charmmy TOP恋愛/結婚彼「連投、怖っ!」彼女のメンヘラ全開LINEにドン引き通り越してガクブル案件

彼「連投、怖っ!」彼女のメンヘラ全開LINEにドン引き通り越してガクブル案件

作成 : 2024.10.15 08:30
1
好きな気持ちが溢れるって素敵なこと。でも、溢れすぎて恋愛が中心になってしまったら、もうそれは迷惑でしかありません。好きな彼女が恋愛中心の、いわゆる依存系の子だったというTさん。感情の起伏が激しく、LINEの連投に浮気の勘繰り、しまいには他人の恋愛と比べては相手を責める……メンヘラ全開だったそう。勝手に怒って勝手に凹んで、面倒くささを爆発させた彼女にうんざりしてしまったTさんが出した答えとは?
彼女は2コ下で、出会いはマッチングアプリ。10カ月くらいつき合いました。つき合った当初から「私のこと好き?」「大好きって言ってほしい♡」とよく言ってくる子でした。当時は「甘えん坊でかわいいな」くらいに思ってたんです。でも、交際期間が長くなるのと比例して依存が重くなっていったというか、だんだんと束縛されるようになってきて……。


今回みたいな「仕事だから会えない」という場面でも、最初はちょっと拗ねる程度だったんです。もちろん、がっかりさせて申し訳ないという気持ちもありましたよ。でも、2人の将来のことを考えるなら仕事だっておろそかにできないじゃないですか。そのこともちゃんと伝えて納得してもらったはずなんですよ。なのに「私を大切にしてくれない!」ってキレる頻度が増えていって、挙句の果てには浮気を疑われる始末。こっちは彼女に会うことを励みに仕事を頑張っていたのに……。


彼女が「不安だ!」って言うから基本的には週6、どんなに忙しい時期でも週4は彼女と会っていました。正直、体力的にかなりしんどかったです。でも、「淋しい思いをさせている」という引け目があったので……。デート代も僕が全額出してたし、彼女が好む“映えるデート”の演出も結構頑張ったつもりなんです。彼女が「見たい」と言えば、LINEやSNSのやりとりだって見せていました。それでも信じてもらえない。それどころか「金で解決すればいいと思ってる」とか「嘘つき」とか、人格を否定するようなワードでディスられる一方。おまけに彼女が「別れる!」と騒ぐたびに僕が平身低頭で謝って、許してもらう条件として「○○するな」みたいな縛りが増えていくんです。もうね、心が折れました。


彼女は自分のことを「思い込みが激しいタイプ」と言ってたけど、想像以上でした。普通に過ごせば楽しいし、彼女のすべてを受け止めてあげたいと思っていたけど、僕には無理です。
(T・31歳/SE)

依存タイプには合わせすぎないこと

今回の話を語ってくれたTさんは、誠実に彼女さんと向き合っていました。それなのに、なぜ彼女さんは常に不安を感じていたのか? これはあくまで仮説ですが、彼女さんは恋愛を生活の中心に置く「恋愛依存タイプ」だったのでしょう。例を挙げるなら、恋人ができた途端、仕事や友達づき合いが極端に適当になる感じですね。


加えて、恋愛依存タイプは相手に求める理想が高いです。なんてったって人生のすべてをかけているわけですから。仕事よりも家族や友達づき合いよりも趣味よりも恋愛一直線。だからパートナーのことばかりを考えて過ぎて不安になって、感情を爆発させてしまう。Tさんの彼女さんのように、勢いのままにネガティブな思い込みを押し付けまくる行為は、どんなに愛情があったとしても「メンヘラ」「ヤバイ奴」としか認識されません。覚えのない疑惑でいちいち怒られていたら、そりゃ恋心だって一気に冷めますよね。


もし恋人ががっつり依存してくるタイプだった場合は、相手に合わせ過ぎないことをおすすめします。だって、すべての要望を受け入れていたらキリがないですからね。「恋人であるあなたのことが大事」というスタンスを言葉と行動でしっかり示しつつ、自分の仕事や生活に支障のないつき合い方を模索していくことが一番現実的ではないかと思います。Tさんのように合わせすぎて疲れちゃったら、恋も続きません。人生のパートナーとして対等で心地よい関係を築いていくためにも、頑張り過ぎは禁物です。

関連記事:水嶋レモンさんのその他の記事を読む

水嶋レモン
人間観察ライター
栃木県宇都宮市出身。タウン紙の記者や、某販促メディアの広告提案営業、雑誌の編集者として働いたのち、フリーランスのエディター兼ライターに。近年はインタビュー記事の執筆をメインに活動中。好きな人間観察スポットは、電車の中、チェーン系の喫茶店、新宿ゴールデン街など。