「探偵」と聞いて思い浮かぶのは、トレンチコートを着て、煙草をふかす某私立探偵。物思いに耽るその姿はまさにハードボイルドの真骨頂です。そんな彼・彼女らは、証拠集めのプロ! 報酬のためなら、どんな危ない現場にも出没します。では、ここで恐るべき「探偵女子」の生態を勉強しましょう。
その名前のとおり調査力に優れ、定期的に女の影を探す女性のことを指します。たとえ彼氏とうまくいっていても全てを信じているわけではない。
不安を取り除きたいからこそ、彼のスマホやSNSをチェックし、何をしていたか把握する作業は欠かせない日課。女の勘をたよりに内偵調査の日もあれば、突然のガサ入れ調査に踏み切ることも。その時の彼氏の慌てっぷりといったら…完全にクロ確定⁉
元漆職人という異色の経歴をもつ大人の色気カウンセラー、元山結喜先生。
クライアントの唯一無二の魅力を発掘する心の専門家だからこそ、「探偵女子」のリアルな正体を語ってくれました!
その心は、機能は素晴らしくても、誰かが操作してくれないとただの金属の塊だから。誰かがいて、恐るべき性能を発揮します。
探偵女子は誰かに依存し、詮索行動する女性です。「誰か」を意識することで安心し、行動する力を手に入れます。「誰か」がいなくなってしまったら、探偵女子の存在意義は奪われてしまう!! 安心するために、不安要素を徹底的に調査し始めるのです。
Q.男性に逃げられないために治すべき悪癖はある?A.はい。そのユニークな特徴を解説していきましょう。
ナノスケールの世界を観察することができる超精密電子顕微鏡。
普段見えない世界には、興味と不安が詰まっています。
彼の家で髪の毛が落ちていないか確認したり、服についた匂いをチェックする探偵女子。不倫、浮気、いやらしいお店通いなど、自分が不安に思ったことを裏付ける証拠を納得するまで集めます! どんな細かいことも見落としません。
けれど…実は、自分に都合のいい証拠集めだったり、知りたくなかった現実はスルーしているのかも(⁉)だって、普段は気づかないような小さなことですもの。見たくないものは見えなくて当然ですよね! 覗き込んだ顕微鏡の世界はあなただけのものなんですから。
さっきまで見えなかった世界が目の前に現れる超精密電子顕微鏡。その誕生は今までの常識を飛び越えたもの。 見えなかったものが見えるようになると、研究の幅が広がります。
点と点を結びつけ、真実を暴く。探偵女子は、その名のとおり「探偵」ですので、推理することが得意です。必要になるのは、今までにない着眼点と発想力、極めつけは想像力!
連絡が取れなかったあの日から、やたらと彼のスマホにLINEがくる。スマホを見るたび、なんか嬉しそうにしてるんだけど…相手は誰だろう。まさか女の影⁉
なーんて、考えたことありませんか? 現実と空想のまじったユーモア溢れるマイワールドは探偵女子のお手の物! でもね、事実確認は大切ですよ。
倍率の変更がとてもスムーズな超精密電子顕微鏡。電源のオンオフもボタン一つで簡単に操作ができます。
燃え上がるスピードも早ければ、冷めるのも瞬間の探偵女子。一点集中、盲目になりがちなのですが、ある日突然、現実を認識してしまうんです。私、彼に隠れて何してるんだろうって。
粘ってもダメな時は、さくっと諦めて次にいきましょう。きっと、あなたの欲しい証拠は揃わないのだから。切り替えも重要ポイントです!
目に見えない世界を映してくれる超精密電子顕微鏡。全体のどこを見ているのか、つい分からなくなってしまいます。
それは研究に没頭するあまり、本来の意図を忘れてしまう危険性も。研究成果を上げたくて、自分の不安を立証することに命を懸けてしまうのです。
探偵女子の全貌を理解できたのはいいけれど、自分も探偵だった…と途方にくれるあなた、大丈夫です! 元山結喜先生が、探偵女子から抜け出すための解決法も教えてくれました!
一つの証拠、一つの欲しい答えに固執する探偵女子。一歩引いてみたら、探す必要がないところで必死になっていませんか?
探偵女子にありがちなのは「課題の分離」ができていないこと。
最終的に結論を出すのは誰か。
最終的な責任を負うのは誰か。
自分と他人の課題を分けて、他人の課題には踏み込まない、自分の課題には踏み込ませないようにすることが大切です。
自分のことは自分で決める!
そうすると、お互いに尊敬の関係性ができあがっていくでしょう。
でもね、こっそりここを見ている男性諸君。女性は直感の生き物です!
ピンときたら、ほんの少しだけ彼女が探偵女子になるのは許してあげてね♪
元山結喜先生心理カウンセラー。2019年より大人の色気トレーナーとして活動を開始。専門分野は恋愛・人間関係。LINE上でのカウンセリングで全国から悩み相談が寄せられている。