式を行うカップルに向けてアドバイスしたいことは?」と回答者にお聞きしたところ、多かったのは「親しい親族やウェディングプランナーにあらかじめ起きそうなトラブルを相談する」という意見でした。

特に親族に複雑な事情がある場合は、周囲に事情をよく知る親族たちがそれぞれに気を遣うことが大切だそう。「表立って騒ぐような人を注意できるような親族がいると大助かりする」というコメントもありました。

またウェディングプランナーにトラブルになりそうな要素をあらかじめ話し、席の場所や進行の方針などに配慮してもらうことも大切だそうです。新郎新婦がそれぞれでトラブルになりそうな要素を話し合い、どういった結婚式を目指すかを決めておくといいでしょう。

皆さんの結婚式がくれぐれも台無しにならないことをお祈りします…!
ゆりいか
ライター
1989年生まれ、ライター。書籍やネットカルチャー、住まいなどをテーマに記事を書いています。主な執筆に『百合写真集』(一迅社)、『平成まとめクイズ』(永岡書店)『ゆりいかの文学住散歩』(日本住宅新聞)など。また、毎週月曜日に新宿ゴールデン街の文壇バー『月に吠える』でバーテンをしています。