【恋愛心理テスト】好きなお団子は？関係が深まるきっかけと恋を始めるためのヒントが詰まった映画が分かる

時代とともに恋愛観や結婚観は少しずつ変化しています。昔はアラサーといえば“崖っぷち”と言われる年齢でしたが、現在は、アラサーではそれほど焦りはなく、もうすぐアラフォーの仲間入りかなという辺りで、「ちょっと急いだほうがいいかも……」と気づく瞬間が訪れる。アラフォーは、少し立ち止まって、自分はどう生きたいのかを考えて決断する年齢なのではないでしょうか。タイムリミットを感じてしまうと、どうしたって焦ってしまうものです。今回の相談もそんな焦りからくる「時間をかけずに相手の心を射止める方法が知りたい！」というお悩み。心理テストで「好きな相手と関係が深まるきっかけ」をチェック、処方箋CINEMAも参考にしてみてください。

あなたはどれを選びましたか？　さっそく結果を見てみましょう。この心理テストで分かること

深層心理において“お団子”は、あなたの中に眠る「やまとなでしこ」な一面を反映するもの。そして、団子の味付けはあなたの異性に対するアピールポイントを暗示しています。そのため、好きなお団子がどれかによって、好意のある異性との関係が深まるきっかけが分かるのです。

「みたらし」を選んだあなた……シンプルに誠実さと笑顔が武器

「シンプルに誠実さと笑顔が武器」のあなたに処方したいのは、『コンフィデンスマンJPプリンセス編』。ドラマもあり、劇場版は何作も作られている人気シリーズ。このプリンセス編から学べるのは「屈託のない笑顔」。プリンセスとはほど遠い生活を送っていた少女が、詐欺師ダー子（長澤まさみ）たちと出会ったことで、世界有数の大富豪“フウ家”の後継者として成長していくシンデレラストーリー。詐欺師のお話ではありますが、関水渚さんの演じるプリンセスの笑顔と優しさは、恋においても大事なポイントだと思うのです。

「きなこ」を選んだあなた……ムードを味方につけてドキドキさせる

「ムードを味方につけてドキドキさせる」あなたに処方したいのは『レンタネコ』。『かもめ食堂』で知られる荻上直子監督作なので、もちろんほっこりする映画です。人生において寂しさを感じている人たちに、主人公のサヨコ（市川実日子）が猫を貸すという、タイトルのままの物語。恋愛ものでもないのですが、焦っているときほど、こういう映画で心を落ち着かせることも必要なのではないかと思うんです。“日常の中にあるちょっとした感性”は恋愛にも通じるもの。サヨコさんの生き方にヒントがあるかもしれません。

「こしあん」を選んだあなた……時間をかけて懐に入り込む

「時間をかけて懐に入り込む」あなたに処方したいのは、竹内涼真と浜辺美波が共演のラブコメディ『センセイ君主』。告白してもいつもフラれてしまう佐丸あゆは（浜辺）が、ちょっとひねくれた数学教師の弘光先生（竹内）に恋をして、先生を落とすまで頑張る！と、恋に奮闘するお話。ティーン向けの映画だと思われがちですが、「時間がかかっても着実に相手との関係を深めていく」そのコツが、あゆはの行動に隠されています。とにかく明るい映画なので、気分転換にもおすすめです！

「黒ごま」を選んだあなた……駆け引きで相手の気持ちを操る

「駆け引きで相手の気持ちを操る」あなたに処方したいのは、岡田准一と麻生久美子が主演の『おと・な・り』。カメラマンの聡、フラワーデザイナーを目指す七緒、どちらも夢に向かって生きている30歳。この二人の恋は、ある意味ミステリアスです。というのは、都会の古いアパートに暮らすお隣同士だけれど、顔を合わせたことはなくて、壁越しに聞こえてくる“音”に興味を抱く。珈琲豆を挽く音、フランス語の練習……生活音が筒抜けというのは、現実的には困りますが、音が運んでくる恋をとてもロマンチックに描いています。

好きなお団子がどれかによって分かる「好きな相手と関係が深まるきっかけ」、みなさん結果はいかがでしたか。アラフォーの恋は時間との勝負！と焦ってしまう気持ち、分かります。すごく分かります。けれど、トントン拍子に上手くいく恋もあれば、時間の必要な恋もあって、しかも大人になるほど色んな柵（しがらみ）にとらわれていますから、大人には大人の恋の進め方があると思うんです。もちろん人それぞれ方法も速度も違う。アラフォーだから……と嘆くのではなく、アラフォーにしかできない恋をしよう！と、“いま”の自分の年令を楽しむことで恋に繋がっていく、そんなふうに思います。

映画セレクト・紹介文／新谷里映（映画コラムニスト）