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「SNSやめたい」と思った瞬間あるある

スマホ世代なら、今や使っていない人の方が少ないSNS。TwitterやInstagram、Facebook、TikTokなど、サービスごとに強みや特徴がありますが、テキスト・写真・動画を発信し、オンライン上で世界中の人と繋がれるという意味では同じ。しかし手軽さ・便利さの一方で、ストレスフルなSNSに疲れたという人も少なくないようです。SNSを「やめたいと思った瞬間あるある」集めました。

▼楽しさより人間関係の苦しさが上回ったとき

・SNSならではの面倒くささ
繋がっている人の数が増えてきて、タイムラインに流れてくる全部の投稿を確認するのが面倒くさい。興味のある話題ばかりじゃないから時間の無駄だし、真意はどこにあるにせよ、自分だけ呼ばれていない集まりが開催されていたことに気づくこともある。

自分の投稿に「いいね」をしてくれる人に対し、義理としていいねを返した方がいいとか、空中リプライ(宛先を指定せず発信されるが、実際は特定の相手に向けており、それがその相手には伝わるようにしている投稿)で、自分に関係のある話をされたらスルーするべきではないとか、そういうSNSごとの風潮が段々煩わしくなる。

お気軽なコミュニケーションをするためにSNSを使っているはずで、そこだけで繋がっているような人たちは友達ですらないのに、守らなければ攻撃(あるいは無視)の対象になるような不文律がある。それはリアルな人間関係の嫌なところと、結局なんにも変わらない。

・マウント合戦
オタク趣味のアカウントなのに、彼氏の存在を匂わせたり、ネイルをチラ見せしたり、突然長々と美容アカみたいなことを言い出して、「趣味にはお金を惜しまないし、女性としても妥協しない私」を演出する人たちが、無言でマウントを取っているのを感じる。そんな話は日常やリアルのアカウントでやってほしい。隠しているつもりなのかもしれないけど、自己顕示欲は客観的に見てもわかるものだから、モヤるし、反応に困る。

▼他人の生活と自分を比べているとき

素敵なパートナーや配偶者がいて、広い家に住んで、ブランドものを身につけて、仕事でも頼りにされていて……タイムラインに流れてくる他人の生活がキラキラしていて、最初は憧れているだけだったけど、段々うらやましくて自分が惨めになる。自分も必死に「リアル充実してます」アピールをするけど、とても疲れるし、虚しい。大体、本当に充実している人はほかと比べないし、他人の生活なんか興味ないだろうなと気づいて、やりきれなくなる。

▼鍵つきアカウントで悪口を言われていたとき

仲が良いと思っていた友達に、鍵がかかっていてごく少数としか繋がっていないいわゆる「裏アカ」で散々馬鹿にされていた。なぜそれがわかったかと言うと、その裏アカに裏切り者のフォロワー(ネットスラングではユダなどという)がいて、その人がわざわざ「彼女が裏アカであなたのことをこう言ってた」と密告してきたから。

そこで「そうなんだ、でも私の見えないところで済ませているなら」で終わればいいけど、自分の悪口を言っているその裏アカを、ユダを通じて監視する体制ができたら、もう地獄。だれも幸せになれない。この場合一番意味が分からないのは、どちらにもいい顔をするユダの意図。でもこういう人はどこにでもいる。

また、そこそこ大手(フォロワー数が多く人気があるアカウント)の人が、裏アカで倫理的にアウトなことを言っていたり、大手になる前の弱小アカウント時代にまずい発言をしていたりすると、その投稿を消していても大体スクリーンショットなどの証拠(魚拓という)を取られている。それがユダの手で晒されることもある。やっぱり地獄。

▼身元を特定されたとき

写真を上げるとき顔は出さないようにしたし、居住地も「関東」など範囲を絞られないように言っていたのに、異性のフォロワーにいきなり住んでいる市まで言い当てられてゾッとした。SNSに掲載された一枚の写真がどこで撮られたものなのかを、写真の中の車のボンネットや瞳に映り込んだ景色をもとに特定されたケースがあったので、自分としては気をつけていたつもりなのに、ストーカー気質の人の執念の前では意味がなかった。

自分がアップしたもので、自分の身元や個人情報が特定されたのならやりようもあるけど、一緒に映った友人や子どもがターゲットになったら責任を取れない。怖すぎる。

▼誹謗中傷されたとき

なにげなく発言したことについて、知らない人から予想外に攻撃的なリプライが来た。誰かの尊厳を傷つけることを言っていたのなら謝るけど、どう考えてもただ意見が違うだけ。「フォロワーが多いんだから発言を控えるべき」とも言われたけど、自分のアカウントで、特定の人を貶めるわけでもない自分の意見を言って、なにがいけないんだろう。

SNS上の匿名ユーザー同士の議論が平和的に解決することは少ないから、考えが合わないと思ったらもうブロックして、お互いにいないものとして扱うしかない。それでも片方でも粘着質だったら、捨てアカ(あるひとつの目的のためだけに作られ、ユーザーの動向がなにも見えてこないアカウント、この場合は特定の人物の投稿を見るためだけに作成される)でフォローされたり、リストに入れられたりして(フォローせずに繋がる・投稿を見れる機能)逐一発言を監視されることもある。

▼無駄に時間を奪われていたと気づいたとき

スマホの充電がすぐなくなるので、どのアプリがバッテリーを食っているのか見てみたら、SNSばっかりでびっくり。1日にどれくらいの時間それを使用しているか数字で見て、さらにびっくり。よく開いている自覚はあったけど、改めてこれだけの時間を毎日毎日費やしていたと気づいて、控えようと決意した。

SNS上の人間関係に疲れてアカウントを削除したら、1日の中でほかにできることが驚くほど増えた。ちょっと手の込んだ料理をしたり、散歩してみたり、資格の勉強をしたり……。SNSは楽しいことも多いけど、健全に付き合えないなら完全に断つのもありだと思う。

▼まとめ

いかがでしたか?長く深くSNSに浸っていればいるほど、上記のような瞬間は増えていきますよね。しかし、人にはもともと自分のことを語りたい、認めてほしいという欲求があり、人気のSNSは人がハマるように考えて作られています。リアルに支障が出ない程度に楽しみながら、賢く付き合っていきましょうね。

charmmy編集部
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