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男がゾッとする!粘着系女子の生態と5つの悪癖

一途に尽くしているように見えて、実は嫉妬深く、ねばりつくように傍を離れない女。魔の手にかかってしまった男性は、自由を奪われていく未来に恐怖を感じているのです…。この記事では、心理カウンセラーの吉見マサノヴ先生が粘着系女子の生態と治すべき悪癖を徹底解説しちゃいます!

一度くっついたら離れない!
粘着系女子の基本を学ぼう

「粘着」と聞いて思い浮かぶのは、接着剤やガムテープ。取れてしまった部品をくっつけたり、梱包するのに便利だけれど、いざ取り除こうとしたら剥がれなくて困った経験はありませんか? そうです。粘着質な女性も同じで、特別な存在だと認定した人にはもれなくべったりくっついて離れようとしません。では、ここで恐るべき「粘着系女子」の生態を勉強しましょう。

いわゆる一般的な
「粘着系女子」とは?

名前の通り、彼氏と24時間ずっと一緒にいたいと思っている好きな人への依存度が高い女性を指します。もちろん相手の行動は全て把握していたいし、過去にどのような経験をしてきたかも知っていたい。そのせいで、自分以外の誰かと遊ぶとなったら途端に嫉妬心に火がつきます。「今、どこにいるの?」「次はいつ会える?」「今から会いたいな♡」など、人によってはしつこく連絡してくるので、男性が恐怖を覚えることも多いもよう。

愛情深い彼女の束縛は、日を追うごとに強くなっていくのです。「離れていても気持ちは一緒だよ♡」なんて、お揃いのアイテムを彼に身につけさせ、独占アピールするとかしないとか。あれ…? ペアリングをはめているそこのあなた。実は隠れ粘着系女子かも!?

心理カウンセラーから見た
「粘着系女子」とは?

ある時は精神科・心療内科の看護師。また、ある時は専門学校教員の心理カウンセラー吉見マサノヴ先生は、恋愛作家としての顔も持ち、男女の心理分析を得意としています。
日々、人間の心理と向き合う吉見先生だからこそ、「粘着系女子」のリアルな正体を語ってくれました!

Q.粘着系女子のリアルな正体を一言で表すと?
A.「愛らしい表情でがっつり爪を食い込ませるコアラ女子」
一見可愛いものの、一緒にいればいるほど独特の生態に気づく。愛らしい表情を浮かべながらも、しっかりと爪を食い込ませて離れようとしない生き物です。


Q.男性に怖がられないために治すべき悪癖はある?
A.はい。実は個性的で癖が強いその特徴を解説していきましょう。

悪癖その1「夜行性」
コアラは日中は大人しく、夜になると行動力が高まる夜行性です。

コアラ女子も同様、一緒にいるときは大人しいのですが、夜一人になると不安が膨張し、“やたら悲観的な長電話をする”、“妙にポエムなLINEを送る”、“不吉な背景色に小さい文字だけの意味深なストーリーズを投稿する”など、精神的な行動力が高まります。

コアラ女子は辺りが暗くなるほど活発になっていくので、夜が更け、休息モードに入る彼氏とテンションが合いません。このテンションの不一致について「冷たくなった」「嫌われたかも」などと誤った理由づけを始めます。

このように生活リズムの不一致を価値観の不一致にすり替えて、うじうじと悲観、落胆する姿勢が「粘着」と思われる要因の1つになっているのです。

悪癖その2「こだわりが強い」
コアラは主食のユーカリ以外はほとんど食べないほど、こだわりが強い生き物です。

コアラ女子も同様、こだわりの強さ、すなわちマイルールが多く見られます。こだわり、マイルールの正体は、“こうあるべき”、“こうしなければならない”といった「すべき思考」という、自分なりの判断基準と価値基準のことをいいます。

この「すべき思考」が強いコアラ女子は、「帰ったら“絶対”電話して」「“普通”彼女を優先するでしょ」「そうした方がいいって“みんな”言ってる」などと、「絶対、普通、みんな」というパワーワードを駆使してきます。彼氏にも「すべき思考」いわゆるマイルールを強要してくるのです。

コアラ女子自身、このマイルールを頑なに守ろうとします。さらに彼氏にも強要し妥協を許さないため、柔軟性がない、つまり「粘着」と思われる要因の1つになってしまいます。

悪癖その3「毒を好む」
コアラの主食のユーカリの葉には青酸という毒が含まれています。よって、コアラ以外の生物はユーカリを食べません。コアラはあえて毒入りの植物を摂取することで、誰にも邪魔されず食物を確保することができるのです。

コアラ女子も同様、恋愛において“誰にも邪魔されたくない”という思いが強い傾向にあります。つまり、独占欲が非常に強いのです。

コアラの食事がゆっくりなのは、毒の消化に時間がかかるからともいわれています。コアラ女子も、「あなたは優柔不断」「あなたは八方美人」などと、彼の欠点(毒)を並べ立て、「こうした方が素敵だと思う」「私がこうしてあげる」などと、欠点(毒)の消化を時間をかけて試みます。

この強い独占欲からくる身勝手な毒認定、一方的な解毒作業。彼氏はこの永遠とも思える押しつけがましさに自由を奪われたと感じてしまうため、「粘着」と思われる要因の1つになるのです。

悪癖その4「単独行動を好む」
コアラは群れを作らず単独で生活をします。さらに、他のコアラの侵入に対しては全力で追い出すという、縄張り意識の強さもあります。

コアラ女子も単独での行動を好む傾向が見られます。単独で行動することは、周囲の情報を加味する機会が少ないということ、つまり、自分勝手な思考パターンになってしまいがちなので、思い込みや決めつけが多くなります。

それは、周囲のアドバイスさえ「自我(縄張り)への侵入」と認識するため、「こうした方がいいよ」と言うと「そんなことわかってるわよ!」といった具合に逆ギレ。常に彼氏に対して「命令、指摘、確認」といった一方的なコミュニケーションを繰り返すことにつながります。

相手からの情報を受信せず、自己の考えを発信ばかりするから、「粘着」と思われる要因の1つになるんですね。

悪癖その5「ストレスにすこぶる弱い」
コアラは大きな音で死んでしまうくらいストレスに弱い生き物です。ストレスで免疫機能が低下し、感染症にかかることもあります。

コアラ女子もストレスに弱い傾向があり、それらを克服するために、先述したように確認行為やマイルールの強要など、一方的なコミュニケーションによって解決を試みます。

しかし、コアラ女子は自分の粘着具合を多少は自覚していることも多いため、「見捨てられるのではないか」という不安を同時に抱えていることも。その不安を解消するために「私たち付き合っているんだよね」「私のこと、好きだよね」などと、時に涙を浮かべた愛らしい表情をして、しっかり爪を食い込ませて念を押す「しがみつき行動」を行います。

このようにストレスを軽減させるために常に安心を求めようとする。その安心の求め方がエゴイスティックなしがみつき行動のため、「粘着」と思われる要因の1つになっているのです。

やばい…私だって、
好きで粘着系女子になったわけじゃない!

粘着系女子の全貌を理解できたのはいいけれど、自分もしっかりコアラの仲間だ…と青ざめたあなた、大丈夫です! 吉見マサノヴ先生が、粘着系女子から抜け出すための解決法も教えてくれました!

生活リズムの一致、マイルールの強要、強い独占欲、一方的な情報発信、ストレスの弱さ、この要素をいかに克服するかが粘着系女子を脱却するためのポイントになります。

なつく→じゃれあう→まとわりつく→からまりつく→ねばりつく→しがみつく、という過程を経てコアラ女子は完成します。今回、一方的に粘着系女子を分析したものの、彼女の「可愛さ」が上回って彼氏も「粘着」を許してきた過去があることも確かです。

「人懐っこい」から「粘着」に変化したのはいつからでしょうか。そう、コアラ女子は実は「粘着」ではなく、「寄り添い方に癖がある」だけなのです。人より不安だから、ストレスを受けやすいから、外敵から身を守ろうと彼氏という名のユーカリの木を住処として選んだのです。

安心さえ与えることができれば、必死に木の幹に食い込ませていた自らの爪の傷つき具合に気づくことのできる、愛らしい女性なのだと吉見先生は言います。

傷ついた爪はきれいにしたくなるもの。たまには彼氏を離れて、自分磨きにネイルサロンに出かけてもいいかもしれません。その時は迷わず、林檎のように真っ赤なネイルを塗りましょうね♡


【協力してくれたカウンセラー】
吉見マサノヴ先生
心理カウンセラー、看護師、教員としての心理学的スキルを生かしつつ、恋愛作家としての独特の切り口や発想力のあるカウンセリングに定評がある。専門分野は、恋愛・人間関係。
charmmy編集部
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