何か嫌なことがあった時、頭も心も空っぽになれる漫画の世界によく逃げ込む私。困難に立ち向かう登場人物たちからパワーをもらうと、「また頑張ろう」って思えるんです。
そこで今回は、「私の疲れた心を救ってくれた4つの言葉」をご紹介します!
広告代理店でデザイナーとして働く光一。学生時代は、自分は「天才」でなりたいものになれると信じていた。でも「本物」と出逢い、自分が「天才」ではないことを思い知る。それでも諦めずにもがき続ける光一を中心に、仕事への情熱が描かれる『左ききのエレン』。
光一をはじめ、登場人物はみんな「本気」で仕事をしている。才能がなくても、誰かを羨んでも、苦しくてしょうがなくても、自分で自分を諦めない。
「お前は本気で仕事をしているのか?」と問われているようでどきりとする。
私なんて頑張ったってどうせ無駄だし、と楽な方へ逃げたくなる時に、自分の理想と情熱を思い出させてくれる。
仕事のモチベーションが一気に高まります!
海外で暮らす両親が連れて帰ってきた「弟」は、小型犬の姿をした喋ることができる謎の生命体だった!? てつこと兄のもとに突然現れた「リリエンタール」というその犬は、人のこころに反応して不思議なことを起こす力を持っていて、日野家に騒動を起こしながらも「弟」になるべく奮闘するサイエンス・ファンタジー。
自分の命を狙う組織のメンバーを助けたリリエンタール。その理由を聞かれた時に放った言葉。
…ああ こうありたい!
何か行動を起こすとき、メリットやデメリットを考えてしまうけどそんな難しく考えなくていいんだ。
リリエンタールのように、相手が誰であれ根っこにある優しさだけをすくい取れる人でいたい。
もうほんと、リリエンタールが純真無垢で一生懸命で可愛んですよ!
少しずつ家族になっている「てつこ」たちにも癒される漫画です。
高校生の本田透は、唯一の家族である母親を亡くしたことをきっかけに『草摩家』に居候することに。学校の王子様的存在の草摩由希、 そして由希を敵視する草摩夾と一緒に暮らすことになった透は、彼らの秘密を知りながら草摩一族とかかわっていくラブ要素満載の学園ファンタジー。
名言が多い『フルーツバスケット』の中でも一番好きな言葉。
いじめられて不登校になっていた、草摩家一族で透たちの4学年下の杞紗は、透の優しさに触れ、久しぶりに登校することを決意する。
そんな杞紗に由希が心の中で送ったエール。
みんな、痛みや傷を抱えていて。自分の弱さを嘆いていて。
弱い自分が大嫌いなら、立ち向かっていかないといけない。
そんなこと分かっているけれど、安全な場所にいる人や、強い人たちに言われたって、説得力がないし苦しいだけ。
でも『フルーツバスケット』では同じ目線で語りかけてくれるのです。
「僕も頑張るから、君も負けないで」って優しく包み込んでくれる気がするのです。
『フルーツバスケット』の言葉をもう一つ。
由希を羨ましく思う夾に、透が言った言葉。
誰かを羨ましく思ったり、比べて落ち込んだりしてしまうけど、私は私でいいんだって、そう思わせてくれる言葉。
再アニメ化でも話題の『フルーツバスケット』は、本当に名言ばかり!
傷ついても前に進み続けるみんなが愛おしく、気持ちを優しくほぐしてくれる漫画なのです。
いかがだったでしょうか。
心が少し疲れてしまったら。そのときは、漫画のページを開いて心を癒してくださいね。