この憎き「低学年の宿題」問題。もうすでに毎日ヘトヘトです…。こんな簡単な課題なのに…今わ〜わ〜言うてる数分の間に終わるのに! なぜ! 拒否する!?と脳内で狼狽しながら息子に付き合うエブリデイです。
「他人に何かをさせる・してもらう」という行為は本当に難易度が高いですよね。
うまいこと促して、お膳立てしてあげられればいいんですが、これがなかなか難しい…!!
周囲のママ達も疲労困憊というか、半ば諦めかけているというか。あまりうるさく言いすぎるとお互いのためにならないので、毎日様子を見ながら一進一退しているという印象です。
私自身、子どもの頃は真面目なガリ勉タイプだったので、宿題を忘れることはほぼなかったですし、
「宿題=家庭学習の習慣はまあ大事だよな」というのを自身の経験から感じているんですね。だから、【何度先生が叱っても宿題をしてこない同級生男子達】をかなり不思議に思っていたんですよ。
「なんで大人との約束を平気で破れるんだろう? 私だったら怒られるの嫌だし、自分自身もデキるいい子でいた方がラクチンだわ」と思っていたので「男子って、メンタル強い猛者だな〜奇特な子達…」みたいな感覚で眺めていたことを、息子とのやりとりで思い出しました。
でももしかしたら、
本人の発達段階的にはすごく抵抗のあることが宿題に含まれていたのかもしれないと思うように。「読解が苦手」「口に出すのが苦手」「見たものを書くのが苦手」「漢字が苦手」「集中を維持できない」などなど、その程度やレベルは人それぞれですもんねえ。そんな目線で息子を見守りながら、
できることからこなしていこう!というスタンスで宿題に取り組んでいます。
あっ。それと昔の男の子は「きちんとお利口でいるべき」という圧が女の子より少なかったのかもしれないですね。私の子ども時代、宿題をしてこない男子が圧倒的に多かったんですよね。夫(アラフォー)も全くしてなかったって言ってますし…!
夫は「学校後に友達と家まで帰って、玄関にランドセル投げ出して、そのまま空き地で皆で野球して、もう暗くてボールが見えないって段階でお開きになってた」って…
それリアルにカツオと中島君やん…「お〜い磯野! 野球しようぜ!」の世界観やないかい!と興奮しちゃいました…(令和の子にはわからない世界)。
我が家も一応、宿題をルーチンにするように努力してるつもりです。「うがい・手洗い・宿題!」みたいな感じで、「宿題は絶対やるもの」だと思い込んでもらいたいというか、気づいたら毎日やってたなというような「負荷の少ない習慣」にしたくて。なので、出来るだけハードルを下げて、簡単なことから取り組ませて、時々量を減らしたり大目に見たりしながら、
「宿題を終わらせた」日数を重ねていくように意識しています。
ただ、約束してたのにしようとしないとか、何か子どもが目に余る行動をとった時、「宿題、しようね!?」と語気強めの声かけをするんですが、状況が険悪にならないために意識していることがあります。それは
「腰に手を当てるというパフォーマンスをする」ということ(プンプン!みたいな感じで。笑)。
オトナの女が本気でイラついて命令するとそれはそれは恐ろしい形相になっちゃうからね…ドスの効いた本気の声かけをして泣かせてしまってお勉強どころじゃないっていうの、幼児の頃から何度も経験してるから…汗。
これは、自分のマグマのような気持ちを抑えつける儀式のようなものでもありまして。あくまでもパフォーマンスのテイをとるんですね。そうすると、喧嘩になりにくいです。こういうわかりやすいポーズを取ることで、己の圧が減ったように感じてます。って、なんかしょうもない情報、すみません!! 引き続き、頑張っていきましょう…!!
yopipi<よぴ>(イラストレーター・インスタグラマー)