実は私のプライベートで関わる知人にも、
「元カレが結婚詐欺で捕まったらしい……今思えば、私も対象になりえたかも」
なんて話をしてきた子がいました。
まさかこんな身近なところにある話だなんて……と驚かされたものですが、そもそもどうやって、騙そうとしてくる相手の本質を見抜けばいいのでしょうか?
備えあれば憂いなし。
予備知識を持っておくだけでも、損にはならないはず!
いったい結婚詐欺師とは、どんなところに潜んでいるのか?
詐欺とはいえ効率よく動きたいですから、無駄なくお客さんがとれるところを狙ってきます。それはズバリーー
「婚活市場」!
“結婚したい女性”にうまく取り込めれば、結局話は一番早いのです。
ターゲットにされるのは、もっぱら婚活パーティーやネットの婚活サイト。身分のチェックが厳しい結婚相談所などは、敬遠されるようです。
結婚詐欺の手口はこんな感じです。
1.ターゲット女性の理想とするタイプを割り出し、そこに合わせた男性像を作り上げる。
2.詐欺師がその男性を演じ、女性の心理をうまく操りながら“運命の出逢い”を演出。速やかに「口説きモード」に入っていく。
3.綿密な計画によって女性を信用させる。(いかにもな名刺や身分証明を持っていたり、グルの詐欺師を家族や友人として紹介したり、etc.)
4.完全な信頼を得たタイミングで、素早く金銭のからむ話を取り付ける。
注目すべきは、話を進展させるスピード。
多くの男性の場合、出会ってすぐに相手を気に入っても、しばらくはおとなしく様子を見ながら信頼関係の構築に徹するものです。
でも結婚詐欺師からすれば、そんな時間は無駄中の無駄。であるばかりか、疑われるリスクともなりえます。
早いところ相手を自分の操り人形に仕立て上げたいわけですから、しょっぱなから甘い言葉でガンガン攻めていきます。
「ガンガン攻める=相手に考える隙を与えない」の方式にもとづいて、抜かりなく話を進めていくのです。
ただ、ガンガン攻めてくる男性がすべて詐欺師かというと、そうとも言い切れません。
世の中には、単に押しの強い男性というのも存在するからです。
そうなると今度はこの2パターンの見極めが大事になってきますが、意外とこれは簡単。
単に押しの強い男性というのは、良くも悪くも相手の気持ちをあまり汲み取らないので、多少気まぐれで自由奔放な行動を見せてきます。
例えば、好きだ好きだと言っていた割には連絡がまばら、会う約束が直前になりがち、突然甘えてくる、などなど。
でもこれだと、「相手に考える隙を与えない」の法則から外れてしまいますよね?
一方で結婚詐欺師は、小まめな連絡と完璧な計画性をもって攻めてきます。
この違いを把握していると、自由奔放で素直な愛情表現をする男性にイラだっていたあなたも、なんだか相手が可愛らしく見えてくるかも……⁉
だって、そこには何の打算もないのですから!
自分が結婚詐欺に遭うことなんて、あるはずがない。
そう思い込んで油断するのはとても危険。
遭ってしまったときのリスクを考えると、「まず疑ってかかる」くらいがちょうどいいと私は考えます。
特に婚活市場にいる女性は、お互いに結婚が目的という前提があるため、早い進展にも疑いを持ちにくい傾向があります。
気持ちが先走りそうになっても盲目にならずに、いったん俯瞰的に状況を眺めてみることをおススメします。
物事を色々な角度から見ることは、恋だけでなく、仕事や人間関係など、人生の様々な局面においてメリットが多いはず。
あなたが今後、数々の恋愛をしていく際の予備知識としても、ぜひ頭の片隅に留めておいてくださいね。
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