charmmy TOP美容/ファッションバリア機能UPで肌トラブル激減♡保湿ってこんなに大事なんです!

バリア機能UPで肌トラブル激減♡保湿ってこんなに大事なんです!

こんにちは、美容ライターの熊谷真理です。年を重ねるごとに、乾燥やゴワつき、くすみ、シミ・しわなど、いろいろな肌悩みが出てきますよね。アンチエイジングの基本は保湿といわれるように、若々しいお肌を保つためには、”正しい保湿”ができているかが大きなカギを握っています。みなさんは正しい保湿ができていますか?

保湿の役割って?

●肌のバリア機能を保つ

肌表面にある角質層にうるおいが蓄えられている人は、乾燥や紫外線・摩擦など外部刺激の影響を受けにくい、”強い肌”の持ち主といえます。

一方で、角質層の水分量が不足している人は、バリア機能が低下し、小さな刺激でも皮膚が剥けたり、湿疹ができたり、赤みが出たり、ニキビができたりと、肌トラブルの起こりやすい肌になってしまいます。

年齢とともに天然のうるおい成分は減少するため、バリア機能を保つためにも保湿は欠かせないのです。

●ターンオーバーを正常に保つ

ターンオーバーとは、基底細胞(表皮の最下層にある細胞)が角質層に移行し、角質として皮膚から剥がれ落ちるサイクルのこと。

一般的に、加齢によってターンオーバーの周期は長くなるといわれていますが、乾燥肌や敏感肌の人の多くは、ターンオーバーの周期が短く、角質そのものが弱体化している可能性が大。

ターンオーバーが短い=細胞が未成熟(栄養が十分行き渡っておらず、乾燥した状態)のまま角化→剥離、という悪循環を繰り返すため、常に砂漠のような乾燥状態が続いてしまうのです。

このような場合は、セラミドなどの低刺激な保湿剤をじっくりと時間をかけて浸透させることで、少しずつターンオーバーの周期が整ってきます。
一方、シミやくすみ、肌のゴワつきでお悩みの人は、ターンオーバーが長期化し角質肥厚を起こしている可能性も。

肌の様子を見ながら、ピーリングや酵素洗顔を取り入れてみてください。

保湿方法を改善!
スキンケアチェックリスト

☑ スキンケアのスタートはふき取り化粧水orブースターが手放せない
→× 

ふき取り化粧水にはアルコールが配合されていることが多く、乾燥肌・敏感肌の人が使うと、肌がより乾燥してしまう可能性があります。

また、ブースターには界面活性剤が含まれていることが多く、肌のバリア機能を低下させる原因にもなりかねません。 

☑ 化粧水をつける時に、肌をパンパン叩きながら浸透させている
→× 

血流を上げるという意味では効果があるかもしれませんが、外部刺激に繋がるためNG。

よく温めた手orコットンに化粧水をたっぷり取り、摩擦に気をつけながら優しく浸透させましょう。 

ホットタオルやスチーマーで毛穴を開かせてから保湿するとより効果的です。
☑ ニキビ肌・オイリー肌なので、油性成分(クリームや乳液)は使わず、化粧水のみで保湿している。
→×

皮脂は乾燥から守るために分泌されるはたらきがあるため、入り込んだ化粧水が蒸発してしまうと、自然と皮脂の分泌量は増えてしまいます。

オイリー肌の場合でもセラミド入りのクリームを薄く塗るなどして、水分を内側に閉じ込めることが必要です。

☑ 敏感肌なので無添加化粧品しか使わない 
→× 

“無添加”という響きは安心感がありますが、実は、“成分の一部が無添加”であれば、完全無添加でなくとも、無添加化粧品として売ることができるのが現実。

特に「肌が弱い人は、合成香料・合成着色料・鉱物油・エタノール・アルコール無添加のものを選ぶのがおすすめです。


保湿はすべての肌質にとってもっとも大事にしたいアンチエイジングケア。

これを機に保湿の重要性を見直し、刺激に強い美肌を手に入れましょう♡
熊谷真理
美容ライター・美容系インスタグラマー
ミュンヘン在住トータルビューティーアドバイザー。女の子のママ。在米中にNY州認定エステティシャン資格をはじめ、メイク・色彩・栄養に関するサーティフィケイトを取得。第6回コスメコンシェルジュコンテスト金賞受賞。ミスアースジャパン公式スキンケア講師。Instagram(@mari_loves_beauty)のフォロワーは10万人超。Mari Kumagai - YouTubeも 配信中。