私は好きな人ができると、その人に「甘えること」=「わがまま」なのではないかと考えてしまうクセがありまして。
彼が仕事で忙しそうだと、「会いたい」と言うのはわがままかもって思って、言えなくなってしまったり。自分勝手に彼の気持ちを憶測してしまう、悪いクセです。
そんな私が、恋愛において自分の直すべきことを考えるきっかけになったのは、LINE占いの【銀座の母】の言葉でした。
↑こんな感じで、150字の短いメッセージが届く無料の占いです。
「多少のわがままっていうのは、人を魅力的に見せてくれるものなの」
「ちょっとぐらいわがまま言ったってバチはあたらないわよ!」
特に最後の一文、響きました、心にしみましたぁ……。
そしたら、ふと思い出しちゃったんですよね。昔の、とある恋を。
その彼とはその日、何度目かのデートでした。私は風邪が治ったばかりでしたが、せっかくのデートを断りたくなくて(この時点で、日程変えてって言うべきでしたけど、ええ、言えませんでした……)。ほんの少し咳が出る程度だったので、禁煙席だったら大丈夫かなと思って、待ち合わせのお店へ。
ところが! 彼ときたら、こちらが咳をしているのに喫煙席を選んで、スパスパ、スパスパ。私が隣で咳をしていても、気にもとめてくれなかった。
ああ、この人は相手を思いやることができないんだな。この人にとって、私はその程度なんだな……。そう思った瞬間、ひどく悲しい気持ちになったと同時に、彼への気持ちが冷めていったのを覚えています。
「今日は禁煙席でもいい?」
「今日はタバコ、控えてもらえないかな?」
可愛らしくそう言えていたら、ずっと好きでいられたの? 大事にしてもえたの? って考えたりもしましたけど、まあその時は言えなかったんですから。今さら考えても仕方ないですね。
見た目の格好良さしか見えていなかった恋、「わがまま」な一言が言えなかった恋の思い出です。
今でも「上手に甘えること」と「わがままを言うこと」の境目がわからなくなる時はありますが、その彼のダメっぷりのおかげで、多少は言いたいことを言えるようになりました(笑)。
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利用した占い
『銀座の母 姓名判断 泣ける…!銀座の母から今のあなたに送る【150文字の手紙】』