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【恋する女の一問一答】あなたにとって推しとは?

作成 : 2022.01.17 19:00
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恋のような感覚だけど、付き合いたいわけじゃない。どっぷりハマっているけれど、恋愛感情ともちょっと違う。その存在が心の支えとなって毎日を彩ってくれる、尊いもの……。推しについて語ってもらったら、十人十色の推しゃべり炸裂! 今回はジャンルの違う推しを持つ10人の女性に「あなたにとって推しとは?」を聞いてみました。

あなたにとって推しとは?

A.心の点滴
社畜としてコキ使われる毎日を支える栄養剤ですね。心身ともにヘトヘトでも、Youtubeで推しの格闘家が自分よりデカい相手を打ちのめす様を見ると、スカッとするし、めちゃくちゃエネルギーが湧いてくる!
(IT系/25歳女性)

A.ムズキュン
私の推しは某インスタグラマー。見た目がタイプなこと以上に、手が届きそうで届かない、絶妙な距離感に萌えるんです。私なんかが一生相手にされないことはわかっているんですよ。けど私はドMなんで、そのもどかしさがたまらない♡ 彼より夢中になれる人が現れるまでは、ひっそりと見守り続けていくつもりです。でも、彼の熱愛が発覚したら冷めるかもw 
(学生/20歳女性)

A.初恋の相手
私の初推し=初恋の相手は、某探偵アニメの人気キャラ。元は作品のファンだったのですが、ミステリアスな彼の振る舞いに翻弄されたり、その背景にある出来事や生き様を見ているうちに、いつの間にか恋に似た感情を抱くようになったんです。彼を億の男にしたくて、映画には8回行ったし、彼を主役にしたスピンオフの作品が発表されたときはマジで嬉しすぎて発狂するかと思いました(笑)。原作を連載している週刊マンガ誌も、彼が登場する回のときだけは全部買ってコレクションしてます。心のスローガンは、いつ会えるかわからない初恋の君を探すより、好きな時に会える推し♡ 喪女まっしぐらですが、毎日幸せです♡
(フリーター/21歳女性)

A.理想の弟
某アイドルグループを箱で推してます。仕事と家の往復で疲れても、家での肩身が狭くても、彼らの曲を流すとめちゃくちゃ元気が出てくるんです。もう毎回ひとりライブでお祭り状態。気持ちの方向としては恋愛対象ではなく、可愛い弟という感じ。彼らと出会えたおかげで生活にハリが出て、独り身でも淋しくなくなりました(笑)。
(金融業/40歳女性)

A.生きがいであり、勤労意欲をかきたてるもの
10年以上、某男性アイドルグループの追っかけをやっています。CDとかグッズの爆買いとかツアーの全制覇とか、推し事にめちゃくちゃお金がかかるので、ライブの日以外は本業と複数のバイトを掛け持ち。体力的にはキツイですが、推しに課金するためなら、過労死寸前まで働ける自信があります(キリッ!)。推しがいなかったら、たぶんニートですね。自分のためだけに稼いでも面白くないので。
(医療事務&接客業/34歳女性)

A.私を導いてくれるもの
推しを推しているときだけが、本当の自分。というか、誰かを推さなきゃ生きている実感が持てないんですよね。服や物を買うときにほぼ毎回推しカラーを意識してしまったり、ごはんを食べるときも「推しなら何を選ぶかな?」とか、推しの好みを考えてしまったり。ほかに趣味がないわけでもないのですが、ハマると全部推しに染まってしまう。合わせることで推しを身近に感じられるというか、心が落ち着くというか、迷いが晴れるというか……。この感情って、なんなんでしょうね?(笑)。恋? それとも宗教? そんな感じです。
(工場勤務/25歳女性)

A.自分だけが愛でたい宝物
私にとって推しは命より大事で神聖なもの。江戸時代の隠れキリシタンがこっそり聖像を拝んでいたように、基本的には人に知られないように生きています。打ち明けるのは、私と同じくらい推しを心の底からリスペクトしている人のみ。嫌なんですよ。「それのどこがいいの?」とか「へー。そういうのが好きなんだ」みたいに、推しへの愛や好きという気持ちに水をさされるのが。わかる人とだけわかり合えればそれでいい。その代わり、同士と盛り上がるときは、思いっきりはっちゃけます♡
(飲食業/30歳女性)

A.世間の流行り
好きなものはいろいろあるけど、広く浅くという感じ。だから推しと言えるほど没頭するところまではいかない。全身全霊をかけて何かを推せるのは素晴らしいことだし、楽しそうとは思うけど、特にうらやましくはないかな。そもそもの「推し」の境目や定義がよくわからないから、自分事とは思えないのかも。
(建設業/28歳女性)

A.愛でて潤う美容液
基本的に推しは顔で選ぶタイプ。最初は目の保養が目的だっけど、最近では考えるだけでキュンとしてジュンとして、肌も潤うようになってきた(笑)。自粛期間でなかなか恋の相手を探せなくても、女性ホルモンを活性できる気もしてる。キュンキュンできる推しさえいれば、ずっと若々しくいられそう♡ ちなみに割とミーハーな性格なので、推しへの愛は軽め。その代わり、アイドル、スポーツ選手、アニメやゲームのキャラなど、オールジャンルでハマれます(笑)。
(百貨店勤務/34歳女性)

A.愛を注ぐ存在
私がアイドルの推し活に目覚めたのは2年ほど前。ハマったのが自分よりひと周り若い世代のグループだから、甥っ子とか親戚の子供を愛でる感覚に近いかも(笑)。カッコいい!とかキュンとするって感情はもちろんあるんですけど、それ以上に成長を見守りたいって感じ。それなりにお金はかかるけど、そのへんは以前、小さい頃の甥っ子にあれこれ貢いでたのとあまり変わってない。そもそも、成長した甥っ子が私から離れていって、できた心の隙間に推しがハマったんですよね。子供は離れていくけど、推しは私が推し続ける限り、解散しても推しだから、これからも惜しまずに愛を注ぎます!
(管理職/38歳女性)


ジャンルは違えど、推しに注ぐ愛はとても深くとても純粋。好きでは言い表せない想いが「推し」には詰まっていました。

出会えた奇跡に感謝し、今日も推し事しながら楽しく生きている。みなさんの話を伺いながら、そんな印象を持ちました。

あなたにとって「推し」とは?

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水嶋レモン
人間観察ライター
栃木県宇都宮市出身。タウン紙の記者や、某販促メディアの広告提案営業、雑誌の編集者として働いたのち、フリーランスのエディター兼ライターに。近年はインタビュー記事の執筆をメインに活動中。好きな人間観察スポットは、電車の中、チェーン系の喫茶店、新宿ゴールデン街など。